映像、キャラクター、ストーリー、音楽全てにおいて素晴らしい。
2021年春、個人的覇権アニメです。
AIの歌姫vivyがさまざまな経験を通して成長していく過程が良かった。
映像もとても綺麗で、魅入ってしまう場面がある。
アクションシーンと歌のシーンの緩急もいいバランス。
もっと有名になるべき作品だと思います。
アニメとしての出来が大変よい……。
アクションは迫力があるし劇中歌の挟み方もよいしその中で紡がれる物語は哀愁を漂わせながらも美しい。
4話と6話がピークだった感は否めないけれども最後まで本当によかった。
シンギュラリティの使い方に引っかかるけれども100年の計画の中で自らの意思で歌を作るに至ったVivyは本当の意味でシンギュラリティに到達したのではとも思う。
全体を通しての盛り上げ方、キメるところは120%にキメる緩急有る作画、良い作品でした。
暗い話も多目なのにうまくバランス調整してくれていた、マツモト@福山さんの存在が何と言ってもMVPだったと思います。
構成・脚本がリゼロの長月達平先生ということで注目していた作品
映像や劇伴も含め素晴らしい作品でした。
1話ずつ、考察しながらみましたが、とても味わい深いものとなりました。
見入ってしまった。
めちゃくちゃ面白かったし、戦闘シーンとかも毎回アニメ映画レベルのクオリティー!
欲を言えば、2クールで作って欲しかった。
個人的には文句なしの作品。
各パートにおいて展開される切ないながらも美しいストーリーと上質な作画が折り重なって、毎話映画を見ているような気分に。
物語全体を通じて重く悲しい出来事が多かったが、最終回のエピローグではAIを滅ぼすAIではなく、純粋な歌姫AIとして仕事に取り掛かろうとしているヴィヴィを見て泣きそうになった。
最後まで面白く見れた作品
未来を救うために未来から来たロボット「マツモト」と事件を解決していく作品
いくつかパートがありそのたびに主人公が成長していくのが見ごたえあり!
戦闘シーン等も多々ありそのどれもがかなりハイクオリティな作画で楽しめます
各話で起こる事件もアンドロイドとの社会問題に触れた物が多くなかなかに考えさせられる事が多かった
普通にハイクオリティなアニメを見たい方にお勧めだと思います
4.0/5点
アンドロイドが世界を変えるというのがいいなって。
最後も物悲しいながらも立ち向かうのがよい。
ららららーららー!
テーマとモチーフ、設定が素晴らしすぎて、これを1クールでやるのはあまりにももったいないのではないかと思うほどだった。
種﨑さんの作品あはあまり知らなかったが、とてもよかったと思う。
"あくまでフィクションだが、もしかしたらあり得るかもしれない未来を描いた作品"として捉えられるかどうかで評価が分かれるタイプのアニメだと感じる。
多少の矛盾や偏見が含まれる作品ではあったが、それが気にならないぐらいにストーリーに勢いがある。
終盤が少しインパクトに欠けるのが残念だが、ストーリー全体の構成を見ると非常に綺麗に纏まっており、終盤の減速はそれほど気にはならない。
映像や音楽、ストーリー等を総合的に評価すれば非常によく出来た作品であると思う。
シンギュラリティポイントを描いたとても良い作品でした。シンギュラリティポイントについてはGoogleで調べると面白い内容が出てくると思います。
楽園追放ではシンギュラリティポイントに対して皮肉を混じえた作品でしたが、結論がこの作品とは違います。
Divaという自立型のAIが主人公として100年間の計画を実行する話になっていますが、作中では主人公のことをDiva、もしくはVivyと呼ぶ事があり、ロボットとは思えない二面性があるとかんじました。歌を歌って人を幸せにすることと、AIの発展を阻止し結果的にAIを破壊するAIという二面性を名前からも感じます。私が考えているだけですが、AI=I(アイ)になる点も日本語的な面白さを感じます。
終末系はそれ単体で作品の面白さを引き立てる要素ですが、もちろん"歌"も魅力の一つであると言えます。vocalは声優さんではなく、マクロスのように歌手が担当しており歌自体にもこだわりのある作品と感じました。
私はロボットと感情というハートフルな話がとても好きでしたので、最後まで考える、共感する、最終話以降の未来を予想するなど楽しみを沢山作ってくれたこの作品が好きです。
非常に良かった。
曲も描写も細部まで丁寧に作られており、1話から最終話までダレることなく見ていられた。
設定としてはAIへの偏見や矛盾があるというのも確かながら、見ている時には気付けないほどに面白かった。
とても良かった。
Vivyの成長も感じられたが、マツモトの成長も著しかった。
めちゃくちゃ良かった
2話から3話構成でとても見やすくだれることなく駆け抜けてくれた
1番好きなのはやっぱり決意を決めるとこでもある5.6話だけど
1番悲しい話でもあった
久方ぶりの傑作。面白いアニメというよりも凄いアニメ。
全体的にバランスが良く、ストーリーもダレない為、12話までストレートに見れる。
細かい内容については割愛するが、TVアニメでここまでのクオリティを出せるようになったのかと驚いた。
1話でヴィヴィがビルの破壊を決意した時の表情と, 12話で再び2161年4月11日に戻る決意をした時の鋭い表情があまりにも美しくて好きだった。
勇ましいシーンの多い作品だったけど, 作品全体を通して哀しい出来事の方が多かったのかな。
モモカの死もエステラの死も, グレイスやオフィーリアの物語も。
最後まで「心をこめて歌う」ことに悩み続け, 最後に心をこめて歌えたのは観客のいない破壊されたメインステージだった上, 最後まで歌い切れずに力尽きるヴィヴィ自身の物語もまた哀しい。
ちょっとムカつくけど憎めない「マツモト」が過去を振り返るように語る総集編も良かった。
メインステージで力尽きたヴィヴィは何らかの手段で再生されたんだろうけど, きっとあの100年の記憶は持っていないだろうから, 唯一シンギュラリティー計画を完遂したヴィヴィのことも, もう1つの人格のディーヴァのことも全て知っているマツモトが語るというのは, 少し哀しくもある気がする。
新しいヴィヴィのパートナーAIはマツモトになるのかな。
なんか良いね。あの2人はよく衝突していたけどとても良いコンビだったので。
序盤のキレ味鋭いストーリーで一気に引き込まれた。
個々のストーリーに軸となる音楽があって、それが見た人の思い出に残って、この作品が終わっても聴けば思い出せる、そこが狙いとして素晴らしいと思う。
何に思いを込めていたか意識して、全員の最後の決断に思いを馳せて欲しい。
欲を言えばあとひと捻りだけ欲しかったけど、そう思わせるほど道中が良かったのだなと思う。
アニメとしてもSFとしてもすごい出来でした。
アンドロイド系のSFでよくある、心とは何かみたいなテーマにもしっかり向き合った上で、
主人公2人のキャラ付けがとてもアニメらしくてとっつきやすい!
個々のエピソードもテンポがよく、1回も捨て回がなかったですね。
総集編が最後にあったのも、この100年の記録映像っぽくて好きでした。
絵がキレイで歌がとても良くてすごくよかったです
楽しめた。
凄いよほんと。
話がしっかりとしていてとても良かった。
話の展開に無駄がないからか、スッと話に引き込まれる感じで、30分があっという間に感じるほど引き込まれる作品だった。
特に戦闘シーンは手を抜いてない気迫が画面から伝わってくるようで、臨場感があり、すごく良かった。
ヴィヴィが作り始めた曲がエンディングテーマだったので、なにか感動的な演出がまっていそうと勝手に自分でハードルを上げていただけかもしれないが、最後は少しあっさり終わった印象を持った。
残念に思うのは、ヴィヴィの声優と歌声を分けたところ。個人的には、歌うと別人な感じがして違和感を覚えた。
話(目的)は単純で分かりやすくて、スケールが壮大で、冒頭を見た時どうなるんだろうと非常にワクワクした
話の終わりはかなり王道な感じで終わったが逆に収まりがよかったと思う
派手な戦闘シーンとイノセンスのような作画表現が良かった
音楽そのものが良いのもあるが使い方もとても良かった
長編や劇場版を見ているようだった
まとめて見たので、毎週1話ずつ見ていたらまた違った印象かもしれない
AIが人間臭すぎるとかSFとしてどうなんとか
頼む…一度でいいから見てほしい
メモ
Date:2021/4/11-2021/6/21
Score:96(2021/8/9修正あり)
Ranking:1
AIと人との関係の葛藤の狭間の苦しみや悲劇の中にも確実にある優しさを掬い取り、みんなが幸せな未来へ導くと紡いだ歌の物語
AIと人間の戦争だなんて題材はありふれているけれど、ヴィヴィに課せられていた命題「歌で人を幸せにする」ことを主軸に最後のオチまでうまくまとめてくれた。
ストーリーも良かったけど、ところどころ入るアクション場面での動きがもう素晴らしかった。作画も終始良かった。
楽曲もキャラデザインなんかも自分好みで毎回毎回楽しみだった。
今期一番好きだった。
OP曲も映像含め好きだ。
もう一度じっくり見返してみたい。
ロボットや機械知性、あるいは異星人など人外の存在が、人を理解し人と主に歩む媒介として歌を題材にするSF作品は多分結構多いと思うんだけど、それらの作品群に新しい一歩を刻んだ作品だと思う。
もしも小説化するなら連作短編集として、菅浩江、小川一水、冲方丁あたりに合作してもらいたい。
本作は「歌でみんなを幸せにする」という使命を託された史上初の自立人型AIのVivy(ディーヴァ)が、100年の旅を通してさまざまな葛藤を抱えながら「心をこめる」とは何かを見つけていく物語である。
まず、1クールのオリジナルアニメ作品として総合的に見て質が非常に高かった。
歌姫AIを主軸にするという設定の新しさとニーアランドの絶望的な冒頭シーンは、オリジナルアニメ特有の「既存顧客がいない」という欠点を払拭して興味をひくには十分であったし、その後も2~3話の短編ごとにしっかりとテーマ設定と見どころが伝わってきて、観ていて全く飽きなかった。
脚本の長月・梅原先生もアニプレのラジオで言っていたが、まさに原作作品の「世界観の設定がきっちりとしている」とオリアニの「先がわからず面白い」という両者の利点を併せ持った作品であった。
また、シナリオだけではなく作画、音響音楽、声全てが洗練されていた。
作画個々で見ると9話の戦闘シーンや8話のオフィーリアの表情などもよかったが、全体を通して特に印象に残ったのは、要所要所で入るAIの寄りカットである。そもそも
Vivyに限らず「人っぽい機械」を両者のバランスを保ちながらどう描くかということはおそらく難しい問題で、それを助けていたのが一つにはここで指摘したカットだったのかなと思う。個々のエピソードは基本的に「人間らしさ」に近づいたAIの話が多い一方で、AIであることを意識づけるために不自然なくらい綺麗な目であったり、青い涙(オイル)のカットが使われたのかなと考えている。
音響音楽に関しては、Vivyは演じる声優とそのキャラの歌声に別の人を起用するという形が取られた。ただ、これが不思議と違和感がなかったことには今更ながら驚いている。種崎さんの当てる声もよかったし、さらに驚いたのは八木さんの歌声がVivyそのものだったことである。Vivyで劇伴OP/ED作曲を担当している神前さんは、八木さんの歌声を「体温が低い感じ、無機質で不思議な響きがある」と表現していたが、まさにそんな不思議な歌声だった。抑揚がないとか悪い意味で機械的な訳ではないが、機械的なのである。
音響もたくさんいいところがあった。細かいところだとアーカイブ接続時のノイズやもちろん4話エリザベスの戦闘シーンなどは鳥肌がたった。
声は特にマツモト役の福山さんが圧巻だった。流暢でかつユーモアのあるマツモトは作品のとても重要な部分を担っていたと思うし、ラジオを拝聴して本当に作品について深く考えてらっしゃる方なのだと感激した。
最後にVivyが出した「心」とは「記憶」であるという答えは個人的にすごく納得のいくものだった。
限りなく人間に近い自立人型AIの100年の旅で、人間の「心」とは何かのヒントをもらうとは思わなかった。
設定としてはAIによる反乱を阻止するというアンドロイドものとしては王道(だがそれがいい)。それにさらにAIによる反乱を阻止するべく過去を修正するというタイムリープものまでくっつけてもうみんな大好きな設定。
とはいえ話の軸はVivyの成長物語で、「心を込めて歌を歌うとは?」があり話がすすんでいく。このあたりはヴァイオレットエヴァーガーデンのヴァイオレットちゃんが「愛しているとは?」を一つの主題に置いてヴァイオレットちゃんの成長物語を描いたのと似たものを感じました。
「100年の旅」と書かれているように100年という長い時の進め方をどのようにやっていくのかなと思っていましたが、ADVゲーのようなシナリオ(世界線)分岐のような表現がされているのも好きでした。
各パート毎に入る戦闘シーンもすごかったし、歌もよくてオリジナルアニメとしてはかなり満足のいく作品でした。
控えめに言って神
2.3話で1つのくくりみたいな感じになってるので見やすいしストーリーも衝撃的な場面が多く、長月先生らしいなぁとも思った笑笑
戦闘シーンもかなりずば抜けていたので見て損はない
最後がどうたらこうたら言うてる人がいるけど、まぁよく1クールに綺麗に収めたなという印象です。
個人的には2021年春アニメの覇権は間違いないし、凄く好きになった作品。
AIと人間の共存・遠くない未来にやってくるシンギュラリティをテーマに描いた作品。テーマとしてはありふれているというかアニメよりも映画や小説で語り尽くされた作品ではあると思うが、本作の最大の特徴はとっつきやすさにあるように感じた。
脚本の中で科学技術の小難しさをできるだけ排除して、視聴者の興味を引き立てるような構成・演出が随所に散りばめられていたなと思った。音楽の挿入の仕方や戦闘シーンの超絶クオリティ、印象的なシーンで挿入される解像度高めの一枚絵など、WIT STUDIOだから作れた技術が詰め込まれていたと思う。
故に、脚本的な意外性はそこまで多くなくとも最後までしっかりとアニメーションとしてまとまりがあって着地もしてくれた印象。シナリオ的にも序盤から中盤にかけては大きな展開も多く面白かったし、終盤も意外性や派手さだけを求めて着地できない作品も見られる中でしっかりと収まるべきところに収めてくれたのは評価したい。
なんにせよ、1クール通して毎週土曜日の23:30-24:00が凄く楽しみだった。制作陣に感謝したい。
映像と音楽が特にやべぇ。流石歌でみんなを幸せにするアンドロイド。
マツモトがどう見ても Portal の Wheatley 。 Vivy すきな人はきっとこっちも楽しめるのでおすすめだよ。
グレイスさんすきすき。その後自己矛盾で動けなくなってしまうのもとてもアンドロイドっぽくて良い。
オフィーリアさんがちょいちょい水に関わる事故に遭うのはやっぱりハムレットのオフィーリアからかな?
1 クールできれいに終わったのも良かった。長くやればいいってもんでもない。
きれいに終わったから続きは多分出ないんだろうけど、似た世界観でまた新しいお話とか見てみたいな。
評価が高くて見始めたけど3話目でダレて中断…
もう少し見たら面白くなるのかなぁ
美麗な作画と優れた音楽に彩られた一大クロニクル。Vivyの歌う曲は良いけど歌唱は普通なのが残念。もっとエモいボーカリストならよかった。物語は宇宙ホテルのエピソードがいちばんよかった。よすぎて以降は失速したようにも感じてしまった。
細かい所をツッコミだすと色々とざっくり行っちゃってる部分があるものの、テンポ、アクションを優先に割り切ったと思えば十分楽しめるモノだと思う。いや、Amazonとかのレビューで細かい指摘でマイナス付いてるのをみて……。ガチガチのハードSFをうたっておきながら雑な進行なのなら指摘が出ても仕方がないけれど、そういうのではないから自分は十分楽しめました。
コテコテのSF(?)世界にアクションシーンの出来が素晴らしく、ヴィヴィが疾走するところカコイイ。マツモトのキャラが小憎たらしい傑作でヴィヴィと迷コンビという感じ。全体の展開としては100年にわたり歴史にあらがうという壮大なテーマを掲げてしまったがゆえにやむを得ずヴィヴィのキャラが変わり続けてつかみどころがない感じ。敵もわかりにくかったかなー。
戦闘シーンはすごかった。ストーリーも後半まで良かったけど、最後は感動というとこまでは行かなかったかなぁ。
わりと王道なお話だったかな。
映像も音楽もキャラクターもとても良いと思うけど、ストーリーと設定に多少の引っ掛かりがあり「良い」にとどめた。
個人的にソフトウェアを書く職業だからか、機械の「処理」と人間の「意識や感情」が同レベルになる瞬間が、処理能力の特異点で訪れるのかまだ納得できていない。そのためか、作品に出てくる歌姫達のやりとりなどが想像の中の「機械」を越えすぎていて、そこに対する説得力がイマイチ。
でもまあ十分楽しかったのは間違いない。
10話までは毎回驚きの連続で、映像も音楽も演出も素晴らしく、今期最大のダークホースと期待していたのだが、最後の最後で陳腐な展開に終わってしまった。ありきたりなネタの焼き直しでよくぞここまで盛り上げたとは思うが、正直期待外れという印象は否めない。最後の冷めっぷりがあまりにひどすぎたので、評価は普通の秀作ということで「良い」に留めておきます。
長月達平が改悪した箇所は、修正が必要です。