大好き。最高の作品だと思う。
人生に大事なことをしっかりと刻んでくれる作品。やはり何か社会をよくしようとか、観る人のことを考えてくれている優しい作品が好きだな私は。
かなりチャレンジングな制作だったと思うけど、本当にやりきってくれてありがとうという感じ。
かつてこれほどまでに観る者に瞬きをするのを忘れさせたアニメがあっただろうか。息を吸うのすら躊躇われる緊張感と高揚感で胸がいっぱいになった。やっぱり音楽って、アニメってすごい。
「好き」で始めたことを続けるのに「好き」という曖昧な感情以外の特別なものはいらない。むしろ、そんなもの端から存在しない。だから「続ける理由がないから」は、結局のところ向き合わなくなったことの言い訳にしかならない。
これは私のためのアニメだ。
いや、見たことない演出。
良いアニメは言外に余白を残す。語らずとも伝わるものを理解している。それはそのまま人への理解であり、作り手のセンス。
高坂が「性格悪いね」って言った時、なんで微笑んでいたのかは、すごくわかる気がする。気を遣われない安心感だよね。