駿河さんもまりねさんをライバル視してたというのが似たもの同士なんだなあ。作品を面白くするためならキャラクターを殺すこともいとわないという話。タッチで和也を死なせる展開にするにあたって作家、編集者、編集長の間の騒動を思い出した。
さて、メテオラとアルタイル、二人の軍師による闘いは相手の作戦に敢えて乗っかるアルタイル側に流れが来そう。切り札はアルタイルの想定外にいる颯太。
1年間の街興しが終わった後のことを吉乃がちゃんと考えていて安心した。国王活動にのめり込んだり、現実逃避してないことがわかった。
ボートの上で会長が吉乃に自分の気持ちを素直に話すシーンはかなり感動的だった。二人の信頼関係がうかがえる良いシーンだった。
本作が見てて盛り上がらないのは主人公に目標が無いから達成感がないこと、そしてどんな障害も最強の魔法であっさり乗り越えてしまうこと。今回はスライムに仲間を襲わせるという目標のために攻撃魔法を封印したことで前述の欠点を克服、過去最高に面白い回だった。