いよいよアプサラスと連邦軍が対峙。8話のキキの村、そして今回アイナが必死に守ろうとしたケルゲレンの末路を目の当たりにし、戦争という巨大な波の理不尽さの前では一人一人の人間などただ為す術なく流され翻弄されるしかないのかもしれません。しかし、そうした状況下でもなお様々な人間の生きる姿が印象に残ります。憎しみの誘惑を前に踏み留まるアイナ、コジマ大隊長の男気、そして悪役として描かれるギニアスやライヤー大佐も信条にブレがなかった分、歪んでいたとしても彼らなりに荒波を生きようとした潔さを感じずにはいられません。そして、それぞれに重いものを残して戦争が終わる中、負傷したシローと肩を支えるアイナ二人の後姿を最後に見届けて、たとえどのような状況に置かれようとも人が生き続ける限りはそこに希望と未来は存在するのだと、そう信じてみたくなる、そんなラストだったと思います。
いつも3人一緒だったあの頃。なかなか3人で会えなくなった今。変わってゆくから大切なもの。変わらないから大切なもの。どちらも大切。
今週は頭脳派の二人の人物が印象的な回でした。一人目は王子隊長。キラキラキャラの外見とは裏腹に沈着冷静な頭脳派であり、玉狛第二との戦術の読み合いは見応えあって満足感高かったです。今後修との頭脳勝負でどちらに軍配が上がるのかとても楽しみ。
試合全体の見所としては、修が無事ワイヤーを張り巡らせる事が出来るのか、千佳が前回のようにワイヤー地帯に引き込む役回りとして機能できるか、そして千佳の目立ちやすいという欠点を突いてくるカウンタースナイプにどう対抗してくるか、あたりに注目して観ていきたいです。
そしてもう一人は唐沢さん。めちゃくちゃ頭が切れ、氷のように冷徹で合理的な考え方が出来る人で、その鋭さに背筋がうすら寒くなる時があります。正直、敵に回したら鬼怒田さんや根付さんより遥かに恐ろしい存在になるだろうなと感じます。この人の発言には今後も要注目ですね。
引き続きの伊豆キャン。少々のトラブルや予定外の出来事がまったりの中にも程良いスリルや臨場感のスパイスになり、そしてそれを楽しむ旅らしさを感じさせて良いですね。温泉に美味そうな鍋たまりません。ゾンビぐらし、怖がるなでしこの方がゾンビ顔になってて笑いました。
そして、静かな夜に波の音が響く中、なでしこと恵那の語り。「なでしこちゃんが越して来ていろんな事が変わった気がする」「私も。みんなと出会って色々変わったと思う。」最終話も近くなりこれまでを振り返るような会話がさらっと流れ、心に沁みて良いです。
今週のチビいぬ子、もとい、あかりちゃんのツインテ可愛い。
マルドゥック機関傘下のダミー会社の登記簿に載ってた、高榎ショウイチ、千屋キミオって誰?
シンジに父から逃げちゃダメと言うミサト。
自身も父の呪縛、愛憎に苦しんできたことを吐露。加持に父親の面影を重ねる。
セントラル・ドグマにゲンドウと培養槽にの中の綾波レイ。
ターミナル・ドグマに第一使徒アダムが。刺さっているのはレイが運んでたロンギヌスの槍?
未だ日常が続いているがが段々と不穏な気配が漂ってきているのが印象に残る。
レイとシンジの相互互換試験。
シンジを乗せて再び暴走する0号機。
0号機がレイを殺そうとした?
「0号機が殺したかったのは私ね、間違いなく。」とリツコ。
エヴァもマギ同様に人格移植OSが使われているというが、果たして誰の。
ロンギヌスの槍登場。
「潔癖症は辛いわよ、人と人の間で生きていくのが。汚れたと感じた時それがわかるわ。」
今話のリツコの印象的なセリフ。
15年前。セカンドインパクトとミサトの過去が語られる。
父親との関係。ミサトとシンジが重なる。
父に褒められることの喜びを実感し、エヴァに乗ってるのはこのためだったのかもしれないと思うシンジ。
ラストみんなでラーメン食べるシーン好き。