お色気アニメにしてはセクシーな要素が少なく、逆にお仕事アニメとしてはふざけ過ぎ感があってどっちつかずになってしまったという印象を受けた。どっちかに振り切れていれば個人的にはもう少し楽しめたかもしれない。
俺TUEEEE系の中でも上位にくる作品だと思う。予想以上に面白かった。
主人公のアノスに不快感が無いのが良かった。とぼけたり自分の強さを無駄に謙遜したりせず終始堂々と偉そうにしてるのが見ていて気持ちよかったしそれがギャグにもなっていた。ヒロインに対しても真っ直ぐに向き合ってたのが好印象。
周りのキャラクターたちも魅力的だったし、それぞれに活躍の場があったのが良かった。度々出てきたアノス様応援歌には毎回爆笑させられたw
作画も安定していて、OP、EDの曲も好みだった。今期アニメの中でもトップクラスの出来だと感じた。
まずOPがアニソンらしいアニソンって感じで中毒性があって素晴らしい。
本編で良いと思ったところは一方的に宇崎ちゃんが優位にたっているというわけではないというところ。構図が固定化されてないから宇崎ちゃんの照れる姿だったり桜井くんのカッコイイところだったりが垣間見えるシーンがあってだれたり飽きたりせず最後まで見ることが出来た。亜細親子や榊、宇崎ママなどのサブキャラもいい味だしてた。
じわじわと面白さを実感させられる作品でした。
主人公の陽渚が半ば強制的に入部させられる展開があまり好きではなく、正直序盤は切ろうかと迷うくらいだったけど、話が進み陽渚が釣りにハマっていくと同時に自分も放課後ていぼう日誌という作品に夢中になっていました。実在する店や方言が頻繁に登場するのも舞台へのリスペクトが感じられて好印象でした。
開幕からアンと母の話で泣き、ユリスの手紙と電話で泣き、ヴァイオレットと少佐の再会でも泣き、終始泣きっぱなしの2時間半でした。そしてもう最後の指切りが素敵すぎました。上映中はあちこちから鼻をすする音が聞こえてきて、見ず知らずの人と感動を共有できたような気がして良い経験が出来ました。作画も本当に素晴らしくて、映画館の大画面で見ることが出来て本当に良かったです。
プロムの実現を通して八幡たちが本物になっていく物語は俺ガイルの最終章にふさわしく、拗らせていて、歪んでいて、めんどくさい青春の物語だと感じました。告白シーンはお互い「好き」と口にしないのが本当にらしさ全開でニヤニヤしてしまいました。その後のデレた雪ノ下の破壊力もやばかったです笑
最終回はそれまでのシリアスで胸が苦しくなるような展開が一気に晴れるような見事なラストでした。
孤高の奇才だった天晴が大陸横断レースを通じて人間らしくなっていくストーリーは見応えがあって人間ドラマとしてはとても面白かった。終盤にレースそっちのけの展開になってしまったのは少し残念。延期しながらも終始作画は安定していて良かった。
こんなやついたなあと思い出しながら視聴。見進めていくうちにどんどん食蜂さんが好きになりました。御坂とも敵対してたはずなのに少しづつ良いコンビになっていく様子が丁寧に描かれていて良かったです。