玉壺もかつて芸術の道を志した一人の人間だったのだろう。しかし、芸術の道は険しく、いかに自分と向き合えるかの戦いになる。それを放棄した玉壺は、他者の評価を下げることでしか自分を保てない。
鬼は、劣等感とかコンプレックスとかそうしたものを正しい方法で克服することを諦めた人間の写鏡。
普通に泣いた。
結局大切なのってほんとにちょっとした気の持ちようというか、心の余裕というか。
嫌なことあった時に、それをした相手を非難して「嫌なやつ」とレッテル貼りしたりして排除するのに躍起になるのではなく、その背景を理解しようと努めたり、その状況から救ってくれた人に思いを寄せることなんだよね。
この話数で直接的には言ってないけど、物語が物語ってるわ。最高。アタック前の助走のアニメーションも本当に素晴らしかった。
また全員戻ってきたってすごいな。それくらい前回の旅が夢みたいに輝いたもので、そして同時に夢で終わってしまったとてつもない悔しさがあるんだろうな。
うーん、ひめちゃんが疑心暗鬼になるとことか良かったけどなぁ、そっち行くかという感じ。気づくやろ〜って思ってしまうんよね。まぁでもそこは目を瞑っても見たいと思うくらいには面白い。