今回も響と奏は衝突しては関係を上方修正。
響は諦めが早く、奏は一度やると決めたら諦めずに貫くという描き方のようだけど、奏の頑固さが目立ったかと。人形を渡すのが今日でなければならないという根拠は薄く、翌日でも構わないと思った。要はバランス感覚が大切かと。
喧嘩しながら仲良くなっていくのは、実際にはかなり難しく、結果的に上手くいかないことの方が多いと思う。大事な友達に対して思うことを言い合うことと、謝ることの重要性が提示されていたかと。ただ、相手が傷つくかどうかを配慮する視点も必要かと。
響が奏に対して「いつも上から目線なのが嫌」と言い、奏が「ごめん」と謝る場面はよかった。この点においてこれまでの奏の人格形成の方が響よりも深刻な問題を孕んでいると思っていたので。
毎話、激しめに人間関係の衝突が描かれる。これは年齢に関わらずつらい視聴者もいただろうなぁ。
ハートキャッチがひたすら明るかっただけに、このギャップについて行けない人もいた記憶がある。
奏は幼い弟に対して激しく叱り付け過ぎていて半ば異常とも感じられるのだけど、姉が弟を激しく叱責する場面は現実社会でも見られるので、一つの人間関係の在り方をリアルに描いてるとは思う。
ただ、姉弟の喧嘩は気持ちをぶつけ合って絆を深めるために必要な過程だという位置付け方には賛成できない。衝突しなくてもきちんと向き合って気持ちを伝え合う方法はあるし、衝突することで取り返しのつかない深い傷を心に残すこともあって、そのリスクは決して小さくないと思うからだ。
奏が弟に対して上から権力を行使するように接するのではなく、対等の関係性を築くことの重要性に気づく方向に導くべきかと。姉が弟に対して支配的であろうとするのが良いこととは思えない。まあ、この回は喧嘩するほど仲がいい的な曖昧な位置付けで終わったけども。
今回初登場のそう太のクラスメイトの女の子は、この時点ではモブのように見えて、後々重要な役割を演じるキャラになるとはリアルタイムでは思わなかったなぁ。
海じゃなくて、ナイトプールとかトレンドぶっ込んだきたなw
プリキュアの健全な水着回も定着の感。
チャラリートとパップルが敵ではない存在として再登場。浄化されてホワイトな芸能事務所立ち上げ? パップルの水着姿はプリキュアシリーズではなかなか見られないエロさ。
えみる&ルールーユニットの挿入歌。実際のナイトプールでもDJプレイやライブがあるので、しっかり要素を取り込んだなと。
ジェロスと後輩二人のブルゾンちえみ感。
猛オシマイダーとは。
場のアスパワワを利用する戦闘スタイル。
キュアエールの母性の発露だった。
謎のイケメンは敵ブラック企業の社長だった。経営理念がカルト的なやばいやつw
部長は現場に疎かったw
ハリほまの今後も気になる。
新EDは元気なポップチューン。
平家の末裔が秘境から出てきてお家の再興云々という話は荒唐無稽だけど、土地成金というワードが出てくるあたり、バブリーだなと。
全体的に前話より作画が甘い。前週に力を注ぎ過ぎた反動かな。
美女達と冴羽獠の作画がかなりいい。逆にモブや映画監督や俳優の作画はよくない。原画担当の差が如実かと。要所が押さえられる安定感が出てきたとも言える。
ここ何話かはアクションよりも美女のドラマ要素をメインに扱っていて、おそらく原作でもそういうプロットの傾向があった時期なのかなと。
街レポは一応、構成台本があって大体の進行は決まってるんだけど、わりと再現度の高さを思わせる描写もあったなぁ。
毎回喧嘩しながら少しずつ成長していく二人。
今回は骨董ネタじゃなかった。
斎王は未婚の内親王が賀茂神社もしくは伊勢神宮の祭神に奉仕したもので、南北朝時代には途絶えた。
現代の斎王代の選定過程は謎で、支度金は一千万どころか数千万かかる(斎王代が負担)という噂もあったり。
オーナーが中島誠之助に見えたw
学生の頃に古陶磁に傾倒したことがあって、焼き物はいくらか分かるけど、掛け軸の類いはさっぱり分からない。
志野も黄瀬戸も本でしか見たことない。というか、もうそのクラスの名品は美術館か博物館に収まってて、新たに市井に出回る可能性が低い。
白隠禅師の肉筆画を、小娘のチャラついた都合で売り飛ばすなど言語道断w
理子ちゃん先輩ナイスファイトだった。
スラムダンクの木暮先輩思い出した。
試合のカメラワーク、選手と一緒に動いてて臨場感あった。観客席の皆の顔がシャトルに合わせて動く作画演出もよかった。
やりきってないのに才能のせいにしたら言い訳にしかならない。
綾乃ママ登場。
綾乃は友達が少なかったから、試合に勝たないと皆が認めてくれないという強迫観念があったと。
コニーも結局友達がいなくて人と上手く付き合えないから、突っぱねてたところがあると。風呂でちょっと部員と打ち解けるシーンはよかった。
けど、二人とも親に対する承認欲求に縛られていると。綾乃がもう要らないと言うのもその強い執着の現われであって。
何かこう、この作品のメインキャラ達というか実力のある選手は、メンタルが不健全というか変に偏っていて違和感あるんだけど、ちゃんと成長していってほしいなぁ。
競技で勝つ喜びと相手を倒す嗜虐嗜好が結び付いてるタイプ、要するに煽りキャラ。
この手のキャラを使ってのスポ根の作劇は若干飽きてきた感ある。定番のバリエーションの一つなんだろうけど。
アッシュの親父さんかっこよかった。ジェニファーいいひとなのに……
スマホあるのにロスアンジェルスへの道を尋ねるとか……だから時代設定は原作通りにしろと……
一番かわいそうなのは伊部さんではw
ゴルツィネは撃たれたことでアッシュへの執着がより強化された感じ。
英ちゃんの居残りたい理由が、仲間の死が絡んでるアッシュやショーターの戦う動機に対して軽すぎるというか平和ボケすぎるんだけど、アッシュはその殺し合いや銃のない世界に対する羨望を英ちゃんに投影してるのかもしれない。まあこの回ではそういう要素よりも、グリフの死に際しての悲しみの方がクローズアップされてた感じだけど。
ビーチバレーのポーキーはレンジが広いのか。それで拾う側を疲れさせることができると。テニスも似たような要素あるし、相手を前後左右に走らせるのはセオリーの一つなんだろうなと。
初めての試合なのに相手ペアの背景と顛末も丁寧に描かれていてドラマティック。
変にひねりすぎかと。特に最後、死んだ八郎の魂?が響の中から出てきて成尋と天善諸共斬り伏せるあたり。何でもありか。
味方はあっさり死んで生き返らないけど、敵はなかなか死なないししつこく何度も蘇るという種類の作品だと理解しておく。前話からのパラレルワールドの展開は蛇足だったかと。