普段出来ない年頃の普通の少女としての日常を噛み締めるように楽しむすーちゃんが可愛い。進んできた道に後悔はなくとも、あそこで別の道を選んでいたら…と振り返りたくなる時もあるよねえ。そしてすーちゃんがずっと行きたかった所とは?気になる。
「今日より楽しい日なんてあるはずないわ」消滅を静かに迎え入れるサンドリヨンの姿が切なくて心に沁みました。終わりはいつか必ず訪れるもの。彼女はそれを悟ったからこそ、今この瞬間がこれまでの人生で最良の時なんだとそう強く感じたのかな。そんな気がしました。
しかし、人口が増えなくなって白金クラスを支えていたバランスが崩れてしまうって、少子化や年金システムの問題の行き着く先を風刺しているようで、背筋に冷たいものが走る気もしたり。
そして、クラスタの消去、モデレーターとして作られた、管理者ザ・マネージャーなる存在など、クラスタの外側や世界の成り立ちについて語られだして面白くなってきました。次回が楽しみですねえ。