400年前に異世界から召喚され御神体として祀られている引きこもりのオタクエルフで声が小清水さんという時点でもう面白い
一話目ということを差っ引いても作画は良かったし、音響監督は『ハナヤマタ』『着せ恋』『ぼっち・ざ・ろっく!』を務めた人なので安心して聞ける
あとはこれからの話がどう転がっていくか次第
最初は女子柔道アニメと言う物珍しさだけで見始めたが、話が進むにつれて尻上がりに面白くなっていった
主人公チームのキャラの関係性や背景描写だけではなく、短い時間の中で相手チームについてもちゃんと描写されているのは脚本構成が上手いと思う
決して素晴らしい作画と言える程ではなかったが、試合での駆け引きが良く判るように描かれているのも良かった
大学生なのに小中学生ぐらいの少女にしか見えず、人形のように整った容姿なのに品性は0というギャップの塊のような主人公が魅力的
各エピソードについては、雪女は凄く可愛く、ピノキオの話は微妙、遺産相続の話と最終話は結構面白かった
時代劇の必殺シリーズを上手くアニメという形に落とし込んだ作品
必ずしもハッピーエンドとは言えない終わり方も必殺シリーズらしく
これ以外は無いと言える納得出来る結末だった
そして最後に流れる坂本真綾さんの「un_mute」も素晴らしかった