アンシーの意識革命の物語だと説明されたらそれが一番しっくりくるのはそう。
この作品の見どころは、社会によって「女の子」にかけられた呪縛とそこからの解放というテーマを、ストーリー構成やキャラクター設計といったさまざまなレベルで重層的に表現していること。ウテナの男装も、アンシーの従属と解放も、旧態依然とした男性キャラも、GL要素も、全部そこに繋がっている気がした。
総じて前衛的だけど分かれば面白い作品という感想。1周しただけではなんだこれ状態なのだがとはいえ2周3周とするのは腰が重いとなってしまうのは私のせい...?