サービス開始日: 2017-04-02 (3266日目)
この作品を通じて描こうとしたものすべてを言葉で説明する最終回…。『アニメーションとは一体…』という気分になる、たまによくあるパターンの作品。
舞台設定は興味を引いたのだけど、物語が進むに従い、世界の広さに対して登場人物が極端に少なく、スカスカな印象を受けた。ストーリー展開自体は面白いかなぁと思わないでもないのだけど、プロットを十分になぞりきれてなくて散逸的に展開した印象。違和感を感じるくらい少ない登場人物とはいえ、1クールでこの世界観を描ききるのは厳しかったのか、心情面の掘り下げが物足りなく感じた。
タイムリープによる過去改変(そのタイムリープの原理を主人公が探るというミステリ)を軸に、「ロボットに心は生まれるのか」という哲学的問題や、「ヒロインとのラブロマンス」「血のつながらない親子愛」などこれでもかと複数のテーマを絡めており、ただでさえ足りていない尺に色々詰め込み過ぎじゃなかろうか。(そしていずれも消化不良)
また、海外ドラマWEST WORLDをオマージュしたかのようなシーンが多々散見された。作り手側の科学技術に関する知識の不十分さが感じられたことから推測するに、自前でのSF世界の構築を諦め、補完しきれない部分を一部拝借・参考にした感じなのかもしれない。
WEST WORLDの規模の世界観を、限られた予算と時間内に押し込み、悪い方向に転ぶとこうなる、という見本かもしれないと思った。
総じて、『意欲作だったけれど、作り手の表現力が追いついていない』という印象。
思いの外面白い。
それにしても、最近のアニメやドラマで心理学的知見がストーリーの主軸になっているものが多いような気がするのだけど、DaiGo効果なのだろうか。
「ジョン・ウォーカー」はどう見てもスコッチウイスキーの「ジョニーウォーカー」です。本当にありがとうございました。
冗談はさておき、シャーロック・ホームズでいうところのモリアーティっぽいなぁ。
主人公が娘を失った犯罪者だったり、相棒?(新人)が突飛な行動をとったり、SF要素が多めだったりで、今後どんなふうに話が進むのか楽しみ。