人間味があるなあ、描写が上手。
共感するというわけではないけど、これまでの流れからこういう感情を抱くのも自然だよなあと思わされた。
ずっと変わらないと思っていた人が大きく変化した時、その変化を良いものとして受け取ることが自分にできるだろうかって考えるお話だった。めぐみの気持ちって何らおかしくなくて他人といることで自己肯定できる瞬間ってどのタイミングでもあると思う。この人が居ることで自分が普通だと感じるとか誰かと自分を比較して自分の位置を確かめることってむしろ多数派の意見だと思ってた。だからめぐみがマリに対して抱いた感情は妬み嫉みもそうやけど、根底にあるのは変わらないでっていう変化を怖いと思う恐怖心じゃないかな。
でも最後にはめぐみ自身もその恐怖心はマリにとって妨げになる。だからこれまでのすべてをかなぐり捨ててでもマリに想いを告げためぐみは変化したと思うし、その瞬間からめぐみ自身の恐怖心は克服して次のステップに変わっていくんじゃないかなって勝手にワクワクとドキドキを感じてた。
玉木マリが南極へと旅立つ、大きなチェックポイント回。
自分は作品を見る際、登場人物に自分自身を投影して見てしまうことが多々あるのだが、今回は高橋めぐみにそれをやってしまい、今年イチの号泣。
何もない自分を価値のある人間であると実感できるように他人の貶めてしまうという行為は、とても愚かで、とても人間的なものであると思う。高橋めぐみのような人間は、環境の変化を常に恐れている。そういった人間にとって、"新しい一歩"を踏み出すということがどれだけの勇気を要するものであるか。勇気を振り絞り、旅立っていく玉木マリに決別の意志を伝えた高橋めぐみは本当に凄いと思う。彼女たちは今までの世界とは全く異なる世界へと踏み出していく…
素晴らしい回だった!
出発の朝の雰囲気すごくでてイイ。そして、めぐっちゃんの涙は美しかった。クライマックスの挿入歌からEDへの繋ぎがほんと最高。今話ほどED曲が映える回はないよね…
めぐっちゃんとの関係。なんとなくじゃなくしっかり清算したのいいなぁ。ずっと寂しそうだったし。
学校で壮行会みたいのあって展開早いなと思ったけど、行くまでの物語じゃなくて行ってからの物語になりそうでいい感じ。
死ぬ可能性がそれなりに高いだろうから家族も気が気じゃないだろうなぁ。
最後、マレーシアで地面っぽいとこにそれはマズイんじゃぁないですかねぇ。
アドレセンスって感じでよいですね。
自分で悪いことしてると分かっているのに、してしまう。
自分を変えたいきまりと実は彼女に依存していた「friend」。
花澤香菜さんの低めの声は珍しく思う。なかなかよい。
井口裕香が演じる三宅日向は中卒だが実は大人で芯がしっかりしている。
名言もよい。カラオケ行ったことないだろうなぁ、友達いなさそうだもんなぁ。全体的におもしろいが、毎度泣きのソングがかかるのがしつこい気がする。ここ3話連続でこういう演出だったはず。構造がばれてしまうとつまらないので、もうお涙頂戴ソングは控えてくれ~。「絶交しに来た」ってセリフで泣ける。
「悪意に悪意でむきあうな」、けだし、名言。
メガネちゃん…
いざ南極!
感動した
保護者が保護者足り得るには被保護者がいないといけない相互依存の関係を同世代の女の子同士で描けるの本当に凄い……
キマリにとっての南極がめぐっちゃんにとってのキマリがいない世界って対比を「ここじゃない場所に向かわなきゃいけないのは私なんだ」って台詞で表現するのあまりにも天才的すぎる……
きまりの成長が妬ましかっためぐっちゃん
でも、そのあまり良いものではない感情をきちんと吐き出して謝罪するくらいにはきまりのことは大切な存在だったということで
あいかわらず三宅さんがまぶしいアニメでした!
妬んでたのは親友だった。
めぐっちゃんは、キマリが自分の知らない新しい友達を作って、自分の知らない場所に進んでいくのが不満・不安だからって、「…って言ってる奴もいるぞ」「調子に乗ってると思われてるんだよ」と自分は傷つかないように告げ口みたいなことを言って、村社会的というか、片想いの共依存というか、子離れ出来ない親というか、悪い意味での面倒くさい性格だと思った。
日向は、そんなデマに付き合わず、「人には悪意があるんだ。悪意に悪意で向き合うな(名言)」と達観してる。彼女が一皮むけるきっかけになったイベント(ボロボロシューズ)が楽しみ。
流言を触れ回った犯人と被害者で一緒にジュース飲んだり、カラオケ行ったり。めぐっちゃんは針のむしろ。よう付いて行ったわ。
凍傷で指がもげたり、最悪死ぬかもしれない場所に娘が行くのだから、家族は超心配だろうなと思う。
花澤のカミカミ演技、面白い。女子の体重トークも面白かった。
今まで変化のなかったキマリとの関係、それはめぐみが保護者的な目線でしか見ていなかった一方通行なものだったから、めぐみはあのような反応(意地悪)をしてしまったのかもしれません。
でも自分の意思とは関係ない行動はよくあることですし、実際には自分自身を理解しているかどうかも怪しいものです。
しかしめぐみはすごいと思いました。キマリが南極へ行く前に告白して、きっと責任を取りたいと思ったのでしょうが、絶交を決意したのだから・・・。自分なら冷却期間と称して(言い訳)キマリが帰ってから告白すると思います。それで仲直りすると(ズルいかな?)。
いきなりすごいドラマ来た!
いよいよ南極へ出発という前半戦のクライマックスで、それにふさわしい盛り上がり。
ミステリー作品じみた伏線回収で友情を描くというトリッキーさに驚きつつ展開の熱さに圧倒された。ラストのセリフの畳み掛け方はズルイ。1話の伏線をここで使ってくるか。
あと「きたぁ!卵パラダイス!」のセリフに高濃度の大谷育江成分を検出した。水瀬さんは本来変声系の役者なんだよなぁ。
予想以上のここから始めようだった。
キマリの一緒に南極行こうも良かったし、キマリのいない世界に踏み出すよも良かった。
めぐっちゃん何かあるんだろうなと思ってたけど、ついに。
良い回だった。
よし!過去を清算して南極へGO!
神回だな。
めぐっちゃんの闇。
きまりはいい子だ。
あの子沸点低いなあ。
そして毎度の日向の名言。
それぞれまだ過去に色々ありそうな様子。