サービス開始日: 2019-09-07 (1929日目)
自分の思うままに暴れるように戦う伊之助を、うまく共闘させて戦いを勝利に導く炭治郎、そしてそんな彼を少しずつ認めつつある伊之助。こういう描写がホントにこのアニメは上手いね。
蜘蛛糸で鬼殺隊士たちを操っていた鬼母さん(?)もやっぱり可哀想な人でした。DVに苦しめられてた嫁っぽい回想シーンがなんとなく現代的な気の毒さ。でもあんだけ惨たらしく人を殺してるからなあ……。
自己中心的で子供さえも踏みつけにする、まさしく獣のような伊之助が、炭治郎や老婆の言葉や気遣いに、ほわほわと気持ちがほぐれていく感じがすごくいい。こういう積み重ねが人を人らしく変えていくんだなっていう。
新たな戦いの舞台は蜘蛛糸で人を操る鬼たちの住む山。なんでこんな場所に夜中に行くかねって思うけど、昼だとそもそも鬼は姿を隠して出てこないのか。
ハードなバトルが続いたせいか、三人の休息と打ち解けを描く回。
善逸と伊之助がそれぞれ暴走系なキャラのせいか、すっかり炭次郎がお兄さん的な立場に……。
そういえば前回あたりから戦闘中の呟きでも『長男だから』とよく言うようになってたから、そういうキャラ付けをより強調していく感じなのかな。
前回に引き続き善逸くんが男を上げまくる回。
普段がうるさいキャラなだけにシリアスなシーンとのギャップがいいですね。
敵側の鬼は散々酷い振る舞いをしておいて、倒されると実は彼らも気の毒な存在だったんだよ、っていうパターンがちょっと多い気もするけど。
時代劇なんだけど、外人さんの勘違いジャパニーズイメージに黒人文化にメカに重火器にと何でもアリの世界観の中でのソードアクション。
アメコミ調の絵柄といかにもハリウッドな台詞回しのアクの強さは人を選びそうだけど、血しぶきと共に腕を斬り飛ばし容赦なく首が飛ぶ、激しくハードなアクションシーンは見所。好きな人にはハマるのでは。(僕は好き)
状況説明のシーン以外は、ひたすら刺客と戦ってるので、ストーリーが面白いかどうかは1話目では何ともいえないところ。
孤独な戦いを続けてきた炭治郎とねずこの道行きに、ようやく仲間キャラの善逸と伊之助が登場。
善逸の激しいコメディーリリーフぶりが若干うるさく感じるものの、いないと見てるのが辛くなるほどどんよりした話になっちゃうんだろうなぁ。
敵の鬼二人は幹部級かと思ったら普通の三下だったんですね。
しかし死にかけてても矢印鬼の攻撃は極悪。
手毬鬼VSねずこの蹴鞠合戦も熱かったけど、手毬鬼はまさかあんな末路とは……(そして描写がホラー漫画レベルの素晴らしいエグさ)。
珠世&愈史郎はこの回で一旦お別れだけど、今後の物語上のキーパーソンになりそうな感じ。
頭を吹っ飛ばされたり足を吹っ飛ばされたり六本の腕を斬り落とされたりと鬼キャラのダメージがハードなバトル回(再生するけど)。
一度に戦うと厄介な相手に対し、炭治郎とねずこがそれぞれ分担して戦うのはやっぱり燃える展開ですね。
前話で人込みの中、通りすがりの人が鬼に変えられてしまって、ゾンビ映画みたいなエグい展開になっちゃうのかな~と思ってたら、意外と大事にならずに(?)住んで良かった……のかな?
新たに登場した珠世さんは鬼でありながら協力者側のようで、頼りになってくれそうだけど、後々お亡くなりになりそうな雰囲気がしてならない(原作読んでないので先はわからないけど)。
1話に続いてサブタイトルが内容と合致してないような……
21エモンとモンガーがVSするような話じゃないし。
作ったプラモ飛行機で空を飛べるのは夢があっていいなと思うけど、生乾きの接着で空中分解するようなの危なくて現実には商品化は無理だね……。
サブタイトルに「ドラえもん」とついてるので21エモンとどう絡むのか楽しみだったけど、宇宙港のシーンにワンカット出てくるだけとは……! がっかり。
でも藤子F先生テイストあふれる明るい未来描写は見ていて楽しい。ガールフレンドのルナちゃんは21エモンに好意的だけど同時にしたたかな商売敵でもある、という関係性が面白いね。
だんだん描写される血の量が多くなってきて、今後のえぐい展開を予感させる不穏な雰囲気になってきた。
原作ゲームを遊んでてアニメではどう描写されるのか楽しみだったゴルゴーンがとうとう登場。デカい! 素晴らしいラスボスっぽさ。
ちょうどゲームの方も同時にプレイしてて、このエピソードの箇所をクリアしたばかりだったので、なるほどアニメ化するとこういう感じになるのか、と興味深く観ました。
イシュタルの残念ツンデレ感がよく出てていい感じ。
敵にすると怖いけど味方になると頼もしいギルガメッシュ。
これまでのシリーズではラスボス級の悪役だったのが、今作では比較的穏やかで寛容なキャラなのが新鮮。
オケアノスでのエピソードやらはゲームの方をやってないとさっぱりわからないだろうなぁ(´・ω:;.:...
原作は文庫版をだいぶ昔に読んでいてだいぶ内容忘れてるけど、アニメ版で見ると「ああこういう話だったなぁ」と思い出してしみじみ。
グズリは悪い奴じゃないんだけど結果的に村人の虐殺に加担することになってしまったり、この回では悪人にしか見えない猿田彦も実はそうではなかったり、と、善悪という次元だけで語れない難しさが黎明編では一番わかりやすく出ている気がする。
今回は襲撃を受けた市街地戦ということで戦闘シーン大目なんだけどあまりアクションがかっこよくないんだよね。
剣を振るうにも銃を放つにも、見栄えのする動きとかポーズみたいなものが感じられない。
リサが遠距離から狙撃してるシーンでも、撃たれてるダーカーが衝撃で吹っ飛ぶ、といった描写がなく、ただ身体に穴だけ空いて落ちる、みたいな感じで、総じて雑な印象に見える。
スタッフに、動きとかにそういう細かいこだわりみたいなものがないのかな?という感じがする。
お前がやらかしたせいでとりかかるのが遅れたにも関わらずやたら急かしてくるメイリィにちょっとイラッとするけど確かにマオは毎回悠長すぎる気がする。
ケツアゴの人(名前忘れた)は発想がストレートすぎるとかそんな感じの理由で落とされそうな予感。
わざわざ四川から持ってきてくれた荷物(の中の一つ)を、いくら要らなさそうに見えるからって勝手に捨ててしまうのは迂闊すぎるのでは……
麺で国士無双と言われても特に思いつかないが、これまでの流れからいって次回も強引にこじつけちっくに解決しそうな気はする。
ほんの一瞬目を離しただけで傍らを歩いていた婚約者を連れ去られて、結局もうすでに鬼に食べられてしまった後だった、というのはあまりにも救われない結末。やっぱりそういう無情な世界の中で進むお話なんだなぁ。
そしてラスボス?鬼舞辻無慘との遭遇。慇懃で冷静な、話の通じそうな相手に見えて、通りすがりの人を鬼に変えてしまうような、やはり危険な奴。でもなぜ浅草から炭治郎の住んでいたあんな田舎まで来てたのかが謎。
黒い沼を発生させて、自在に地面や壁を移動する鬼を、残した『匂い』を嗅ぎ当ててとうとう追いつめる炭治郎。この『鼻が利く』という設定はキャラとしてかなり万能なのでは。
そして炭治郎のピンチに、箱の中から鬼を蹴り飛ばすねずこがかっこいい。ねずこは武器を持たずに蹴りとか格闘で戦うタイプなのね。
最終選別、7日間生き残るのが条件とのことだったけど、睡眠は日の出てるうちにとってるとして、飲食はどうしてたんだろう。手鬼を倒した後は意外とあっさりクリアしちゃった感じ。
そして選別後の広場には4人しかいなかったけど、5人合格したということは、もう一人遅れて来たってことかな。
ボロボロで帰って来た炭治郎とようやく目覚めたねずこを抱きしめて、初めて涙を(面の隙間から)見せるうろこだきさんがヤバかった(´;ω;`)この人泣くんだね……
異形の手鬼のデザインの気持ち悪さがとってもナイス。
しかもこれまでのうろこだきさんの弟子を全員食ってたという因縁の相手。
修練を積んだとはいえこんなのに勝てるのか、と思わせるヤバい雰囲気と、それでも勝っちゃう炭治郎の成長ぶりが熱いね。
修行生活を続けているうちにあっという間に1年半が経過。
見た目にはほとんど歳を重ねてるようには見えないけど、炭治郎は何歳の設定なのだろう……。
最初は斧を振り回す程度だったのに、努力を重ねてどんどん成長していく主人公を見ているのは楽しい。こういう視聴者が「応援したくなる感じ」も感情移入には重要なのではないかと思う。
成長してどんどん強くなっていくんだろうけど、この時点での炭治郎は未熟でまだまだ頼りない。その代わりに内面のポジティブさと素直さ、優しさがよく描かれている。最近のアニメやコミックではなかなかない、全く屈折したところのない好感の持てる主人公だと思う。
妹は人間の時より鬼になってからの方が可愛いのでは。
「残酷」というサブタイトルの割には思ったよりはソフトだった。
原作未読なのだけど、非常にテンポよく話が進み、退屈させられることなく見れた。これは当たりかも。