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何をやっていくかよく分かる1話だった感じ。豚貴族ってもしかしてファンを揶揄してる?

















テンポよく軽快に話が進み、クスリと笑える面白さもあり、キャラクターも可愛らしく、楽しめる作品でした。
ただ、設定が膨れ上がったり(桃が闇落ちしたり、眷属になったり、キャラクターが増えたり・・・)、桜さんの封印されてる理由とか諸々のことに結構理屈をこねる展開もあったからなのか、ちょっと自分でもはっきりしないけど、1期ほどの勢いはなかった印象でした。



事前情報で社会人になった姿を描くということで、変な方向にブレるんじゃないかと思っていましたが、キャラクター同士の距離感や、その距離感を埋めるスマホのやり取り、キャラのブレの無さ、キャンプ飯など、TVシリーズの空気感そのままで、心配は全くの杞憂でした。
リンが取材でキャンプ場巡りするときの軽快な曲や、キッズエリアを建設する際のワクワク感のある曲など、音楽も非常に良かったです(ただ自分好みってだけですが)。
冒頭、松竹のオープニングロゴからのシームレスな始まりは、ゆるキャンならではの粋な計らいでした。
桜さんが、なでしこに温泉紹介したのは、キャンプ場建設が止まって落ち込んでるのを励まそうとしたからかな?なんだかんだいって妹思いな桜さんなので「TVでやってた」も半分照れ隠しな気もしなくはない。



個人的にこのシリーズの面白い点は、からかう高木さんと、あたふたする西片を見ながらニヤニヤするところにあると思ってますが、物語の後半は、からかい成分が無く、普通に青春している感じだったので、ちょっと物足りない印象がありました。
告白シーンは男らしかったけど「えっ、告白?」っていう唐突感があったし、夏祭りの高木さんの返答もあっさり感があったような気がして、ここでも物足りなさを感じてしまいました。劇場版だし、もうちょっと印象的なシーンでも良いのではと思うのは贅沢でしょうか?
ED後の大人エピソードでは、背も伸びたし声変わりもした西片の、成長しているようで、やっぱり変わってない感じにはニヤニヤできたし、呼び方が「高木さん」から「お母さん」に変わっていたのも、おかしいような、しみじみするような、なんとも言えない気持ちになりました。
それから、木村はTVシリーズに引き続き、いい仕事してました。結婚式の仲人は木村だったに違いない。

全体的には、TVシリーズでそうだったように、話を短くまとめてテンポ良く展開する良さが、劇場版では無くなってしまったかなといった印象でした。

蛇足だけど、インコが普通に会話してて違和感を感じたのは自分だけでしょうか?同じ言葉を繰り返すならまだしも、受け答えができるのはちょっとやりすぎな気もしました。









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