独占配信が裏目に出た結果に。
結局2期決定のアナウンス時が1番の盛り上がりになってしまったのは残念。その上作画も微妙で視聴者にとってはなんのための独占配信だったのか状態に。まあ制作会社とディズニープラスが儲かってればビジネス的には成功なのかな。オタク的にはあまり嬉しくないビジネスモデルだけど…笑
内容も笹塚にいるだけではネタ切れと踏んだのかあっちこっち飛び回るご当地アニメみたいになってて苦笑いしながら見てる時間が多かった。
色んな意味で余計なことしない方が良かった作品だと思う。
ストーリーの本筋部分よりもキャラクターの魅力が光ってた作品かなと思う。だからコメディ寄りの回の方が楽しめたし、最終回のエピローグはかなり満足出来た。まあやたらとフェチズムを刺激するようなカット、描写が多かったのは個人的には良かったと思うけど、真剣に考察する人とかからしたら割とノイズなんじゃないかなとか思ったり笑
22夏のラブコメではぶっちぎりに面白かった。
ヒロインたちは全員エロ可愛いし、それをちゃんと作画、演出で魅せてくれたなあってビンビン感じた。
1期ではかなりボロくそ叩かれてた和也の印象もかなり良くなったんじゃないかな。ダサくてモテない奴なりに自分から動いて、恋愛に向き合おうとする姿は斜に構えて興味無いフリしてるヤツらの何倍も好感が持てた。そんなわけで(ヤンキーゴミ拾い理論かもしれないが)和也を好きになれたことがこの作品を楽しめた要因ではあると思う。結局男性向けラブコメで重要なのは男の方なんだよなあ。
最近は主人公を秀才にするのがトレンドなんかな笑
作画が微妙なのかキャラデザがイマイチなのかよく分からないけどヒロインたちを可愛い!と感じられる瞬間はあまり無かった。最終的にはエリカエンドなんだろうけど、一応凪がひろ一筋なのは好感が持てた。ストーリー面ではあまり動きがなく個人的には少々退屈だった。2クールやるくらいだし好きな人は好きなんだろうなという感じ。
3期が異種共存とかなり重いテーマで考えさせられる内容だったが、一転して4期は純粋な冒険譚が見られて面白かった。1クール目は種を蒔くだけ蒔いて終わってしまったので2クール目を早くみたいね。
ラスト殴り合いで決着つけたところも含めて良くも悪くも綾小路の俺TUEEEEモノ感が強まりつつあるなという印象を受けた2期だった。過去が分かれば印象も変わると思うのでそこら辺は続編に期待。
それは置いといて軽井沢が可愛かったのが1番の見所だったかな。拷問シーンでやたら気合い入ってたのも良かった。
現実にいてもシュウはモテるんだろうなあってのが想像できてラブコメ部分はかなり楽しめた。個人的にはキャラデザが量産型キリトじゃないだけでもかなり高評価。
ストーリーもマイルズとの別れだったり終盤の記憶の譲渡だったり要所要所で印象に残るシーンが多くてよかった。
サービスシーンも気合い入っててそういう点でもGOOD。
ガバい所もあったかもしれないけど自分はそういうの気にせずに楽しめた作品だった。
敷かれたレールの上を歩くような生き方をしたくないとか、女の子を好きになりたいとか、中学生男子の割とありふれた願望を吸血鬼との出会いで一気に昇華させた良作だったと思う。演出も尖ってて作風にあってて印象に残るシーンが多かった。Creepy Nutsの曲も癖になる。加速度的に面白さを感じられた作品でした。