10点→11点
正直11点にしようか悩んだが、描写的にあとひとつ、これは凄まじいと思わせるものがあれば11点だった
最終回の結果次第では11点にするかも
原作改編のアニオリ回
オーディションの結果、久美子と真由の演奏対決
真由が北宇治の冬服の制服を着ていた=本当に北宇治の生徒となったことの暗示か
部員にすべてが託される
滝先生のもとへ向かう久美子、そして提案
久美子からの、どちらが吹いているか分からないようにしてほしいという提案には度肝を抜かされた
まさに実力主義
2年前の反省が活かされているように感じた
滝先生の、生徒の方が向き合っているという言葉がしっくりきた
一方で進路に悩む久美子
松本先生の、滝先生とともに久美子がこの進路を選ぶことを分かっていたという発言
子供は大人を凄いと思い、大人は子供を凄いと思うというのが、先の滝先生の台詞と対称的になっているのが見事だった
そして運命のオーディション
そこは2年前に麗奈が香織先輩と対決した運命の場所
真由と久美子が本音を話すシーンが印象的だった
真由の過去についての描写があったことも良かった
結果は見事に二等分された
実力主義を実感してきたつばめは一番目の演奏者に挙手
二番目の演奏者だと思った人の最後に手を挙げる奏が印象的だった
奏は恐らく久美子の演奏だと分っていたと思われる
最後を託される麗奈
麗奈は一番目の演奏者に決定する
もしかしてこれ、真由の演奏だと気づいていたのでは…と思ったらやはり
久美子の前で泣く奏
いつもの公園で久美子の演奏を分かっていたと告げる麗奈
前回の進路についてのシーンや鎧塚先輩の演奏会、
鎧塚先輩の「想像できない」という台詞などが伏線だったか?
昨今問題視されている原作改編だが、ユーフォに関しては素晴らしい出来だった
京アニの底力を見せつけられた
ここに「響け!ユーフォニアム」の新たな世界線が誕生した
2024/07/01追記
最終回まで観て判断して、点数を11点に引き上げることに決めた
多分麗奈は吹く前の足音の時点でもう分かってたよね
久美子と真由の再オーディション、直前に両者が互いに苦い思い出を吐露していてこのやり取りあったからこそ今回のオーディションに心してかかれたものなのかなと思った。自分が選ばれ続けて友人が音楽を辞めたという真由の過去はしんどい…
麗奈は実力主義の方針を最後まで貫いた、覆面オーディションとなった中で久美子の音を分かった上で久美子に忖度をする事なく、最後の一票を真由に入れる所がそれを物語っていたと思う。あのオーディションは視聴者からしてもどっちか分からなかったから緊張感が凄かった。落選しても潔く認めてスピーチをする久美子の心も強い、その後に涙を流す奏のシーンもよかった。やや斜に構えた人のこういう表情は心に来るものがある
最後の二人きりでのくみれい、本音を打ち明けて思い切り涙する二人の姿が青春の1ページと言えるワンシーンだった。辛けりゃ我慢せず思い切り泣けばいいのであると
黄前部長最高だった。
つらぁ。しんどい...
予告で公開オーディションすると聞いた時点で、ほぼ結果はわかってるようなもんだったけど、やっぱつれぇわぁ
久美子の聖人っぷりにあの場にいたどれだけの人が救われただろうか。
麗奈がこれまで誰に何を言われ、嫌われようが、傷つけようが、信じてきたことを、
最後の最後で自分で選択させる、悪魔のような脚本。いや、ほんと悪魔だよ。
オーディションの投票権は最初から麗奈にもあったのだろうか?最初から投票しなかったのは、その時点で久美子を選べなかったからなんだろうなぁ
これまで、オーディションに選ばれないのは本人の努力が足りないからと言っていたが、久美子にも同じこと言えるわけないよな
この感情はそれとは別なんだよ、ほんとに。
奏が泣きつくところは、香織先輩と優子先輩のシーンと、あすか先輩と久美子の渡り廊下シーンが想い起こされた
大吉山の思い出までアップデートして、ありとあらゆる場所に3年間分の思い出がギッシリだ
ソリを公開オーディションにする件は、名前呼ばずになんとかなりませんでしたかねぇ...可哀そうに...
まさかここに来て1年時の再現が行われるなんてね…
滝が、というより部が求めたのはオーディションの公正さと納得感。部長の久美子がソリから降りるかもという問題を滝一人が決定したのでは関西大会の二の舞いになる。だから吹部全体の参加で誰がソリに相応しいか決めるべき
そこには勿論久美子と真由の参加も必要で、つまりは二人が自分の在り方に納得する必要があった訳だ
再オデという吹部全体参加の場、そのままの案だと滝だけが決めた形になる。だからあの時に学びが有った久美子がその案に手を加える訳だ。この時点で久美子は再オデに責任を持ち始めている
大人からすれば、きっとそれは子供の成長を目の当たりにするようなもので。同時に自分の未熟さも自覚する。それは子供を成長させているようで居て、自分も成長させて貰っているような感覚なのかもね
成長を始めた久美子が行うのは真由が隠していた本心の開示
大人になったから真由の心が判るとかではなく、自分の未熟さを認めたから真由の未熟が伝わってくる。真由に最高の演奏をさせる為にどんな言葉が必要か見えてくる
それは最高の奏者としてソリを取る為ではなく、北宇治のベストを決める為の行為
部長として真由と向き合う責任がさせた最上の振る舞い
1年時の再オデではソリスト決定の拍手に参加した者は僅かだし人で選んだようなものだった
でも今回は全員が挙手に参加した。そこには北宇治吹部の成長と責任を見てしまうね
そこでは麗奈だって成長と責任を見せる。どちらが久美子の音か判っていながら、最高の音はどちらか裁断した
でも、このままでは皆が参加しただけで納得は得られない。最後の一押しが必要になる
久美子の魅せ場は最高のソリストとしてではなく、実力主義の平等さを知る者として
負けて吠えるのではなく、ベストメンバーが選ばれたと誇る。それはずっと自分が許される場所を求めていた真由を最大限に受け容れるものとなるね。また、あの演説は久美子がどのような進路を選んだのかを間接的に示すものであったようにも思えるよ
ただ、それらは理想に基づいた行動であって
二人だけの場所で麗奈が見せた後悔と涙に並び久美子が見せる本心と涙にはこちらまで泣きそうになってしまった…
裏切ったら殺しても良いと誓った麗奈がそれでも選んだ最後のソリスト、それこそ二人の特別性を物語るものであり新たな誓いであり
様々な想いの積み重ねの上に選択されたベストメンバーが奏でるであろう最高の音を最終回では味わいたいものですよ
ユーフォニアムだけ再オーディション。黒江さんが辞退を申し出なかったことが全てだよな。 久美子から公平に選考してほしいと申し出るのも…。自分の怖かった気持ちを素直に吐露する久美子とそれに対して過去のことも含めて心情を話す真由。いい顔するじゃん…。
塚本も奏も2番に入れていたけど、麗奈がわかっていた上で決定票を入れる形となり真由がソリストに。悔しい気持ちを押し殺して力強くスピーチする久美子の姿に泣かないわけがないのよ;; 奏と同じ気持ちだよ俺も、だけど。。。。このアニメ、最高すぎる。
オーディションに万全で向かうために自分の焦りと弱さを認めて真由とちゃんと向き合ったのも高校生が簡単にできることじゃない。立派だった。
結果発表後も麗奈の隣に立てなくて死ぬほど悔しいのに実力主義の北宇治を作れたことに誇りを持ってみんなの迷いを吹き飛ばす黄前部長かっこよかった。
音楽に嘘をつかない麗奈と今後歩む道が完全に違える悔しさと、それでも特別で居続ける絆の深さが溢れた印象的な大吉山だった。
見る前からゾクゾクするサブタイ。
OPもEDも無し。
ユーフォのソリは再オーディション。そうきたか。
麗奈は久美子の音を聞き分けるか,演奏しててハッとなって久美子を選ぶと思ったが…
再オーディション前の久美子と真由,再オーディション語の久美子と奏のやりとりが良かった。
ラストのくみれいよ。こっちも涙したよ。
9話あたりから心揺さぶる度合いがどんどん上がってる。次回最終話,どうまとまるのかが楽しみ。
やり方残酷すぎんか・・・
響け!ユーフォニアム3 第12話。この作品の原点である「全国出場できなかったことを特に悔しいとも思えなかった久美子が麗奈の涙を見たことによって変わって」という流れや一期でもあったオーディションで実力主義を示すところを受け止め、今までずっと謎だった真由の真意も明らかにし、まさに完結編というにふさわしい非常にお見事な内容だった。素晴らしい。
うおおおおお
まじで良すぎる
#12 24/06/25
ソリストのオーディション落選で泣いた久美子。ここで、中学生時代に金賞を取れなくて泣いた麗奈に追いついた
久美子と演奏したかった奏が哀れ。真由は奏に「辞退しようか?」とたずねる選択肢はなかったのか?
真由の加入でユーフォニアムや低音パートの底上げはあったと思うけど
あすかから受けた『響け!ユーフォニアム』ノート(楽譜)は奏へ引き継ぐのか気になります
久美子と真由の実力差はどの程度だったのか
・部員票は1票差
・滝先生はどちらかに決めかねた
・麗奈はうまい方=真由の認識で選んだ
・部員のまとまり的観点で久美子(部長バイアス)を選んでそうなのが何人か……
・久美子は納得していた
ユーフォニアムのオーディション
麗奈がなぜかキャスティングボートを握っていたかのような描写
「音でわかった」そうだけど、すでに足音でわかっていたように感じた
久美子の演奏の方がトランペットをうまく引き出していたように感じたけど
真由の行動(辞退する?の精神攻撃)のわけが明らかに
ソロも金賞も眼中にない。これだと、久美子と対立するかと
最終公開オーディションはその前後の久美子の態度もあり、勝敗が決した後の真由目線から見ると試合に勝って勝負に負けた感じになっているのがスカッとしたなぁ・・・ずっとコイツ不穏だったし・・・笑とか思いつつ、最後のオーディションまでその正しいを貫いた久美子の選んだ進路が気になるところで、やっぱり二人で吹きたかったが本音なんだよなぁ。ラストは涙が止まらない・・・。
ほっぺ挟んでパーしあうの良い
黒江も黄前も目に宿るお互いの姿
2年前の記憶が鮮やかに浮かぶ再オーディション
高坂の瞳に宿る思い
受かってしまい震える黒江の手を
かき消すように鼓舞するように黄前の堂々たる宣言
葉月やすずめが1番に手を挙げて
緑輝や塚本や奏が2番に手を挙げるの、うわーって感じ
久美子との思い出を想起した上で
わかってて「1番です」って言う高坂さん
奏、久美子パイセンのことめちゃ好きやん(泣)
本音を爆発させるのは2人があの日誓った
特別な場所