サービス開始日: 2017-05-26 (2739日目)
アルタイルを捕らえる籠を作るためのプロジェクトが始動する。時間がないとはいえ、中々苛烈な発言をされる菊地原さん。ただそれに見合うように、無茶な要望にもきっちりと応えていく様子。
原作者同士の打ち合わせでは、プロとしての考え方の違いや譲れない、負けたくないところでギクシャクするところもあったが、なんだかんだで上手く回っていきそうな感じ。
一方で颯太くんは、そういった言い合いや考え方の違いから何かを感じたのか、自分もプロジェクトに参加したいと申し出る。はたして、何をするのだろうか。
EDが変わって登場キャラがアニメ制作現場に進出した。これもまた、自分たちが登場する物語の外側を見る、という意味で13話のメタ発言と同種だな、と思う。劇中劇のメタ視点の、さらにメタ視点。
シンフォギアやっぱすげえや
対戦車用に観た映画ってなんだ。履帯壊したり砲塔壊すとかか。
しかもラスボスに出すような巨大空中要塞をAパートに出しながら惜しげもなく壊していくのだ。
どこかでありそうな展開だがそれがいい。12分で4ペアとサクサク進んで楽しい。
あらすじを見るに、これからもこんな感じで進むのか。同じ学校っぽいし、たまにはペア間で話が交わったりするのだろうか。
モノローグに突っ込むところから始まり、自己改変で物語を1話で終わらせ、下僕と言い間違えた上に、その後も各キャラを言いたい放題に紹介していくメテオラ回だった。よくよく見ると、各話紹介もひどいな。
とはいえ、メタ的な視点や改変はこの作品の性質からして興味深い。作中でも、被造物はすでに自身の物語をメタ視点で見ているし、これから作られる創作物の一部には被造物自身が手を加えるのだから。そういう点では、被造物が例えば作画スタッフの怨嗟を語るようなメタ発言は、この作品ならではの意味が発生しそう。
繋ぎ回かな。
颯太が水島さんにしたことは、その立場になったらそうしたくなるのも仕方がないようなことかもしれない。だがそれでも、それをなんとも思っていないわけではなくて、悔いて、その責を引き受ける覚悟があると力強く応える。そして、創作する神の力でもって、アルタイルを捕らえるための籠となる物語を創り出すことに。菊地原さんなんでも引き受け過ぎじゃないですかね。
一方で、アリステリアは自身の創造主に問いかける。アリステリアの世界を救う気があるのか、と。応じて、それはアリステリア次第で、誰かが都合よく助けられるものではない。ありステリア自身がどうにかするのだと。これは前回の鹿屋と同じような話か。主人公とは、他の誰もできないことを行い、誰も至れないところへ至ろうとする者を指す言葉なのかもしれない。
そして、もう一つ問う。自分の世界は、自分が血を流して正義を尽くすに値する世界か、と。応じて、じゃなきゃそんな話書かねぇよ、と。すごいよな。本来なら知り得ない視点で行われている自身の評価を問うというのも。正義を為してきたアリステリアが、真鍳の言葉を聴いたがばかりに自身の正義に反する行為をとってしまった。それによって自分を疑ったのだろうか。それでも、自身に刻まれた正義が、創造主に問いただし、間違いがないかを納得した、のかな。だから、アルタイルに反し自身の考えでもって創造主を放逐したし、これからどうするかを問われても創造主ならわかるだろう、と応えた。アルタイルをどのような性格に設定したかを知っているのだから。
Cパートに出てきた新たな被造物。更には後2,3名が現界するとのこと。というか、新キャラってセレジアの連れか。セレジアはアドリブこなせるのかね……