Annictサポーターになると広告を非表示にできます。


とても良い

演出の強い意志が画面からビシビシ伝わってくる。絵コンテ・演出は「Just Because!」でも監督としてよいお仕事をされていた小林敦氏。
アバンタイトルを見ただけで、今回は力の入った特別な回であることがわかる。構図にもカット繋ぎにも工夫があり、漫然と作られたところが少しもない。「in fact」への入り方の絶妙さには、見ていて鳥肌が立った。
特に見応えがあったのは、水槽、雨、海、川、水たまり、そして涙といった、あらゆる水の様々な表現。ユニークな海の表現も良かったし、鏡のようになった水たまりもよかった。
そして、第1話のラストシーンと似たシチュエーションが形を変えて繰り返され、シリーズとして美しい螺旋を描く。第1話では一人で歩道橋を降りてきたありすが、今度はU149のみんなが作る輪の中へと歩道橋を駆け上がっていく。ドラマとしてはここで完結したと言ってもよかろう。
あとはもう彼女達のステージを見届けるだけだ。



とても良い

うおおお桃華センターで「ドレミファクトリー!」だあああ!!
ここまで実時間で2ヶ月以上、第3芸能科のみんなと一緒に待ち続けた瞬間であり、彼女達が元気いっぱいに歌い踊る姿に感慨も一入。
「悔しい」と口にする桃華、喫煙所に先頭きって突入する千枝、ここまでの確かな積み重ねが感じられる描写がよかった。



とても良い

海の波が、ちゃんと引き波の上に次の波がかぶさるように打ち寄せているのに感心。これができているアニメは驚くほど少ない。
ゲームで薫の実家の設定がどうなっているかは把握していないが、アバンタイトルで描かれた家屋や家族構成は「薫がああいう子になるはずだ」と胸落ちする描写だった。
……薫の出身地は愛媛県なので、実家が愛媛県にあるとすれば薫は東京でどうやって暮らしているのか、アバンタイトルは夏休みで帰省しているシーンなのか、といった疑問が浮かんでくるけど。
「SUN♡FLOWER」は、ヒマワリがトレードマークである薫が歌っていなかったのがむしろ不思議な曲なので、今回のU149バージョンはグッジョブ。



とても良い

ドラマの転換点となるエスカレーター横のソファでの会話シーンの丁寧な演出に感じ入る。
明るい上手にいたPと、柱の影の暗い下手にいた千枝とが、立ち上がってPに近寄る千枝のカットを境に上手と下手を入れ替わる。千枝の立ち上がって明るい場所へ歩き出すという動作も象徴的。
今回は全編に渡って千枝の顔を映さずに手の芝居で心情を表現するカットが多用されているが、このシーンでも効果的に使われている。
合間に挟まれるキラキラオブジェや屋上に上がれないエスカレーターも、千枝の心情を暗喩するものとして効果的。
「いつもみんなのことを考えてくれてありがとうな」というPの台詞も、ここに至るまでに千枝がみんなを気遣う具体的な描写が積み重ねられているので自然と頷ける。
みんなのバッグが並んで置かれているカットが何回か使われているが、画面に姿は映っていないけれどほのかにキャラの存在を感じさせる画として、上手く緩急を作っていたと思う。
それにしてもつかさ社長のかっこいいこと。つかさと千枝のデュエットによる「Sing the Prologue♪」にはびっくりですよ。ステージの開幕で大好きな「Brand new!」が流れたのにはテンションが上がった。



とても良い

総集編。第1話以降全く出番がなかった通常ED「よりみちリトルスター」が流れたのが一番のトピックかも。
本編の振り返りだけでなく、各回のED映像にもみんながコメントしているのがよかった。



とても良い

桃華が売り子やってる物販コーナーとか、無限回並ぶわ。



とても良い

基本的な流れは原案マンガと同じなのだが、マンガでは晴はライブをビデオグラムではなく生で観ている、マンガでは晴のバックダンサー衣装にスパッツはなかった、というわりと重要な点が変更されている。
前者は一話中にライブシーンが二つあると個々の印象が弱まるからだろうか? とはいえ、晴の仕事に対する姿勢が変わるきっかけになる出来事なので、マンガの方がより納得できる。
後者についても、スパッツだと「妥協した」感がなくはなく、マンガの方がより「乗り越えた」感があると感じる。
クライマックスのライブシーンは文句なく素晴らしかった。髪の毛が光る表現もかっこよかった。



とても良い

白タイツキャラリストに[イノセント・ホワイト]的場梨沙を追加。ファッション改造計画のときに桃華が出してきた衣装がどれもゲームのSSRの衣装というのが担当Pには嬉しい。それをヴァリサが着るというのもよかった。眼鏡をすすめたありすもグッジョブ。映画の学校制服が(細部がやや異なるものの)[オウムアムアに幸運を]の学校制服なのも心憎い。
そして、ファッション改造計画のときにかかる曲が「BEYOND THE STARLIGHT」。歌詞を覚えていたので、ドラマとのシンクロ具合にたまらず涙。完璧な選曲だった。
先に結果を出した桃華に対する焦りや対抗心、あるいはオーディションに臨む不安といったヴァリサの繊細な心情が、台詞ではなく映像で表現されているのもよかった。
EDの大人っぽコーデ研究会で桃華の新た魅力を引き出してくれてありがとう、ヴァリサ。



とても良い

よし、BD買おう! 作中で流れた曲も買おう! 今回の舞台のモデルになった竜神大吊橋と笠森観音にも行こう!
始めから終わりまでかわいい桃華や凛々しい桃華がぎっしりで、シヤワセな30分だった。アイドルとバンジージャンプ体験は定番ネタだけど、バンジージャンプはもともと通過儀礼だったというし、今回は桃華がアイドルとしての通過儀礼を経験して自分の位置と目指すべき方向を見出すエピソードだったと言えるだろうか。
彼女らしい口上と微笑を見せた後、橋から後ろ向きで飛び降りる桃華が本当にかっこよくて、どうしてだか泣けてしまった。作画も山場に相応しい素晴らしさ。飛んだ後で髪がボサボサになっていても桃華の魅力的なこと。
一点だけ不満を述べるとすれば、ラストの涙を流しながら笑う桃華のアップショットの口の形だけは自分と解釈違いかなあ。



とても良い

次回はいよいよ桃華回ですね!! 桃華がバンジージャンプに挑戦するんですね!?
ラストの、座ったままPの方に向きを変える桃華の所作が、彼女の育ちの良さを感じさせる芝居でよかった。こういう、なくてもシーンとして成立はするけどあった方がキャラやフィルムが豊かになる芝居をしっかりやってくれるのは、たいへん好ましい。
と、担当Pゆえつい桃華の話になってしまうが、今回はみりあ回。であると同時にはぁと回でもあったか。はぁとでもみりあ達の前ではちゃんと大人として振る舞おうとするんだなあ、と意外であると同時に納得感があった。みりあに投げ銭を経験させるのはなかなか危ない橋だったとは思うが、彼女にとって今は他の何よりもアイドル、とすることで上手く捌いていたと思う。
尺的に難しいことはわかっているが、ウサミン好きなので彼女が動いてしゃべるところももっと見たかったなあ。



















とても良い

毎週櫻井桃華の新規映像がどっさり供給されるというかつて経験したことがない事態に、担当Pである自分の動悸がヤバイ。最終話まで体が保つのか。
アイドル全員の私服を第1話とは変えているというだけでも信じられないのだが、最後の写真撮影のシーンでもう1回変えてあるとか。ロッカーにしまわれているみんなのバッグを見ただけでどれが誰のものか想像がつくぐらい、スタッフがキャラをしっかり把握して大事にしていることがわかるのが嬉しい。
今回の主人公である仁奈が本当にかわいく描かれていて、くるくると動き回る姿には担当ではない自分もにっこり。今回は特に手の作画が印象に残った。小さい子らしいぷにっとした感じがよく表現されていたと思う。
作中でかかる曲やチラッと出てくるキャラにもいちいち「こうきたか!」と驚き喜べるのは、ゲームをプレイしていてよかったと思う点。未プレイならここまで楽しめていなかった。



とても良い

自分は櫻井桃華の担当Pなので、アニメで彼女が動いてしゃべっているのを見るだけでもう泣きそう。
日常シーンは落ち着いた色調(特に美術)で、芝居のニュアンスもリアル寄り、カメラも引き気味、と予想とは違うテイストの映像に驚き。手間がかかる方向性なのにとても質が高くて、ファンとしては嬉しい。最後までこの質が保たれますように。
日常シーンのテンションが抑えめなのは、今回のラストにあったようなファンタジックなイメージシーンや、あるかもしれないライブシーンが対比でより輝いて感じられるのを狙ったものだろうか。期待が高まる。
各キャラの(声以外の)芝居も、ちゃんと「そのキャラらしさ」が感じられるものでよかった。











Loading...