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全体
良い
音楽
良い

 なんだか妙に、いっこいっこの描写、言葉に妙に懐に収まる感覚がありました。(面白さとしては)よくわからないしこども向けとしてどうなのよ、みたいなところも多分にあったと思うのですが、そういう普通のこどもではなかった変だった"子"向けにはそうでなくちゃならなかったような気がして、面白くない!と突っぱねたくはないような印象を見ている最中は持ちました。
 見終えた後から、俗に言う(言うのでしょうか?)パンツ脱いだ創作ってこういう感覚なんじゃないかと考えました。この認識が当たっているのか、他人の内面を見ることはできないのでわかりませんが、自分の中の"こども"と真摯に向き合った結果出力されたもののような気がしました。
 クライマックスでしんのすけと非理谷充(みつる。このネーミングは正直天才!と思いました…)にある「頑張れ」という言葉が投げかけられます。私はその言葉を普通に自然に受け取れなかった"子"でした。その言葉を受け取れる形を持てなかった"子"で、重荷にせずにどうすればいえるのだろうと思って口にするのを躊躇ってしまう大人ならぬ"大人"になった身には、(そうはいっても私は違う人間だったので、この映画で示された形は全くぴったりとした自分の解とはなりませんでしたが)ひとつの形として、そういうのもありか、という、一人の隣人を見た気分にはなって、腑に落ちるというよりはポケットに収まったような気分の一番良い状態でエンディングを聴きました(つまり視聴後の満足感が高い映画になりました)。だからというのもあって、主題歌「Future is Yours」サンボマスターも好きです。
 「頑張れ」という言葉が(もちろん私にとっては)嫌ではない形をしていて好きになった映画でした。SEEDパロ(たぶん)や怪獣のキモさ(しかし好きか嫌いかでいえば割と好きです)、月刊ヌー(とんでも本)の予言や妙に饒舌な超能力分類解説などのサブカルネタ(…という言い方でいいのか自信ありません。オタクネタと言ったほうが良いでしょうか)が面白かった印象で残っています







良い

 なんとなく雰囲気の好きな回でした(その雰囲気に対する好感が先に来て、それから色々と考えが回った回でした)。
 「火泉神社」の文字が初めて目に入り、その意味合いが面白く感じました。
 種を育て、幹へと成長させ、花を咲かせて調和を取り戻す、修業と修養が一体となったような修行が興味深い内容でした。(考えると)術はアラミタマを止めるために実世界に影響を荒々しい力を必要とするものですが、その影響を与える状態またそのために命脈から力を汲み出す作業は本来の流れを妨げるもので、命脈の調和を保つことを本来の役割とした場合に、その道から外れる行いです(伊吹の邪法と呼ばれた澱みを留める技も確かに同根の技術なのだとも思いました)。おそらくですが、その術理の真髄はたしかにこの様にあるのだろうと思えて面白かったです。また火と水の二頭の龍が祀られるのも脈継ぎのありようとどこか重なるようで宜なるかなと思いました。修行の三の島に温泉がしっかりと整備されているのも心身の調和を保ちその様に成れるよう、考えられてのことの気がしました。
 そういえば雰囲気といえば尽義が鞍馬に報告した際の伊吹に対する言及の纏う(うまくどこと言い表せないのでふんわり書きます)雰囲気も好印象に残っています。今回だいぶ株を上げた尽義の株を一気に下げる次回サブタイトルまで面白かったです。







 もも肉をもらえなかった後の尽義がぶーたれてる場面で、バイクの音が入っていて珍しい街中の音響だと印象に残っていました。でっかいバイクが登場した時、すとんと納得がおりてきました。
 アラミタマの駆除と鎮めとが共存することについて、面白かったです。野生生物との関わりから(改めて)考えたらそこまで不思議ではなかったのですが、霊的な存在に対してこの両者の対応が作品上の相容れない善悪対立ではなく、なあなあとそこにある形が、私には目に新しい光景でした。なんとなく気のいいおじさんと思っていた市長も観光をおそらく推進する立場から、霊脈の観点からみれば負の影響を与えてるだろうことも見えて、少し色合いが違って目に入りました。
 偉大な師匠に残された3人の弟子たちの、その死に対するそれぞれの向き合い方が見えてきて、まずは一つ「ふむ」と思った回でした(人間いつ死ぬかわからないから(今食べたい)とこぼしていた尽義の言葉も後からこの文脈も含まれるかと思いだされました)。鞍馬と伊吹だけでなく、尽義と伊吹でも対照的だった気がします。己れの弱さのために邪法に手をださない尽義は、かぎりなくダメ人間でも、その1点には一分あるかもしれません。伊吹はきっと(3人ともそうだったと思いますが)すごく師匠が好きだったんだろうと思います。だから今度は置いていかれないように竜に勝てるほどの強さを求めているのでしょう。鞍馬は師匠の脈継ぎの教えを最も忠実に継承しているようにみえて、その教えに固執することで多くを取りこぼしていそうです。
 それにしても海列車、保守管理すごく大変そう……とか、そもそも脱線しないのすごいどういう技術?、なんか波にさらわれて脱線しそうで乗ると考えたら怖い……など見るたびにおののいて不思議な気持ちになります。
 エンディングの建物空間を泳ぐ魚たちに霊脈の視点でみると陸じゃなくて海のような島なのかなと、今回ふと思いました。



良い

123(たぶん)から入る「星座になれたら」好きでした



良い


ステージの上に立つのはほんと大変と思い出しました



リビングでみんな集まっててふとその外側に出た時の温度感(色彩の褪せるような)にまさにそれって思いました



依頼箱経由でもわりと間に合うアラミタマの対処、アラミタマが暴れてる割にわりと近くで呑気な釣りしてる釣りのお爺さん…などどこかのほほんとしてるところがおもしろかったです。こういう退治ものとしてちょっとめずらしいふんいきな気がします。



冒頭は対外的にはたぶん火山噴火状況なのでヘルメットかぶって…と思いましたが、見るときはおおらかに構えるほうが気が楽かもしれません。
兄弟ししょー(兄弟子、師匠で今作った造語)の尽義がぶれずにひどいやつでなんとも(わりと好き)。
神社の像が竜になってるなど、ふんいきがわりと好きでした



間近で目撃してその場で「サッカーってすごい」と思える潔(他とは違う圧倒されきっていない表情)と全力で最後まで挑めて本気で悔しがれる糸師凛(その分勝負に集中するあまり視野が狭くなっていたことを指摘されていた)がぶつかって、ふるふるとひりひりと振動が大きくなっていきそうな、これからも楽しくなっていく予感がありました。
最後に一気に新キャラの顔見せがありましたが、全員しっかりと印象に残った気がします。それがすごくて、最後まで楽しかったです



偶然と運の話面白かったです



とても良い

最高でした。19話から(ここまで含め)色々とビビビとつながって



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