たられば話こういうのでいいんだよって言いたくなるアニメ
原作未読、夜は短し歩けよ乙女視聴後。テーマは異なるが、モチーフとしては同じく京都大学での大学生活を扱ったものになっている。こちらは1話毎に異なるサークルに参加した並行世界を描写した構成を取っており、序盤はそれが物語をうまく駆動している。ただ、中盤以降の三択はかなり冗長な描写になっており、TVシリーズ化の構成で苦慮、妥協した点ではないだろうか。リアルタイムで見る分にはさして気にはならないと思うが、一気に視聴する場合はくどく感じたのは惜しい点。
キャラクターは申し分なく魅力的で、特に主人公と小津は捻くれた京大生の描き方としてなかなかに素晴らしい。どの並行世界も新一回生が夢想するような輝かしいキャンパスライフでは決してないのだが、ステレオタイプの理想を外してみればどれも奇妙に魅力的で、記憶に焼き付く忘れ難い学生生活なのだ。閉鎖された四畳半を通じ、世界が変わらず豊かさを湛えていたこと、何より小津が得難い友であったことに気づく展開は、この年頃の内向的な学生に訪れるブレークスルーを上手く描いている。明石さんは、この作者の女性に対する距離感を反映してか、若干描写が薄く舞台装置的なのが惜しまれる。
ループ的な並行世界でありながら、世界は(四畳半を通じて?)互いに影響し合っており、あちこちにその断片が見え隠れする構成もこの世界の奇妙さを演出して興味を引いた。最終的には四畳半引きこもり世界が物語の正規ルートになったのだろうか、それともサークル参加は全て夢想であり、結局は四畳半で引きこもっていただけだったのだろうか?
夜は短し…と同じく同時代に同じ場所で紆余曲折の学生生活を送った私からするとこの歳になってすら記憶を刺激して共感させられるところが多く、ストーリーの評価を一段上げさせられた。
アニメーションはどこか化物語を思わせるような実写混じりでデフォルメを多用した独特の描写で、この不思議な世界をうまく描いている。
◇作品No.123/◆鑑賞No.200
<評価:S/おもしろい>
<オススメ、ミテホシイ度:4/とってもとっても面白いですよ〜‼︎>
**物語ひとこと紹介**
猫ラーメンを食べてみたいよね!?よね?なお話。
8/10
映画のために予習で2回目の視聴終了。やっぱりよかった・・・好き・・・私を京都に行かせた作品。罪深い。憧れの薔薇色のキャンパスライフ。最後には全部つながってるしちゃんと終わるからすごい。
いま見ても映像がめちゃくちゃきれいだし、演出もすごい。声優もばっちりあってるし豪華だし。
浅沼晋太郎の流れるような音声、最初は頭いっぱいで大変だけど、そのうち慣れてきて癖になる。「私」ってほんとうにめんどくさい人!ごちゃごちゃ考えすぎ!そしてなんだかんだ小津くん可愛いし、憎めないし、小津くんのこと大好きな私も面白い。明石さんがとにかくどんな世界線でもかっこよくてかわいくて惚れる。明石さん大好き。
猫ラーメン食べてみたい~~~!!!
これ、近年稀に見る良作やん
あのもはや実写にしか見えない作画も凄いし
某実況で「ノイタミナ全盛期」って言われている訳が分かったわ
独特な世界観とアニメ調、気づいたらその雰囲気にドップリハマってた
京都の貧乏大学生の恋愛とサスペンスと青春が合わさった感じの物語、神アニメ
名前からは想像がつかないがループもの
毎回話の終わりで時間が巻き戻ってからEDに入る演出が好きすぎる
最終的にはすべての話(並行世界)が絡み合ったクライマックスを迎えるので、ある程度話の整理をつけてから視聴していくのが良いかも?
面白かった。小説のようなアニメだった。
・はたして『私』にまぶしい青春は待っているのか?→大学生活を何度もくり返す、ユーモアの効いた青春ループもの
・ループする中で、様々なキャラの多面性が描かれる→それぞれのキャラに意外な秘密や過去が
・メインヒロインである明石さんと、裏ヒロインの小津→『私』は好機をつかみ明石さんと結ばれたが、最初にその名を叫んだ相手はまさかの……!
感動系じゃないのに、ほぼパーフェクトな面白さと京都の良さ
記録
2017.11.10
すき
湯浅監督を知ったきっかけ。ループものなので若干だが中だるみを感じたが、終盤が凄まじく良い。鳥肌もの。
湯浅監督を知ったきっかけ。ループものなので若干だが中だるみを感じたが、終盤が凄まじく良い。鳥肌もの。
いやー、こればかりは観た後に思わず好きな子を遊びに誘ったレベルで力のある作品。凄い。悶えてしまう
人生にはいろいろな選択肢があるけど、そのどれを選んでどんなに不毛であっても必死で向き合っていれば振り返ったとき良い思い出になるのかもしれないなぁ、と感じさせられた
エンドレスエイトでやりたかったこと
映像もしっかりしていて面白いが、ナレーションによる情報が大部分を占めていて、アニメというより朗読に近い感じがした。
何がなんだか不思議な話で淡々としてて人物のクセ強くて変な気持ちで視聴していたが、最終話で突然、これまでの全てがスッと受け入れられて人物みんなが愛おしくなった。
無い物ねだりをしていた今一つ物足りない日常に味を見出だして帰っていくならそれもよかったけど、予想を少し上回るハッピーエンドで後味もバッチリだった。
「四畳半神話大系」視聴終了
評価A(面白い作品)
なかなか独特な作風だが、台詞の面白さもあり最後まで飽きずに楽しめた。
話の展開としては、大学生活の無限の可能性を主人公が経験していくという一種のループもの(パラレルワールドもの?)。とにかく言葉回しがすごく面白かった。一分に一回は笑わせてくるのが良い。ひたすら陰キャ大学生の語りだから人は選びそうだが、自分にはかなり心地良かった。まるで小説を読んでるかのような面白さなのだが、アニメーションとしてもなかなか面白く、ラジオとしても、アニメとしても楽しめるような作品だった。
あと特筆すべきは物語の締め方。散々な目にあってきた沢山の大学生活だが、いざ無くなるとそれはかけがえのないものなのだというメッセージの伝え方が巧みだった。この作品に相応しい結末だと思う。
おそらくこの先の人生でこんなにも選択肢に溢れた生活が送れるのは大学生が最後だから、好機を逃さず大切に生きよう。というのがこの作品を見終わって一番初めに出てきた感想です。是非大学生にオススメしたい。大学生の間に見れてよかったです。寝る前のお供に楽しませていただきました。ありがとうございます。
かなり独特な雰囲気
勢いのまま小難しい内容を楽しめた感じ
オチにたどり着くまでの過程も面白い
とても面白かったです。ループしている話が最後にキレイにまとまっているのが、なんとも良かったです。普通のトーンではないので、人によってはちょっと合わないかもしれないです。四畳半が続くところがちょっと好きでした。
見終わった時に、本当に小説を読み終えたかのような気持ちになるアニメだった。主人公のナレーションが長いのも、私には心地よかった。とても好きな作品。
薔薇色のキャンパスライフを夢見て大学入学を果たした主人公の少年。数多の勧誘からサークルを選ぶものの、こんなはずでは、どこでこうなった?あの時別のサークルに入っていたなら?そんな無数にある選択と可能性をループし、少年が行き着く先とは——
「よければ、猫ラーメンを食べに行きませんか?」
「はい、なぜだか私はずっとその一言を待っていたような気がします」