過去最後まで完走したアニメの中でも有数の作品だった。おめでとう、夏アニメの最下位はあなたです。
低予算なのは見るからに伝わってくるしなんなら事前PVの時点で分かっていたので許容範囲だけど2分に1回繰り出されるギャグ、そしてその時に必ずと言ってもいいほど流れるおちゃらけBGM。あの劇伴はフリー素材?月虹で使いまわしてる??おちゃらけてますよ~!!ってことが確実に伝わるのである意味成功しているのかもしれない。皆さん興味があったら貴重な時間を割いてアニメ本編を観ることを…いややっぱりおすすめはできません。
一番このアニメよくなかったのは下手に現実世界と異世界を絡めた挙句に最終盤で同級生が病気だったという設定が唐突に明かされて命を救いたい!!というエピソードに突入するんだけどその設定の明かし方や解決方法にいたるまでの動機が突発的すぎた。そして異世界で救うためのエリクサーを探しているときにもおちゃらけるなど人の命がかかっているエピソードをやる資格がないよ..。
なぜここまで酷評するのに見続けたのかは、自分でもわかりません。対戦ありがとうございました。
これは異世界の主人公最強モノの中だとかなり丁寧かつやりすぎ感もないバランス感覚に優れた作品でよかったね。すべてを蹂躙する攻めではなく、受けのパリイが特徴の能力なのがミソだと思うけど戦闘も見ごたえがあって面白かった。サブキャラとしてリーンちゃんが加わってからは主人公の天然ぶりが加速してややくどい感じもあるが、まぁ不快まではいかないバランスなのでよし。映像面もやや作画不安な部分はありつつ最後までやりきった。
この類のアニメでやれることは全部やった….上でやはりインパクトとしては欠けるのはもう仕方ない。好みの問題よ。
早見沙織劇場、ここに開幕。
演劇部という設定を生かしていろんな設定のキャラを早見沙織演じる七倉凛が作中で七変化。自分の推しは甘えんぼちゃんです。
まぁ中身はかなり一辺倒ではあるんだけどはやみんのアフレコが好きな人なら楽しめるだろうというのと、高校生編で終わらせるのではなく大学生⇔高校生のやり取りなど幅を見せてくれたのもよかったね。結構その辺りは描き方が難しいポイントなので。
最後はかなり急ピッチでまとめた感があるが、1クールで描き切ってやるという気概を感じたね。
バカアニメすぎて個人的にはだいぶ好き。面白いかどうか聞かれると結構返答に迷う…。
このアニメ何が凄いって普通のラブコメとかなろう系とかのお色気シーンで「おっぱい揉む?」って挑発されてもなんやかんやで事故以外では揉まないんですよ。でもこのアニメ普通に揉みはじめるのが半端ない。そこに色気も何もないが…。
真面目なシナリオの面でもライバル店の5人組登場とか各キャラの過去の深堀とかやるべきことはやってるから嫌いになれないアニメなんだよな。個人的には白菊ちゃんが酔っ払っているの含めて一番好きなので報われてほしい。ああいう系統大体報われないですが。。。
妻のススメでアニメ化前からずっと追っていて(妻は連載開始1話から追っていた)、単行本も全部揃えてるし毎週ジャンプ+で楽しみに読んでいるお気に入り漫画のアニメ化。先行上映も劇場に見に行って準備万端だったけど本当にいいアニメ化だったね。
猫がラーメン屋を営む不思議な世界。しゃべるし働くし何なら人間よりも人間らしく働く猫たちとひょんなことから一緒に働くことになった人間の社さん。「ラーメン赤猫」を営む中で起きる些細な出来事やトラブルやほっこりするハートフルなエピソードまで、こういうアニメっていいよなぁのオンパレードで素晴らしい。それを可能にするのはやはり個性豊かな猫たちのキャラクターかな。漫画の時点でも凄くよかったものをアニメ化することでさらに解像度が上がり、キャスト陣のキャスティングも期待に応えるアフレコもとてもよかった。プロモーション観点でも重要だからツダケンが文蔵さんと最初に発表された時はびっくりしたなぁ。
グッズも買っているしコラボイベも行くくらいに好きな作品。本当にいい仕上がりだと思うので、ぜひ続きをやってほしいし多くの人に見てほしい。
FPSの試合熱中して見る珠ちゃん可愛いぞ。オフモード良い。サブちゃんもこっちのチームの方がいいで即答できるの良いよなぁ。
酔った珠ちゃんの前上司登場。勇気を出した行動に対してお客さんも含めた店全体も一体となっていたことに感動を覚えるね。そんな成長を感じたところで正社員登用のお祝い。めちゃくちゃあったけぇ……..。オープニングの2番を流しながらの総括は完璧!2期絶対やってください。
このアニメは今期で一番観ているときに面白いのか面白くないのかわからない...と思っていたアニメだったように思う。それくらい、派手さはないが妙に惹きつけられるアニメだった。最終回が終わった今、自分この作品めちゃくちゃ好きです。
設定としては再婚で義理の兄妹になる二人の高校生というラブコメではありがちな設定でありつつも、よくあるラブコメのハイテンションとは真逆で雰囲気がとにかく淡々とリアル調に描かれていく。
同じ屋根の元過ごすことになる家族になったとはいえ、先日までは赤の他人。しかも年頃の男女がいきなり兄と妹という役割を与えられて困惑しつつ、それでも二人とも家族の事情もあって実年齢以上に大人びて今の状況を受け入れようとするバランスから生まれる絶妙な距離感。そのちぐはぐな関係が一緒に生活し、お互いの事を良い面を知り、自分と共通する部分を知り、自分にはない部分を知っていく。
二人は似ているようでいて実は根本的な部分がずれいたりするんだけど、それを「すり合わせできる」のがいいところだ、と作中で沙季が語っていたのが印象的だったね。このワードが作品の最初から最後まで芯を一本通してくれたように感じるし、最終話の帰結もある意味曖昧なものだったかもしれないけど二人の間で対話がなされていきついた結論だというと妙な納得感があった。
回想を入れる演出とか音楽の使い方とかも(たまにやりすぎ感はありつつも)かなり良くて、キャラクターも可愛い(特に沙季を演じるゆっきーの演技がやたら色っぽい...)し、絵のタッチも好みだったので観てよかったしなんなら終わることに結構さみしさを覚えたのにびっくりした。いいアニメでした。
中国産アニメ。だんだん増えてきたよな。画面上の表記が中国語だと違和感ありまくるけど海外の人は同じようなことを日本アニメ観て思ってるんだもんな。
なよなよした大学生男子がひょんなことから元アイドルの女性と同じアパートで暮らすことになって、から始まるラブロマンス。ドロドロとした雰囲気だけど暗くはなりすぎず、そんなにクオリティが高くないアニメだったけど目は離せないという不思議な作品だった。もっと嫉妬にまみれてSchool daysみたいにならないかなと思ってたけど、流石にならなかったわ。
個人的には大学の先輩が途中まで好きだったし主人公も途中までは先輩一択みたいな感じだったけど途中から家庭環境を盾にして「本当は好きだったのに…」ムーブし出したときは画面をぶんなぐってやろうかと思った。なんやねんこいつ。最後は結局恋愛はタイミングだっていう確かになって言う結論になってた。