レンタル彼女との恋愛という設定が斬新だった。序盤は主人公の和也があまりにも情けなくてストレスが溜まるシーンもあったが、話が進むにつれて慣れてくると同時に和也も成長していったのでそこまで気にならなくなった。なによりこの作品のストロングポイントは魅力的な4人のヒロインだった。4人とも強烈な設定に食われないくらい個性的で可愛らしくて最高だった。個人的には最終盤で登場した墨ちゃんがお気に入り。
序盤はストーリーも割としっかりしてて、エロ以外の要素も楽しめた。中盤以降はネタ切れなのかキャラ追加を繰り返す単調な展開で少し退屈だった。作画も力尽きていて気が散るシーンも多く、正直微妙でした。
原作未読の為、原作とアニオリのどちらが良いかということは言えないがそれなりに面白かったと思う。とはいえ2期だけアニオリにする意味はよく分からなかった。
熱血漢の春と神戸財閥の御曹司である大助の異色のバディが様々な事件を解決していく物語。前半は小さな事件を解決しながらキャラクターを掘り下げていく展開になっていて、後半は神戸家や警察の闇と対峙していくという構成。春の存在感が少し薄れてしまっているように感じたが、王道の刑事ものらしさを残しつつも金の力で事件を解決するという設定も上手く生かされていて面白かった。