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そうそうそう、こうだった、こうだった。調べてみたら、原作の1作目が出てから今年で21年だって。うわあ。
自分が見ていない旧アニメ版はアニメオリジナルの内容だったようだが、今回は原作に忠実な内容、だと思う。かなり記憶が薄れているのでイマイチ自信ないけど。
特に原作初期に濃厚だった、思春期特有の「気分」みたいなものが、本作を見ていると蘇ってきて、「ああ、これはブギーポップだ」と感じられたのが嬉しい。非常に微妙なニュアンスである原作のあの「気分」を、よくアニメに持ってこれたなと感心する。キャラデザインは原作イラストとは離れているものの、自分の中のキャラのイメージとの齟齬は大きくない。声のイメージも概ね問題なし。
1クールで「VSイマジネーター」までを原作に忠実に映像化してくれることを期待。





























白タイツキャラリストにアリスのお茶会ワンピースのベルゼブブとベルフェゴールを追加。



とても良い

もうね、フランシュシュのみんながステージへと出ていくところで既にウルウルきてんの。倒れたさくらが再び立ち上がるあたりで、こらえきれずにダバーですよ。
思えば、「フランシュシュ」誕生編ともいうべき物語だったのかもしれない。ゾンビとして蘇って、わけがわからないうちに突然アイドルをやらされることになった七人が、アイドルという存在と向き合い、自身の過去と向き合い、やがて「この七人でフランシュシュ」と心を一つにするまでの。
で、ともあれこれでドラマとして一区切りついたなあ、と余韻に浸っていたら、あのCパートです。ずるい、アレはずるい。
最初は、変化球にも程がある、奇を衒っただけの出オチの作品だろうと侮っていたが、意外にしっかりした脚本に驚き、回を追うごとにグイグイと作品に引き込まれていった。純子と愛のアイドル観の衝突のように、ゾンビだからこそ描けるドラマを見せてくれたのは、見事というほかない。
3ヶ月間、存分に楽しませてもらった。スタッフのみなさんに感謝。



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