電車でラブレター渡されるなんてどんな羞恥プレイだ…
姫乃が逃げ出した理由がこの作品ならではという印象。それぞれ身体の作りが違うからこそ発生する悩みなんだろうな。
……男子生徒の好きになった理由が非常に本能に忠実な理由だったのは笑ってしまったが。てかラブレターにそんな直接的に書いちゃ駄目だろうに
姫乃は実際に自身のアレを見たことはないけれど、幼いころに見た動物のものと同じようにグロテスクな形をしているのではと想像していた。その悩みを解決するために希達とお互いに見せあったことで想像していたものが実際に見たものと置き換わり安心出来た。
男子生徒から貰ったラブレターにはどんな素敵なことが書いてあるのだろうと想像していたら、中身を見れば下世話な理由が書き連ねてあり再び逃げ出してしまう姫乃
そんな中で謎多き蛇人とはどういう種族だろうと想像していたら、突然の転校生として登場。
他の種族とは大きく違う自身の見た目をとても気にしている姫野の前に姫乃以上に変わった見た目の南極蛇人が登場したことは姫野に対してどのような影響を及ぼすのかな?
曖昧になっていた現実と虚構の境界線が遂に無くなってしまった印象を受ける
それはこれまで行われてきた創造主と被造物の交わりに留まらず、実在する温泉に登場人物たちが入浴するシーンや前夜祭に中の人が登場するシーンがあったりと視聴者側に対しても現実と虚構を曖昧にするアプローチが行われているのは面白い。瑠偉の「僕の声の人も来るのかな」「アニメだとしたら世界一嬉しくないサービスシーン」なんて台詞も通常の作品であればメタ発言になるのだけど、本作では心情変化の一つとして描かれつつも瑠偉がアニメキャラクター的な存在から抜け出し、独立した一人の人間となったことが伝わってくる表現になっているのは印象的だった。
そういった意味では今回の話を実写特別編で挟む構成も視聴者へのアプローチの一環なのかもしれないと思える
そして作中では走行会を催し交流や覚悟の確認が行われるわけだけど。メテオラの感謝の言葉の後に松原が「運命共同体だろ、俺達は」と言い、更には創造主、被造物の分け隔てなく円陣を組み手を重ねるシーンが描かれた時には何とも感慨深い気持ちになってしまった。
ラストでは遂に鳥かごが起動。現実を舞台として戦いつつ観客には創作の世界と認識される空間。現実だから何処に転がるか誰にも判らないけど、その道行きの鍵を握る観客は本当の事情を知らないまま楽しむ光景は非常に不思議
そういえばこの状況を観客だけでなく颯太や瑠偉達も楽しんでいるのは少し驚いた。
世界の命運がかかった戦いではあるけれど、同時に滅多に見られない一大フェスでもあるチャンバーフェス。残り話数的にまだまだ波乱がありそうだし、視聴者であるこちらとしても最後までこの作品を楽しんでいきたいと思う
過去問や須藤の件では目立ちたくないと手柄を譲った綾小路。しかし、綾小路の行動を見ていた者からすれば、そんなことをしておきながら目立とうとしない姿勢は逆に目立つ訳で。わざわざテストで全科目50点取るなんて奇妙な行為を実行した綾小路の本心は見えてこないね
それにしても成績が悪い須藤の退学を回避するための策として、過去問や点数をポイントで入手する方法の何処に実力至上主義があるのかと問いたくなる。そんな方法があると気付いた発想力が実力なのだろうか。
多々良はこういう形でデビューすることになるのか。まだ基本のステップを練習中の多々良にとってこれはあまりに大きすぎる舞台ではなかろうか。
一応周囲を驚かせはするものの、それは兵藤のステップをコピーした点や即興で踊れた点によるものだもんなぁ。まあ、それでも初心者にしては充分凄いことなんだろうけど、多々良の成長物語は周囲を適度に驚かせつつ小さな舞台から少しずつ大きな舞台に移っていくようなものであって欲しかったと思ってしまう
このまま若手トップを走り続けるかと思われた兵藤にまさかのアクシデント。でも次回予告では踊っているようだし、それ程深刻ではないのか後から響いてくるのか
激高し「返せ、返せ」と言っていた兵藤。多々良のおばあちゃんが多々良を通して見えないはずの力士の姿を見たように、兵藤は笑顔で踊る多々良を通して雫の隣りが取られただけでなく、チャンピオンの座を取られた自分の姿を見てしまったのだろうか?
ジオンの亡霊なんてタイトルで戦場となるのもジオンが打ち捨てた戦艦なのに、タイトルから連想しない訳にはいかない肝心のシャアが登場することはない。一応、ラストで帰還が知らされるけど、逆に言えばそれだけ。
どちらかと言えばティターンズと組んだ元ジオン公国の生き残りが姿の見えない宇宙要塞を作っていると言う話の方が亡霊的要素を感じさせる
ここ最近、カミーユ達の前に立ちふさがるヤザンは魅力的な敵だね。カミーユからするとプレッシャーは感じないけど強い敵とのこと。ニュータイプが敵として登場することが増えた本作において貴重な強キャラ。
今回はMarkⅡを利用してジャマイカンを殺してしまったよ。特にこれといった恨みはなかったように思うけれど、あっさりと上官を殺してしまう凶悪さは敵のお手本とも言えるような行動。更には逃げるタイミングも逸しないとあれば今後の活躍も気になる所
どうにもウザさが増していたカツだけど、ようやく汚名返上できたのかな。勝手にGディフェンサーで出撃した辺りで死亡フラグの匂いを感じ取ってしまったけど、結果的にエマを助け更にはカミーユすら助けたのはささやかだけど確かな功績か
それでも今後カツが戦力になるイメージが湧かないのが悲しい所
絵本に登場する英雄が成したことが悪者退治とか人民の救済ではなく憲法の制定……。また、テレビの魔法少女も最大多数の最大幸福なんて訴えてるし、よくよく見れば製作委員会の名前も「彼方市思想教育委員会」とあからさまだった。平等だ差別禁止だなんて言葉が作中で飛び交う本作だけど、見た目ほど穏やかな作品じゃなかったりするのか……?
子供が普通に接している絵本やテレビがあのような感じなんだから、それらが示す道徳観は登場人物達にしっかり根付いていると捉えるべきか。そのような中で議論を時間で打ち切り、反論を自己都合で封じ込めた真奈美はかなり得意な存在と呼べるのだろうな
真奈美が家族を一番に考えるようになった根源にあるのは家族を顧みなかった祖父の末期の言葉。どれだけ思想教育を施しても、たった一言で価値観が様変わりしてしまうなんてこともあるのだろうね
妹たちの遊びに座敷童子が混じっていた疑惑。座敷童子が福を齎すのは有名な話だけど、妹たちは普通じゃない存在が混じっていたことをとても怖がっていた。
なら、思想教育を施され育った学生達の中に真奈美のような異質な存在が混じっていることは彼らにとって福となるのかな?それとも真奈美の存在によって恐ろしい事態が起きたりするんだろうか?なんて邪推してみたり
今更だけど原作と結構展開変わってたのね。本筋中心に描いていってあっという間に中間テスト。次回でその高得点のネタバラシをして第一巻の内容終わりかな
クラスポイントや進学についての話は美味しい話には裏があるの典型例か。裏があることに全く気付けないどころか、クラスポイントを全て吐き出してしまうようなDクラスの面々が挽回できるチャンスなんてあるのかな?実際にCクラス以上に行くなら美味しい話の裏を読むどころか、裏を含めたシステムそのものを利用するずる賢さが必要になってくるんだろうね
それを実行出来た存在としてAクラスのあの二人を先行登場させたのかな
堀北はクラスの成績を上げるために須藤達に勉強を教えてあげようとしたのは、その孤高さからすればかなり歩み寄ったものではあるんだろうけど、それを自分で崩壊させてしまうコミュニケーション力はかなり難がありそう。そもそも綾小路を巻き込んだ手法だって稚拙極まりないものだからなぁ
堀北が兄の前で見せた弱さと他人を軽んじすぎる態度、櫛田の友達に強くこだわる姿勢、どう見ても色々隠してそうな綾小路。
今後、彼女らを含めたキャラクター達がどのように描かれるのか楽しみだな
前回ラストで周囲を驚嘆させた多々良が第二話では期待外れな面を見せるのは予想通りだったけど、まさか退化してしまうとは。見て覚えるのは得意でも聞いて覚えるのは苦手だったのか
考え直せば前回のアレだって同じ動きを何時間もぶっ続けでやった事で様になったと言えるし
当面ライバルポジションとなりそうな清春登場。
周囲から賞賛される実力があるのに受賞時の態度の酷さから、清春の印象は悪かったのだけどその時は高熱が有ったのか。そのような事情を感じさせないダンスは超一流といえるだろうし、逆にそのような事情を抱えていても前年優勝者を抑えて勝利できてしまう国内大会に張り合いを感じられなくなってしまうのも仕方ないとも言える
最初は雫のことで反感を覚えていた多々良も、高熱の件を知り更には雫と踊っているように見える清春の姿を見たことで、清春への印象と自身の決意の強さが変わったのかな。
それにしても仙石だけでなく清春もかなりの化け物で、雫もそれなりの実力のようだし小笠原ダンススタジオって実は実力派揃いの有名スタジオだったりするのか?そんな所に迷い込んだ多々良はどれほど才能を開花させられるのかな?
自分本意な行動が目立っていたカツだけど、遂にやらかしてしまったなぁ。重要機密を渡した訳ではないけれど投降兵の甘言をほいほい信じてサラをハイザックまで案内してしまったあまりに浅はかな行為。サラにアーガマを攻撃する意思があったらどうなっていたことやら
軍人ではないから反省室送りになっただけで済んだようで。そういや今のカツってどういう立場でアーガマに乗船しているんだろう?
「人間ってそんなに信じられないのか」と呟く彼に成長の余地はあるのかな?前作から引き続き登場しアムロの活躍をすぐ側で見てきた彼には何かしら活躍の場がほしいような気もするけれど
カツとサラの関係だけでなく、他の面々の関係性もややこしいというか面倒な様相を呈してきたなぁ。
エマの身を案じるあまり「赤ちゃんを産めんようになったら…」なんて言葉すら飛び出すようになったヘンケンはヤバイ。その後にエマが引いたおみくじの内容もヤバイが。てか、なんで戦艦の食堂におみくじなんてあるのさ?
サラの部屋に入っていたことをファから詰問されるカミーユは少し可哀想な気も…。彼はそこまで幸福ではない家庭で育ったというのに更に女運すら悪いのだろうか
遂にコロニー落としを決行したジャマイカン。彼も追い詰められているようだが、住民の避難が出来なかったウォンも追い詰められている。
そんな状況下で、最近になって随分人数が増えてきたニュータイプ達は希望を示すことが出来るのだろうか?
美津代はいい性格してるなぁ(笑) 自分だってバイトしてるのに同じネタで希を脅迫してしまうとは。希をコスプレさせたいという本音のために、停学をちらつかせ希にとってまだ受け入れやすいメイクアップを建て前に釣り出す美津代からは策士の才を感じさせる
小間が人魚の静浦を抱えながら登場した時は、どういう状況だと突っ込みたくなったよ!あれで付き合ってないのか……
小間が静浦を抱える形である限り二人の関係は限りなく平等ではない。そんな状況から変わりたいからこそ、静浦は普通の足や歩行補助機械を欲したわけだけど、小間にとってそれはあまり望む状況ではないようで
機械が高いから止めた方が良いなんてあからさまな建て前を受け入れた静浦は、どこまで小間の本音を察したのかな
差別禁止、平等なんて言葉が飛び交う本作だけど、平等ではない関係性が二人にとって最も相応しいのでは?と提示された事は何とも意外な展開だった
それにしても幼馴染を抱きかかえて登校する間柄でありながら、何故あの状況で付き合ってないんだ……
恋愛ゲームのキャラをどうやって戦列に加えるのかと疑問に思っていたらファンディスクか。確かにあれって何でもありな割にどんな設定、描写でも受け入れ易い印象がある。
新キャラの星河ひかゆが登場するギャルゲーが元エロゲーだったのはちと反応に困るなー……。ギャルゲーって主人公になったつもりでプレイするから楽しめるのであって、目の前に現れたひかゆが他の男を名を呼んでいたりすれば何処か居た堪れない。席を外した八頭司の気持ちが何となく察せられてしまう
むしろ「俺の嫁!」とか狂喜できる大西の方が特殊。というかこの作品って漫画・アニメのキャラクターが現実世界にやってくるというアニメ好きからすれば夢のような内容なんだけど、これまで登場した現実側の住人って颯太を除いて作者か菊地原などの一般人だったせいか、大西の反応って新鮮。だけどこちらからすれば馴染み深く感じられてしまうのが不思議
もう一人の新キャラは弥勒寺のライバルか。ブリッツが動機が単純と指摘する通り、初登場時の弥勒寺と比べても内面が薄っぺらくまだまだ作品に縛られているなと印象を受けてしまう
そしてこれまで本心が見えて来なかった被造物達は随分人間臭くなった印象。アリステリアは謀反に向けてあの真鍳と手を組んだり、ブリッツが己の望みのためにアルタイルから離反することになったり。それは現界してから時間が経ち作品に縛られなくなったからこそ出来る行動。
現実側の人間たちの反応は逆に漫画・アニメっぽくなってきた印象。大西の奇行に始まり、執筆にヒイヒイ言っている松原及び八頭司に対して余裕で楽しそうな駿河、アリステリアの考えを迷いなく理解できるようになった高良田、大西を前にして目が死んでしまう菊地原。これらは被造物やそれらが巻き起こす非日常に関わったからこそ現れた一面のように思える
ならば他の被造物達よりも遥かに長く現界し、決まった原作を持たないアルタイルの内面にはどのような変化が起きているのかな?まみかとの対話を思い返せば復讐に囚われ続けている印象を受けるけど、ブリッツの離反を許しその望みが叶うことを願う姿からはこれまでのアルタイルとは全く異なる印象を受ける。
世界を滅ぼそうとしているアルタイルは本当にそれだけを狙っているのかなと改めて疑問に思った
原作既読
原作を読んでいる時は綾小路の声はもう少ししっかり芯の通ったものを想像していたけど、アニメでは驚くほどに無気力であったことに驚いた。しかし投げやりな無気力とまでは思わない程度になっているのだから声優さんの演技は凄い
話としては導入部が始まったばかりだからインパクトがまだまだ薄い印象。
ただ在籍しているだけで毎月10万円振り込まれることに何の疑問も抱かないのはまだ労働したことがない高校一年生だからか、彼らが特段の愚か者だからなのか。
そんな中で目先の欲に負けずにお金を使わずに居た数人がメインになってくるわけだけど…。バスでの一場面やお金の使い方でそれぞれの性格が顕著に現れているね。
EDで所持ポイントが表示されるのは面白い演出かも
この作品では見る、見られる事が重要なポイントになっているのかな?
冒頭の進路が全く思い浮かべられない多々良の表情が何処を見ているのか判らないものになっていることに始まり、DVD映像で俺を見ろと強烈にアピールしてくるダンサー達、極めつけはラストの夜明け後のシーンか。
多々良の窓を見るまで一晩経っていることに気付かなかった点は異様だが、それへの周囲の反応が面白い。仙石も雫も多々良のボックスを殆ど見ていないが大量の汗や足の裏の豆、壊れた靴などから練習風景を見ていないが実際に見たのと同じくらい多々良が真剣に練習していた事を知る。これは非常に面白い表現のように思えた
ダンス初心者でありやりたい事が見つからなかったはずの多々良がいきなりこのような練習が出来るのはおかしいように思えるけれど、それは彼が「何か一つ胸を張って好きだと言えるものがあれば僕は変われる気がする」と言うように、あのDVDの映像を見た瞬間から多々良の中で何かが変わり始めていたんだろうね。
見た目的にインパクトのあるケンタウロスの姫乃を始めとして種族の違いを描きつつ、個性の違いも描かれているのは印象的
姫乃は身体が大きいから舞台装置を丈夫に作る必要があったり、本気で走れば希たちを置いてけぼりにするほど速いのは種族による違い
手書きの訂正を信じて本当にキスしてしまったり、実は運動音痴だったりするのは個性による違い
『亜人ちゃんは語りたい』が特殊な体質を持つ亜人を周囲の人間や社会がどう接していくのかというテーマを提示した日常系であったなら、こちらは人間が居ない事で逆に普通の定義が存在しない世の中でそれぞれの種族や個性の違いをすり合わせていく日常系なのかなと感じた
普通が存在しないということは作中で語られているように差別や偏見によって容易く地獄が発生しかねない危険性を孕んでいる。だからこそ教室の外からスーツの大人が監視しているかのように見ているは仕方ないのかもしれないけれど、とても印象が悪い
なら、姫乃達は窮屈に暮らしているかと言えばそんな様子はなく、穏やかに笑いあっている。そこには種族や個性の違いは有ってもペースを合わせるために歩くような速度でマラソンしつつおしゃべりする日常を楽しいと感じる、とても普通な感情があるからなんだろうね
菊地原にとってマンガ・アニメなんて全くの専門外領域だろうにそれをおくびにも出さず全体の指揮を取る姿は立派。スケジュールに文句が出れば「死ねと申し上げている」と一括。これに似た台詞を最近冴えカノで聞いたせいか、彼女がいればプロジェクトは遅滞なく進むのだろうなと信頼してしまう
ただ、プロジェクトの中心となる松原達はどうなのかと言えばちょっと不穏な空気が…
そもそも一個の物語として成立している作品を幾つもクロスオーバーさせようとするのだからどうしたって設定に無理な部分や納得し難い部分は生じてしまう。でも無理だからと言って中途半端な出来にしてしまったら観客から承認力は得られなくなってしまう。そういったジレンマを象徴していたのが今回のクリエイターチームの空気感なんだろうね
世界観どころか対象層が全く異なる作品があり、制作陣だって絵師と漫画家に小説家、一人で執筆する作家や集団で作り上げてる雇われみたいに様々なタイプの人が揃っている
でもその不和によってクリエイターチームがバラバラにならないのは、やはり彼らにとって創作をすることやその中で藻掻いたり苦しんだりすることは楽しい事だからなんだろうね。だから八頭司だってツンデレみたいなセリフを吐いてしまうし、実力差を見せつけられたまりねだって笑顔に戻る
そういった創作者達の心意気を間近で見た颯太は何かしら思いついたようだけど…。颯太がアルタイルに見せるため考えた『酷い事』って何だろう?他の面々がアルタイルに影響するような描写は難しいと諦めている中で、シマザキセツナの想いを知っている颯太だけが思いつくアイディアってどんなものだろう?
ラストに現れた制服があざとい印象の少女はまさか恋愛ゲームからの現界?だとしたら戦力になるイメージが全く無いんだけど……
原作既読。そういえばいきなりカラオケでお触りしている所から始まるんだっけ。今にして思えば結構唐突な始まり方
それにしても10分枠でOP・ED完備とは恐れ入った
由真は武田と初々しい関係を初めたばかりでデートの帰り道でキスと青春街道まっしぐらのはずが思い出すは蛍の悪戯ばかり……
その後も「どうして抗えないんだろう?」とNTRモノでは定番の台詞があっさり出てしまう辺り由真は既に蛍の術中に嵌っている印象
大事な作戦を前にして唐突に部屋の大掃除を始めるカミーユは一体何なんだろう?受験勉強をしなければならないと思いながら部屋の掃除を始めてしまう学生みたいなもの?
それを細かいこと言いつつ手伝うエマのポジションもよく判らないな。母親役になるのは嫌なんじゃなかったのか?結局エマにとって色々な部分が不安定に見えるカミーユの世話を焼いてしまうのは本能から来る衝動みたいなものなんだろうか
初登場時の居丈高な姿勢がすっかり見えなくなってしまったジェリドはシロッコに利用される立場に甘んじるようになってしまったようで。本人としては雌伏の期間でいるつもりのようだけど、それすらシロッコは見通しているようにも思えるしここから彼が大逆転を果たしカミーユのライバルポジションに舞い戻る展開が全く予想できないなぁ…
総集編に見せかけたメテオラ毒舌回。挙句の果てには自分を美化してアルタイルを倒す描写を入れてしまうのは笑ってしまった
これまでの話を振り返る面も多少はあれど、どちらと言えばメテオラが周囲の人々をどのように見ていたかが判る話だった。ネガティブイメージだったり毒舌の対象となっていなかったのって、颯太とまみかくらい?
特に終盤で颯太の手を握る描写からはメテオラが颯太をある程度特別に見ているのではと思ってしまう
いつもに増してメタ発言の多かった今回だけど、物語世界のキャラクターが現実世界に現れた事をテーマにした作品だからこそ出来る描写なのかなとも思えた