これまでの作品を見ていないと良さが伝わりにくいのではないかとも思うけれど、個人的にはこの作品が一番良かったように思う。やはり、Vivyと通じるものがあるようにも思う。
web版の前作が回想編として取り込まれているので、本作から見ても問題無し。
主題歌はLia。
原作ははるか昔に見たけれどほとんど記憶に残っていない。期待して見に行った。
話は「武器よさらば」といったところか。
安彦さんはもうガンダムはやらないといっているが、「ガンダムよさらば」といったところかな。
いろいろな意味で。
思えばこの春には「サンライズ」の名前が消えてしまった訳だけれど、そんなことも思い浮かんで、見終わったあとも静かに感慨にふけってしまった。
プラネタリュウムのロボットアテンダントのゆめみ。故に過剰なほどの言葉を語るのだけれど、その言葉の奥に、彼女の心、願いが見えるような気がしてきます。
Vivyと似ている部分もあるように思うところもありますが、やはりkey作品ですね。
あくまでも空魚と鳥子の二人の関係性を軸に進み、ほっこりさせられる。
怪異が、人の心の問題ならそれも有り得る話。
うるまさつきのことも残ったままだし、続編もぜひ見てみたいと思う。
会話中に「異世界」と「裏世界」のどちらの言葉も使われていて、ちょっとよくわからない扱い。
原作読むとわかるのかな?
あと、話は面白いんだけど、絵はちょっと動かなすぎかもなぁ。
小桜との電話のくだりが怖い。
空魚と鳥子以外の人たちがいるせいで、二人の関係が深まっているのがわかって嬉しくなる。
中盤にかかってきて、作画面以外での演出で見せている。
佐藤監督は今作でも音響監督、音楽プロデュースまで手掛けていて、その効果が生きてきてるように思う。
「ステーション・フェブラリー 」の意味が分かった時、ゾッとした。
直にわからせず、理解させるやり方が怖い。。。
池袋のCafe Pause、機会があれば行ってみるか。。。
(炙り〆鯖はなさそうだけど???)