OPにずっと出てきてたカッターが床に落ちるシーン、なるほどそういうことか(今回のOPではちゃんと血に染まったバージョンに差し変わってるのが細かい)。
破壊された街も人々の記憶も修復されなくなって、もう日常は完全終了、いよいよ物語もクライマックスという感じ。
不遇だったアンチ君がとうとうサブヒーローとしてグリッドナイトに。ライバル(?)キャラがヒーローのピンチに共闘関係になるというのはありがちだけどこういうヒーロー物ではやはり胸熱展開ですね。
一方今回の怪獣は不格好で投げやりに作られた外側の中に、錯乱しているように凶暴に暴れまわるより危険なものが潜んでいる、というのがアカネの現在の心理をまさに表してる感じ。
1話冒頭の流れを六花の代わりにアカネが入れ替わって繰り返す、という上手な流れに始まり、本当は彼女は三人とこういう関係を築きたかったのがひしひしと伝わってくる切ない回。
それぞれの相手との理想の関係を夢の中で再構築しても、それでも三人全員に拒絶されてしまう結果がまた切ない。
学園祭準備であわただしい学校内の何気ない日常風景が、美麗な作画で描かれてるのがすごく印象的。楽しい高校生活を送った経験のある人には眩しく見えるのでは。
それだけに、そんな高校生活を(表面的には)現在進行形で送れているはずなのに、結局「この世界の神様」として自分が作ったものに囲まれて、孤独でしかいられないアカネのキャラがよく浮彫りになっている。「そう設定したんだから」という台詞が切ない。
社命でゆるふわキャラを作ることになった3人がそれぞれ昔の友人?のゆるふわキャラたちから話を聞く回。
予想通り登場するキャラはゆるくもふわくもなく、普段ゲスなオオハシ君が常識人的にツッコミに回ってるのが(キャラとしてはブレてるけど)ちょっと面白かった。
どうなんだろう? まだ話が具体的に見えない感じなのでこの先面白くなるかもしれないし、ならないかもしれない。
主人公のメンタルトレースは「誰でもできる」と言ってるけど、描写が明らかに特殊能力ちっくなので、状況に翻弄されて足掻いていた印象の1期・2期目と違い、とにかく主人公がいればどうとでもなりそう感が出てしまってて、なんか違うテイスト。
主人公のメンタルトレース能力の便利さが際立ってて、その分周囲の新キャラの影が薄い印象。
結局テーマとしては、社会を維持するための法が行きつく先は社会を縛り崩壊をもたらす(可能性がある)、ということで、ディストピアSFとしてはありふれたものだった。
そういう時は何のために法があり裁きがあるのか、という原点に立ち返るべきだろうに、面倒くさい世の中になったんだね、という感じ。
で結局カムイくんはリーサルモードくらってたはずだけど、ラストに檻の中にいたところを見ると死ななかったっぽいの? そのへんよくわからない(´・ω・`)
Amazonプライムで見ていて、地下鉄の乗客を人質にして無差別にドミネーターで撃ちまくる、というあらすじ文を先に観たので、リーサルモードで血みどろ地獄になっちゃうのか、と思ったら、みんなバラライザーで倒れる程度だったのでほっと一安心。そこまで行くと放送できないか。
そのせいか人質立てこもり事件は大がかりな事件にしたわりには意外とあっさり解決してしまってちょっと拍子抜け。
「全能者のパラドクス」の概念はおバカな僕には正直そこまで真剣に語るようなことかな?という印象だったけど、それが後の話に繋がってくるのかな?
出生のヒミツも語られて、悪役キャラを隠さなくなってきた東金さんの、これまでの底知れなさが剥がれて、途端に小物感が出て来たのがちょっと残念。
カムイくんの正体がようやく明らかに。
動機や行動含めてなるほどそういうことね、とようやく納得。
一方で他人の色相をクリアにできる手段が思ったよりも特殊な方法じゃなくて、そんなことで解決するならその方法を一般に広めるだけでも、ほんとにシビュラシステム意味なくなっちゃうんじゃないの?と思ったけど、まあ復讐したいんだろうから平和的な革命方法はやらないか。
ようやく序盤に語られた飛行機事故の話に繋がって来て核心に近づいてきた感じ。今回は血の量が比較的少なかったね。
前期を(ちゃんと)観てない人は、局長が○○○○○○○○だったとか、あの人とあの人がそういう関係だったとかってところも改めて語られて、情報整理回という感じ。
ジャガーマンの自由過ぎるキャラとアクションシーンが見所。
原作のゲームやってないと何でこんな世界観と合わない存在がいるのか理解に苦しみそう。
餃子兄弟の方の火炎餃子、口から吹いた火を浴びた餃子ってちょっと嫌なんですけど(´゚艸゚)∴
マオもなぜ餃子を作る前にすり替えられたタレ?の味見をしておかなかったのか。(そもそもあんだけ人がいたのにいつすり替えたのか
というか最初のスープの準備に無駄に時間かかったわりに作り直しは早かった、とか色々ツッコミたくなる。
餃子を食べながら観た(´゚艸゚)∴
餃子大会優勝の為によその店の料理人を物理的に潰す餃子兄弟もアレだけど、人の店の前でいらんことを言ってしまうマオもどっちもどっち感。
冒頭に出て来た翡翠餃子は美味しそうだった。
前半が派手な戦闘シーン、後半がウルクでの日常シーン、と緩急が良い感じのバランス。
最後に不穏なシーンを入れて引き、と退屈させない上手な構成なのでは。
アフィンの立ち○○○シーンをわざわざ入れたのは女子顔すぎるのをネタにされてるからなのかな?(でもよその惑星に来て排泄するアークスというのは見てて軽く引いた
ストーリーは相変わらず詰め込みすぎの印象だけど、今回はまあまあわかりやすかった気がする。
青椒肉絲が好物なので、見てて食べたくなったけど柿は実際どうなのかな。
そしてせっかく伝統を打ち破ったのにすぐに包丁使えるようになって実家に帰っちゃうんかい。釈然としない結末。
アニメオリジナルキャラの先輩アークス・コハナさん(変な名前…)が突然出てきて先輩風を吹かせたあげく可哀想なことになってしまう回。
2話目にしてもう「アークスという組織」に疑念を持たせる展開になっていて、ちょっとテンポ早すぎるというか「そこキモなんだからもうちょっと引っ張ったほうがよかったんじゃ?」と思ったりする。
元の話の規模からして1クールの尺ではないと思うんだけど、もしかしてこのアニメ、話の見せ方がちょっと下手なんじゃ?と不安な印象になってきた。
なるほど、眼球を摘出したのはそういうことだったのね。
しかし他人の眼球をたやすく自分に移植してたり、眼球を奪われたしすいさんが犯人の忠実な部下になってたりとか、主人公側にとって最も身近な公安のドローンまで乗っ取って操れるほどの偽装ゲームをバレずにどうやって作って広めたのかとか、近未来SFとはいえ細かい部分でいろいろツッコミどころも気になってきた感。
無人兵器が乗っ取られてこちらに牙を剥く、というのはSFではありがちの話だけど、それを「ゲーム」に偽装して何も知らない一般人に虐殺をやらせる、というイヤなワンアイデアを付け加えるところがこの作品らしい。
明らかに正気じゃない犯人による立てこもり事件に巻き込まれ、理不尽な恥辱と暴力の中で色相を濁らされる、というこの作品の設定を活かした極限状態への追い込み方と、その結果もたらされるえげつない顛末の描写が素晴らしい(悪趣味だけど)。
ドミネーターを撃たれた人の「こんな死に方したくない」と思うようなエグい描写がさらにそれに拍車をかける。設定を上手く活かした「なるほど、こういうシーンをやりたかったのね」という演出の上手さに感心。見てて可哀想になるけど。
拉致した監視官の眼球を摘出とか、そろそろえげつない描写が出てきてエンジンがかかってきた印象。
シーンの並べ方が煩雑というか、頭の中で整理しながら見ないと混乱しそうな脚本はわざとそうしてあるのだろうか。
前作同様序盤は1話完結のエピソードで行くのかな、と思ったら、そのまま続く話で驚き。考えたら1クールの尺だしね。
裏で糸を引いてる犯人っぽいキャラが登場するけど、前作の悪役・槙島さんと微妙にいろいろかぶってるキャラっぽい印象。