サービス開始日: 2019-11-09 (2330日目)
原作既読。アニメ化は成功と言っていい出来だったと思う。
この作品のいい所はセンパイの成長。アニメの範囲だけでも後輩女子に泣かされる本当に情けない男だったところから、絵のモデルとはいえ「君がいいんだ」とまで言えるようになる。このじわじわとセンパイに愛着が湧く感じがすごく良いなと思う。それにフレンズたちの存在よ。彼女らのおかげで長瀞さんもイジられる側に回るのが面白い。
ラブコメとしても長瀞さんがチョロい分関係性がちゃんと進んでいくのが良かった。
銘のパートは正直難解で中盤以降は何を言ってるのかほとんど分からず退屈だった。ユンのパートもわかりやすいとは言えないけど、怪獣にジェットジャガーで対抗するという構図が分かりやすかったことに加えて作画がよく一つ一つのシーンに迫力があって楽しめた。
多分繰り返し見たり丁寧に出てきた用語や理論をノートに書いていけばそれなりに理解もできたと思うが、できるのとやりたいのは全く別の話で、自分はこの作品にそこまでする程の愛着は持てなかった。理屈をつけた上でこれだけスケールの大きい話を1クールでってなると、キャラクターを掘り下げる尺を生み出すのは物理的に不可能だった思う。だからせめて2クールあればとも思ったが、最後にメカゴジラと葦原っぽいのが出てきて続編が示唆されてたし、そもそも人間ドラマはやる気が無かったんだなとわかり、自分には向かない作品だったんだなあと感じさせられた。
余談だがNetflixの1話だけ先行させるやり方は熱気の分散に繋がるからやめた方がいいと思う。
2期で完結させる気は無く、フランシュシュ同様にこんなところで終わらないということを踏まえるとかなり納得できる構成。自分はこの2期で完結するもんだと思ってたから若干肩透かしを食らったけど、それでも1話1話はしっかり面白かったと思う。それに何より最終回は気になる要素があまりにも多すぎた。続編は3期なのか映画なのか分からないけど待ち遠しい。この待ち遠しさがこの作品を楽しめた何よりの証拠かな。
面白かったのはもちろん、好きだなあと思えた作品。
絶妙な空気感とイマっぽさ全開のキャラクターが織り成す日常パートが本当に心地よかった。恋愛描写も丁寧で、特に呼び方が変わるラストシーンにはときめいた。フェチズムを刺激されるカットも多く、キャラクターの魅力を存分に引き出していたと思う。戦闘シーンも良かった。合体、必殺技、名乗り、ビームなどなど男のロマンをこれでもかと詰め込んでいてワクワクしっぱなしだった。
総合的に見ても前作のグリッドマンからしっかりブラッシュアップしてきたなという印象を持った。続編も楽しみで仕方がない!