成長物語×勧善懲悪の王道ストーリーは見ていて気持ちが良かった。そこに近未来的な要素とオカルトじみた内容が加わってくるため見応えがあった。全体を通じてだれる部分がないとは言えないがストーリーは良かった思う。ただしストーリーの骨格を支える作画が不安定だった。私はこの作品のキャラデザが好みで見始めたということもあり、中盤の溶けたキャラクターは正直見るに堪えなかった。
善逸の夢なんかは煩悩丸出しで笑えたし、炭治郎の夢や最終盤の煉獄さんとの別れのシーンなど泣けるシーンも沢山あって本当に感情が揺れ動かされまくりでした。
流石ufotableとしか言いようのない作画・演出に加えて今作は個人的には劇伴がめちゃくちゃ良かったと思います。まさに感情増幅装置でした。
P.S.
平日の朝に見に行ったにもかかわらず結構な数のキッズが居てびっくりしました。