前半までの構図はアシモフのロボットシリーズを思い起こさせるものだったけど、もちろんそれだけで終わるはずもなく。見終わってみれば「なるほど、確かにここでそう来るのは理に適ってるよな」と思うんだけど、それを容易に予測させない作りのうまさはさすが。さてここからいったいどう展開していくのか。ほんとわからないよ、って感じ。
そうきたかー。よくこんなアイデアを思いつくよなぁという発想力もさることながら、そのアイデアを効果的に見せる構成力や演出力もすごい。もちろん他の部分も全体的にクオリティが高いので、おいらでは非の打ち所が見つけられないレベル。文句なしの「♡とても良い」です。
前回のどんでん返しを引き継いで、順当にしっかり話を進めてきた感じ。次回以降への引きもしっかり仕込んでくるし、ほんと各話の構成もシリーズ構成もしっかりしてるなぁ。
今週はほぼ全編が拳闘シーン。ここはさすがに大事だとわかるのか動きは良い。だが話の構成に関しては、ぶっちゃけ間延びしてる感が否めない。合計ではぎりぎり及第点だけど、正直大して面白いとは思えないかな。
今週も神がかった完成度。開幕の掴みから次回への引きまで文句のつけどころが見つからん。息切れせず最終話までこの調子で走りきってくれることを願う。