ミリカのあまりにも熱い思いに屈した直也が5ヶ月の同居生活を提示して、そこから振るという発想がある意味天才のそのものだった。ミリカに関しても惚れた相手が悪すぎる、真面目すぎる男は逆に危険であると。サキサキと渚に加えてミリカも加わって紫乃も気が気でなさそうだった、この拗らせはどこへ向かっていくのか
魔力の強さが魔族にとっての強さのバロメーター、いわば魔力マウント。それに対して昔の人の位の高さは身につけてるものであり力の強弱というものは重視されない。こうした点が人と魔族の違いであり、魔族という種族の悲しい性質というものを感じられた
魔族を欺く為という理由でずっと魔力を抑えてで修行をしていたフリーレン、今回のサブタイである「強い魔法使い」である今の彼女があるのもフランメの教えがあったからなんだなと思った。年老いたフランメの姿も出て来たけどいい年の取り方をしたんだなと
アウラとの対面で魔力を全開放したフリーレン、強力な魔法をぶっ放すのではなくアウラの魔力を上回り自害させるという手段で終わらせる所がまたよかった。この時の冷淡さがフリーレンが魔族を嫌っているのだとはっきりと示していたように思えた、自分の住んでいた集落が魔族に滅ぼされたのだからそれも当然なのか
モズが付けていた盗聴器がコハクが付けていたものと同じだった事からイバラに気付かれてしまったのは千空側の誤算だったなと思った、やはりイバラは一筋縄ではいかない男だった
ピンチの状況であってもチャンスに変える、逆境であれど前を向ける千空のメンタルは実生活でも見習いたいものがある。ソユーズが石化した父の手を握り、そこから過去を思い出すという展開もよかった。復活させる事は無理であってもこうして再会する事は出来た、それだけでも大きな意味がある
悪いジンクスに囚われすぎて苦悩していたたサトノダイヤモンドがあえて不幸に立ち向かい、占いで最下位だったキタサンがとばっちりを食らってしまう所には笑った。大事な提灯が破られてしまうのは不憫すぎる。その後に福を呼ぶアイテムを色々用意してくれたキタサンの気遣いもいいなと思った
ジンクスはこじつけであると諭してくれるマックイーンの存在も大きかった、勝負事でのジンクスは色々言われたりするけど多くのものは破られているからあまり気にしすぎてはいけない
皆の思いを背負って見事レースに勝利したサトノダイヤモンド。彼女が勝利をおさめた所で泣く場面で締め、特殊EDを持ってくる演出もニクい。サトノ一族の一番になれないというジンクスはもう破られた、本人だけでなく今まで一番になれなかったサトノ一族のウマ娘達にとっても大きな出来事になったのだろうと
デルタは優しい感じに手懐けていたのに対してアルファには本気で立ち向かうジョンスミスの対応の差は一体なんだったのか、デルタを手懐けていたシーンのカットにどことなく悪意を感じたのは気のせい?部下と戦いを交えた事になったけどそれで信頼関係が変わらないか少し心配に感じる
そのデルタが勝手に死んだ事にされてる所もお約束のすれ違いコントぶりが発揮されていてよかった。Cパートの様子見るにデルタがジャガーノートをその名の通り倒したんだろうか
エマを失ってしまったマイキーの絶望顔が見ててしんどかった、そこで取り乱してしまうドラケンの気持ちも分かる。でもここでマイキーへ拳をぶつけても状況は好転するわけがない、その場にいなかった自分へ対しての怒りというものもあるのかなとも思った
1人でも天竺に立ち向かうという決意を固めるタケミチの隣には千冬がいて、千冬のひと言から最初はタケミチに否定的だった皆もちゃんとついて来てくれるようになる流れが熱かった。圧倒的に不利な状況であれど今出来る事をやるのだと
カオステル制作のコマリTシャツの絵柄が酷過ぎて笑った、誰にも相談とかしなかったんだろうか。もっともコマリ信者ならあれでも普通に受け入れそうだけど
今回初登場キャラの七紅天のサクナが可愛らしい雰囲気があるものの、アバンの様子からして明らかに普通ではない感じがして一体何者なのかという所が気になる。反コマリ派の七紅天の存在もあり、その問題をコマリがいかにして解決していくのか。余談だが朝9時〜夜8時の勤務は現代でもしんどい
全編通してヤキモチを焼くヴィルヘイズが可愛い、コマリがサクナを撫でた後に自分も撫でてもらうシーンがよかった。ヴィルヘイズのこういう所ホント好き
圧倒的強さで陀艮を打ち倒した甚爾、その甚爾と一対一の局面となってしまった伏黒の運命はどうなるのか。バーサーカーと化した甚爾の絶望感は半端じゃない、そしてMAPPAの戦闘シーンの作画は頭抜けていると改めて再認識させられた
本物の夏油が好きだったからこそメロンパンの方の夏油を殺してくれと復活した宿儺に懇願すれどあっさり始末された夏油ガールズが切なかった、JKでも容赦なく死ぬのがこの作品のエグさである。宿儺の復活に加えてそれと相対する漏瑚の戦いの行く末がどうなるかも見所、漏瑚自身もナナミンと真希先輩に加えて直毘人もあっさり焼いてしまうあたりかなり強いんだと実感した