時は大正――。
金持ちの家に生まれ、 何不自由なく育ってきた志磨珠彦は、
大事故に遭い、 右手の自由と父の期待、そして母を失う。
養生という名目で田舎に厄介払いされ、
いつしか世の中すべてを嫌う 厭世家(ペシミスト)になっていた。
そんな彼のもとへ、 夕月という少女がやってくる。
珠彦の世話をするために 父があてがった、妻だった。
最初は夕月を うっとうしく思っていた珠彦だが、
次第にその笑顔と優しさに 心を開いていき――。
果たして、二人は 本当の夫婦になれるのか。
大正ノスタルジック・ラブストーリー、 開演
人気漫画 (ジャンプスクエア連載) が原作。(全5巻、38話)
最初「全5巻か、アニメでやりきるのか」と思ってたが、完結せずに終わってびっくり
(まあ、裏を返せばそれだけ丁寧に映像化したということでしょう)
続編の「昭和オトメ御伽話」(全5巻、42話) とスピンオフの「大正処女御伽話-厭世家ノ食卓-」(全2巻、22話) もあるので、こちらも是非どうぞ。
(巻数少ないので、お手軽に全話読めるかと思います)
ただただ、夕月がかわいいですね。
近代史好きな人には刺さるアニメだと思う。
夕月と珠彦の不器用な恋模様も見ていてニヤニヤしちゃう。
夕月と珠彦のイチャイチャがとても良かった。
大正描写というか、時代背景的な描写はかなりしっかりしてたと思う。
OPの春嵐拳のあたりのはエピソードとしてなんかあるんかなあ、気になる・・・
★★★★★★★★★☆
rated on myani.li
ゆづの太陽のような暖かさと、真っ直ぐさで珠彦が本来の自分を取り戻していくのがとても良かった。
純愛ですなぁ。
サブキャラもなんだかんだで好きなキャラが多かった。
ハッピーエンドで終わって大満足。
あとED曲好き。
だけど、微妙に高低差があったりとかで難しそうだな…。
秋クールだと無職転生に次いで良かったな
どこか悲壮感漂わせる主人公に寄り添ってくれるちっちゃくてかわいいヒロイン
悲観的な心に向けられた純愛がだんだんと心を溶かしていく様子はとっても貴くて守ってあげたくなるような想いにさせられる
優しくて温かくてキュンキュンさせられることもある彼らの雰囲気が大好き、原作も買う
夕月がかわいい。
珠彦の奥手なところも好き。
他の登場人物に癖ありすぎだけど、癒しアニメ。
こういう幸せな夫婦になりたい。
一度は生きる希望を失った珠彦が夕月という存在に出会って人として成長していくリアルさが見れた。
初登場時には好きになれないだろうなと思ったキャラクターも最後には好きになってた。とても平和な作品だと思う。
当時を生きる難しさはもちろん分からないけど、珠彦は周りに恵まれていると感じた。
終わってしまうのが惜しい。2期待ってます。
人生を悲観するしかなかった珠彦がユヅと出逢い、彼女自身の愛らしさだけでなく、隣人との関係や価値観までもが変わっていき、生きる意味そのものが塗り替えられていったのが心地よかった。
長い冬を過ごしてきた珠彦にとってはまさしく春の嵐、或いはおとぎ話な出来事であったことだろう。珠彦目線でユヅに感情移入出来るかが、物語のほぼ全てだったのではないか。
音楽面ではOPと、最終回のEDにもなった「戀の歌」がとても良かった。
たった1クールで終わりとは惜しい。
ストックはあるのだろうし、2期を観たいという気持ちはある。ただ、昭和に入ってからは幸せが長く続かないのだろうと思うと、それもつらい。