何も解決してねえええ! 普通そこはすばるが役者を目指すかどうかについて何らかの区切りがつく流れじゃろ? 手のひらクルックルな仁菜にはもはや笑うしか。
という字面だけだと楽しめなかったみたいですが、全くそんなことはなく。ニュアンスを表現するの難しいな。
すばると初対面のときはあんなに壁を作っていた仁菜がすっかり懐いているのにほっこり。
すばるに「明日時間ない?」と聞かれて一度「ない!」と返してから前言撤回する仁菜がよかった。ストーリー的にはなくても問題ない一言だけど、とても仁菜らしさを感じる。
花田十輝氏の脚本に「宇宙よりも遠い場所」のときのようなきらめきを感じる。つづきが楽しみ。
主人公である仁菜はすごくめんどくさいキャラなんだけど、過去の自分が喚起されてそのめんどくささに共感できてしまう。