敵側に無能な人間ばかりを配置することにより、大した才能が有るわけでもなく殆ど運だけで成功している主人公を、相対的に有能そうに見せるというよくありがちなパターンのお話。
この手の政治・戦争モノは有能な指導者同士が才能を競うことによって話が面白くなるのだが、そういった要素は殆ど無かったのが残念。
序盤はテンションの高さと勢いの良さで凄く面白く感じたが
中盤以降勢いが失速し内容も同じパターンの繰り返しに見えてきたのが少し残念だった
制作陣の主に作画に対する拘りは執念と言ってもいいレベルのものを感じたが、
キャラデザの特に目の描き方に感じた気持ち悪さが最後まで消えなかった。
作画や演出はとても週一のTVアニメとは思えない文句のつけようがない素晴らしさ。
前の劇場版と違って主人公も活躍したので見終わって満足感が有った。