真脇遺跡で満点の星空を見上げた丸太。遠き日の母親との思い出と重なる。横には愛しい人。
不安を抱きながらも、そんな自分を振り切り力強く踏み締める一歩。
この演出だけでご飯三杯はいけます。
もうなんか終わり方も最高だったしな。この作品しかできない締め方だよこれは。最高。
設定の意味づけで割と勝敗が決まっていたアニメでした。後半スピード感を上げて、もっとエルダと巫女の関係性をドラマチックに見せてもいいかもなと感じつつも、全体的にとてもよくできたアニメ作品だったと思います。やはり個人的に印象に残ってるのは、エルダとかぐや姫を重ねてきたあの設定、演出でした。歴史もの、異世界もの、ハートフルコメディこれらが非常にバランス良く絡み合っており、退屈せず観ることができました。あと小清水さんの声最高。