単に感動するってだけじゃなくて、人の汚い内面を突きつけるところが岡田麿里の魅力だよな。とらドラを思い出した。主要キャラみんなが過去に囚われていたのだが、それをお願いを叶えるのを通して前向きになるところや、超平和バスターズがまた結束するところがいいと思った。
脚本ももちろんすばらしかったが、これがA-1 picturesと組み合わさると鬼に金棒だと思った。音楽がとにかくいいし、演出もすごいと思った。
話が複雑じゃないので、万人受けという面ではこのジャンルではアニメトップレベルの出来だと思った。
ストーリー9 心揺さぶり度4.5 キャラ3 音楽映像4.5 トータル4.2
岡田麿里の作品はこういう人のドロドロした内面を描くのも魅力だよな。本音で話してる感じがしてよかった。
最後の隠れんぼは誰でも泣くよな。ほんとによかったわ。
やっとメンマの母親の時間が動き出してよかったわ。
だがゆきあつもあなるもつるこも救われないな。多分ゆきあつが付き合おうって言ったのは負けたもの同士で傷を舐め合おうってことで、どうあってもつるこは報われないよな。
花火は無事成功したけど成仏できなかったな。みんなの思惑がよく伝わってくる回だった。
ゆきあつが土下座してお願いするところ感動したわ。でもその原動力にはじんたんにメンマを独り占めさせたくないってのもあるんだろうな。小根が腐ってるっていうのはあながち間違いではないが、男気を感じたわ。
つるこはゆきあつのことが好きで、彼に少しでも追いつこうと勉強も頑張ってるのに、めんまがいなくても自分じゃなくアナルが選ばれる。彼女にしてみればフラストレーション溜まるだろうな。
じんたんかっけーんすよ。
せっかくある程度金集めたのに・・やっぱ親としては勝手にメンマの気持ちを組もうとしてるように見えるみんなが許せないのかな。家に来た時も表情に影がさしてたしな。
あとあなるがじんたんって呼ぶようになるのいいな。
みんな鬱屈とした感情を抱えてるんだな。ゆきあつはじめ他のメンバーも過去に囚われて、つるこはゆきあつに振り向いてもらえなくて、あなるは周りに合わせるのに苦しんでる印象。
めんまのおかげで3人が仲良くなってなんかほっこりしたわ。童心に帰るのもいいなと思わせる回だった。
つるこは嫌な感じだな。一筋縄じゃいかなそう。
小学生の時と現在の対比がすごい心に刺さるな。時の流れは残酷だなと思った。変わったしまった関係や状況の中で、みんなが過去に囚われてる様子がちゃんと描かれててよかった。まあポッポは見た目以外はあんまり変わってなさそうだけども。ただその中で変わらないメンマを見てるとなぜか涙が出るんだよな。
榀子も陸生のこと気になり出したのかな。だとしたらハルとは正真正銘恋敵になるわけだが。
ユズハラは魔性の女感はあるけど、根はいいやつなのかもな。
目って本当に重要だな。あんなキラキラした目の会長俺もやだわw
今回は慰める話が一番面白かったな。
口ぶり的に榀子やっと前に踏み出せたのかな、いいことだ。
あと振った女が男といるだけで嫉妬するなんて陸生ダサいぜ・・まあ気持ちはわからんでもないけど。
湊は心残りを清算して自分の夢を追いかけるんだな。自分の心に正直というかなんか生き様がかっこいいと思ったわ。
みんながみんな片想いでモヤッとする関係だな。
榀子めちゃめちゃ引きずってるな。まあ幼い時からずっと一緒にいた人だから一般的な好きな人以上の愛情を持ってたんだろうから、さぞ辛いだろうな。
はるちゃんかわいそう・・陸生のダメさ加減が際立った回だな。
あと恋愛が自分勝手ってのは的をいてると思った。想いを寄せる人に勝手に期待して、裏切られたら腹が立つ。
世界観とか主人公が最強なのはありきたりだと思ったが、この手の作品でプログラミングが物語の主軸の一つになるのは珍しいなと思った。
達也たちのチートぶりは見ていて爽快だが、ハラハラ感はなかった。
悪くはないが凡庸な作品だと思った。
ストーリー5.5 心揺さぶり度3 キャラ3 映像音楽3 トータル2.9