観る前はギャグ多めの作品を想像してたけど、実際は、ギャグとシリアスがバランス良くあって観やすい作品だった。「地縛霊の未練を晴らす」と「アイテム探し」という、単体ではよくありそうな要素を複合させた結果、他ではあまり観ない斬新な作品としてうまく成立してたと思う。展開もこっちの予想を良い意味で裏切ってくれる作品だったから楽しく観れた。すごく続きが観たいと思う作品だった。
内容も良く、絵が綺麗で迫力もあって見応えがあったし、BLEACHと同じ作者だからできるラストの仕掛けには驚いた。短編作品が原作の作品だから続編があるのかは分からないけど、続きがとても気になる終わり方だった。
告白実行委員会シリーズ最後の1作。1作目から少しずつ描写されてたカップリング最後の1組をメインに置いた作品。2人それぞれが悩んですれ違って、すごくじれったかったけど、それまで焦らされた分、終わり方はすっきりする最高の終わり方だった。前2作と同じく挿入歌もすごく良かった。メイン以外のキャラクター達のカップリングのその後も描かれて、素晴らしいハッピーエンドだった。
前作でほとんど掘り下げなかったキャラ、そして前作では匂わせ程度に留めていた要素をメインとして描いた作品。前作の挿入歌もとても良かったけど、今作は前作以上に挿入歌がキャラクターの心情をよく表しててすごく良かった。本編は切なさが残る終わり方ではあったけど、edの映像は本編後の前向きな展開が予想できるものだったのも良かった。
64分という尺の中でキャラクター1人1人の状況や誰が誰を好きなのか、好かれているのか、その他恋愛以外の関係性を察するための最低限の情報を過不足なく開示してるのが見事。展開も恋愛作品の王道をおさえていてすごい満足感だった。要所で流れる挿入歌も良かった。他のカップリングがどういう結末をむかえるのかという部分も気になる、次作にも期待が持てる終わり方だった。