イゼッタが駆る対戦車ライフル(?)の機構の描写が、自分の中のメカ好きな部分がくすぐられて、見ていてテンションが上がった。
常に主人公の能力頼みでどうにかするのではなく、弱点がちゃんとあって、戦争だからプロパガンダにも使うし、場合によってはペテンも辞さない、というのはストーリーに幅が出て面白い。
ウラカンと聞いて「プラレス3四郎」を思い出した人は同世代。
魔法が存在する世界なのに、リンネが男達にさらわれたときに、さらった男達も追跡したジルも魔法を使わなかったのはなぜなのか。魔法を使えない人もいるのか、あるいは街中での魔法の使用は禁止されているのか。背景である「魔法が存在する社会」の設定に凝り過ぎるのもどうかと思うが、もうちょっと考えてもいいんじゃなかろうか。
アニメでしか描けないフィギュアスケートとはどういうものか、という問いに対する答えの一つを、ユリオのスケーティングに見た気がした。
当然のことであるが、アニメのキャラデザインは、人間を記号化しデフォルメしている。故に、ユリオの体型は非常に頭身が高く華奢で、こんな体型の男は実在せんじゃろ、というレベル。
そんな現実を超えた体型のユリオが滑走し演技したときに生まれる、現実の男性には不可能な表現。まさに、アニメでしか見られないフィギュアスケートが描かれている、と思った。
ナイスシャワー&お風呂シーン。当方、着衣万歳党員であるが、ココナの、あの年頃ならではの絶妙な体のラインがこう……ね。
今回は、ピュアイリュージョンではなく現実世界での冒険、という感じだろうか。土管の家はアレだ、秘密基地だ。そして無人島。なんとワクワクするキーワードだろうか。
パピカが寝るときにすっぽんぽんなのは、納得感がある。生活力があってタフなのは、意外なような彼女らしいような。
浜辺で二人並んで星空を見上げながら寝るのは、互いの心の内を語るにはよいシチュエーション。このシーン、色調や作画も良く、情緒があって好き。髪の毛の流れ方が、そこはかとなく色っぽくて。