学年ごとの距離感はミューズにはなかった新しいテーマ。
雨音が作曲のヒントになるのかと思ったら、ちがう方向に。
「無」から始まり、最終的にお寺で団結する流れ。ある意味仏教回。
流れ弾OKの時点で結末は読めたが、にしても展開があっさりだった。
結果的に1話の荒くれものは行き先をまちがえたな。
殺人をできることが、殺人を推進するのではなく逆に抑止力になっていたと。
15年前に原作を読んだなあとシミジミ。
にぎやかなキャラと静かな絵面のコントラストが良い。構成もセリフ回しもまわりくどくなく、シンプルに見入ることができた。
あと、なにより主人公の言動がかわいい。何もできないけど前向きでみんなに受け入れられてるのがよくわかる。
「おい、当たれと思ったろー」
オークションで奴隷売買かと思いきや驚異のやさしい世界。
途中で切った「赤髪の白雪姫」と、少し似た空気感があるので何話か様子見かな。
コミカルシーンの挟み方はうまいと思った。
殺し合って1人だけ生き残るバトルロワイアル系。Fateは別にしても、最近だと悪魔のリドルや迷家が中途半端に終わったので、きちんと納得できるラストに期待。雰囲気は良さげ。