テンポよく軽快に話が進み、クスリと笑える面白さもあり、キャラクターも可愛らしく、楽しめる作品でした。
ただ、設定が膨れ上がったり(桃が闇落ちしたり、眷属になったり、キャラクターが増えたり・・・)、桜さんの封印されてる理由とか諸々のことに結構理屈をこねる展開もあったからなのか、ちょっと自分でもはっきりしないけど、1期ほどの勢いはなかった印象でした。
事前情報で社会人になった姿を描くということで、変な方向にブレるんじゃないかと思っていましたが、キャラクター同士の距離感や、その距離感を埋めるスマホのやり取り、キャラのブレの無さ、キャンプ飯など、TVシリーズの空気感そのままで、心配は全くの杞憂でした。
リンが取材でキャンプ場巡りするときの軽快な曲や、キッズエリアを建設する際のワクワク感のある曲など、音楽も非常に良かったです(ただ自分好みってだけですが)。
冒頭、松竹のオープニングロゴからのシームレスな始まりは、ゆるキャンならではの粋な計らいでした。
桜さんが、なでしこに温泉紹介したのは、キャンプ場建設が止まって落ち込んでるのを励まそうとしたからかな?なんだかんだいって妹思いな桜さんなので「TVでやってた」も半分照れ隠しな気もしなくはない。