一言でいうと、どうもよくわからなかった。
小学校時代はストーリーに入り込んで見れていたのだが、高校時代に入った後から、だんだんよくわからないなあという感覚が芽生えてきて、その後ずっと、うーん、うーんと首を捻りながら見ている感じだった。
登場人物それぞれの振舞いがとても唐突でいびつな感じがして、どうも感情移入できなかったし、ヒロインの振舞いにいたっては、作品にとって都合がよすぎるんじゃないかとすら思うほどだった。
1つ1つのシーンでは印象的でじんわりきたりしたのもあったけど、全体としてはストーリに没入できないまま、起承転結がよくわからないまま話が進んで終わってしまったような感覚だった。原作を読んで、登場人物それぞれのバックグラウンドを知った上で鑑賞したら、また違った感想になるのかもしれない。
ヒロインは京アニキャラでもトップレベルのかわいさだと思う。
あと、水滴の音はすごく好きだった。
ラストはすごい好きな感じだったのだが、いかんせん作画(特に背景)の質が気になってちょっと萎えてしまうところも。雰囲気が大事な作品だと思うので、そこが残念でならない。