数ある異世界×薬局作品の中でも割と本格的な本作ですが、主人公の能力がチートすぎるところがメインじゃなくて、医療というところに主軸があるのが巧みというか新鮮でした
終盤でペストをテーマにしたのも時勢的にも良かったですし、異世界の後進性もしっかりと描写されていたのも好感
百合好きなんですけど、全く合いませんでしたね……
シリアスなのかコメディなのか覚束ないところが本当にダメでした、でもこれだけ話題になってるのは評価せざるを得ない
シャドーハウスへの反乱の序章となるような第2期
シャドーハウスの中でどう生き残っていくかという1期に比べると、シャドーハウスをどう変えていくのかとケイトとエミリコたちが自ら道を切り開いていくような展開がハラハラワクワクだった
11話の劇的な展開と12話のエミリコの成長を感じる場面には思わず泣かされてしまった
班長として認められたケイト・エミリコペア
ここまで見事に立ち回ってきたケイトはバーバラにも認められるに相応しい能力を感じる
一方のエミリコはあんな性格だから、本人も班長であることに驚いていたけれど、やっぱりその気遣いと強い心で班長としての仕事をこなしていく姿になんだか胸が熱くなってしまった
髪の毛すごい
一番奴隷ってわざわざ名乗ったりだとか、若奥様と言われて満更でもなさげなロクサーヌがかわいすぎる
道夫に続いて内密にって言うとこもセリーに対する道夫のパートナーとしての優位性を示したがってるみたいで本当に愛らしい
八重花ちゃんがかわいすぎた♡♡
序盤はしっとり系の雰囲気を纏っていて泣かされちゃうくらいすごく良い滑り出しだったけど、中盤にかけてコメディより、終盤でシリアスと展開や12話の作品としてブレた印象
良いとこに目を向ければ、良い作品なことに間違いはないだけにもったいなかった
水斗くんと結女ちゃん、それとサブキャラたちを含めた小気味良い掛け合いがとても愉快な作品でした
水斗くんと結女ちゃんのいがみ合ってるようで深いところで繋がってる関係も素敵でした
あと京都が舞台ってのがちょっと珍しく感じたり、この手の作品だと関東舞台なことが多いし
やっぱり二人は運命なんだよ
2年前の夏に水斗くんが電話してきてくれたのは今日みたいにお祭りの中、一人寂しかったからって結女ちゃんが気付くところとても好き
思ってた以上におもしろかった
何よりもちょっとえっちなおねショタだし、こういう世界観によくある一周回っておもしろい要素も正統派的におもしろい要素もあって楽しかった
一番おもしろかったのは正義の切断《ジャッジメント・ソード》です
キスいっぱい好き♡♡♡
クリス先輩相変わらずカッコいい……
ていうか修行でのボコられ方がマジすぎる、首折れんだろあれ
香子ちゃん、真っ直ぐで猪突猛進すぎてその姿は美しすぎる程なんだけれど、どこまでも相手がいないんだよな……
香子にとっては柳澤が全て、受け入れてもらえないなら全てが無に帰す
だけど、そんな全てを否定された私を万里だけは忘れないでいて…と、また同じように記憶喪失以降の自分は否定されていると感じる万里と重ね合わせるのは特別なシンパシーを感じてしまう
そして最後、驚きの展開
ご当地回がやっぱり邪神ちゃんが自由に暴れられなくてちょっとおもしろさに欠けるのが少し残念だったけど、平常回はバイオレンスしまくりでとても楽しかったです、相変わらずキレキレ
マックのCMパロディや、情緒不安定&ゆりねスキスキ♡なピノみたいな印象的なシーンもいっぱいあっていっぱい笑いました
公式の型破りなプロモーション企画も相変わらずすごいなぁ...と感嘆するばかりでした
4期も見たい、ピノのおっぱいもっと見たい
私の推しの伊吹澪ちゃんが足技使いなの可憐で尖ったキャラに合っててとても良いし、何よりも惜しげもなくパンチラしてくれるのが良い
龍園に首絞められた綾小路くんの苦しそうになりながら喋る声でゾクゾク来た
綾小路くんが本当に珍しく調子を狂わされたこととそこまでさせる龍園の実力、すげぇ………
ここはアニメがあの素晴らしすぎる原作を超えた数少ない要素の一つ
そして、龍園に対して綾小路くんが、それで何なの?ってリアクションするとこも原作より凄みがあるわね
ああいう間の挟み方の効果は映像にしかできない
清隆を健気に待ってる恵も本当に愛おしいし、そこに満を持して表れる清隆が本当に白馬の王子様すぎて惚れる...
正直言うと舞台を原作通りの屋上にして欲しかったけど、作画カロリー的に雨が厳しかったのかな
それでも戦闘描写は文句なしのクオリティで、そこに垣間見えるキャラクターたちの表情も原作を完全に再現といった感じで、さらに所々に映像表現でしかできない凄みが加えられることで原作以上の臨場感も感じさせてくれました、素晴らしい1話
いくら大きくなってもユイたちの力になれないことが悔しくてやるせないコメコメ………、その無力感や自分への悔しさになんだか涙が出てきてしまう
だけど、ユイたちはコメコメを肯定してくれる
コメコメがいるから未来のために頑張れる
自分も誰かの役に立ってたんだってことが嬉しいコメコメの気持ちが分かって分かって仕方がなかった
ナルシストルーの「そういう生き方しかできなかった」って一言に、道を踏み外してしまってここまで追い詰められた彼の暗い過去の影を感じて哀しくなってしまった
きっと彼だってなりたくて今の姿になったわけじゃないって気がしてならない