序盤は雑務をこなす事と無縁そうな勇者が、仕事の効率化をアドバイスする姿に違和感を感じたし、態度も上から目線で尊大といった印象で、どうも話に入り込むことができなかった。
話が進み世界設定やレオの目的が判明していく中で、違和感はなくなっていったけど、ストーリーとしてはその辺りがピークだった気がする。
結末は「まぁそうなるよね」的な収まるところに収まったって感じだったけど、あっさり終わった印象だし、「魔界への扉が閉じかけてなかったけ?」とか疑問も残り消化不良感があった。
世界設定に意外性があったし、レオの本来の目的に納得感が生まれると面白みも感じたただけに、ちょっと残念なエンディングだったように思う。
収まるところに収まった感じ。人間を守れという命令の無効化あっさりし過ぎな気がするし、魔界への扉は閉じかけてなかったけ?
ちょっと消化不良感のあるエンディングだった。
ストーリーとしては、世界観がガラッと変わる意外性が面白かった。
各都市ごとにキャラも立っていたけど、朱雀に限っては個人的に苦手なキャラで、言動が痛々しく映ってしまい、アニメ自体に身構えてしまう感覚があった。
作画についていろいろと話題になった作品で、10話の食堂シーンなど崩れているところは散見されたが、あまり気にして見ないたちでもあるし、TV放送版から修正もされていた(GYAOで2022年に視聴)ようで、視聴に影響するほどの酷さではないように感じた。
空賊やモンスターとの戦いを通して、ブラッド、クリス、グレッグ達が感化され、結果としてリオンが精神面で攻略していく構図になっていたのは、恋愛対象として攻略するゲームと対になっている気がして面白い展開に感じた。
ただ、王子達が小物すぎたり、モブキャラのあからさまな反応だったり、展開が薄っぺらくなっているように感じることも多く、マリエの存在も出てきた時は物語の一つの軸になるような、なにか重要な存在かと思いきや、素性がすぐに晒されたりと、もう少し深みのある設定があると魅力が増したように思った。
それなりに面白くはあったが、同時に物足りなく感じる点もいろいろあって、ちょっと残念感のある作品だった。