サービス開始日: 2017-10-24 (2615日目)
クセの強い人たちが多くなってきて、しおちゃんの癒しが尚更際立っていますね。
先生はありがちな感じでしたが、ミツボシくんについては、1話からの仕込みもあってゾクゾクしました。この調子でいくと、いまのところ目立っていないキャラクタも、そのうち独特なこだわりを披露してくれそうで、この先も楽しみです。
PAだけあってしっかりとした作画ですね。欲を言えば可愛い女の子が見たいところではありますが。
話としては王道で奇抜さはないですが、変にひねらずにアニメーションとして勝負しているようにも感じとれますね。
不穏な雰囲気が漂う中で、花澤さんの甘い声が良く映えていました。表現が過激なだけではないところ、アニメとしてのこだわりが見えるところが期待を煽ります。
さとうにとってもしおにとっても2人だけの生活は、本当の意味での救いであるのでしょうね。だからこそ大団円は見えなくて、すでにもどかしいです。
予定調和な感じはありましたが、その分安心して視聴できる良い最終話だったと思います。
大人やマグマ燃料というよくわからないものへの依存を断ち、子供たちが主体性を獲得するまでの改定が過不足なく描かれていた作品でした。そのためのトリガーとして、ヒロのエゴイスティックにも見える愛が据えられていた点も印象的でした。
あと最終話にしてミクのジト目の魅力に気づくことができました。
唐突すぎて、詰め込みすぎて、頭で内容を理解しても、感情の面でキャラクターに寄り添えずに置いてけぼりにされている気分です。もう少し導入を緩やかに進めてほしかったです。
設定しかない、というような印象でした。
シナリオや作画、音楽のそれぞれはともかくとして、全体として作品の骨格のようなものが見えませんでした。
先回の歌の話といい未来だ過去だ現在だとややこしくなってきました。
未来と現在の監禁の黒幕が同一だとすると、どこまで仕組まれているのでしょうか。途方もない話ですね。