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剛腕の清盛と無才な宗盛と。重盛亡き後とうとうタガが外れ争乱の時代が動き出したのだとひしひしと感じます。繊細な長兄維盛にも戦乱の牙が襲いかかり心が蝕まれていく。徳子やびわ、資盛らの子弟はまだ平和の空の下にいるけれど、この日々がいつまで続くかと考えると切なくなりました。



徳子が男児を出産し平家の栄華ここに極まらんとする一方、周囲の反発と庶民の苦しみはますます深まり、平家と世間との乖離は臨界点に達しているよう。唯一そのバランスを取ろうと腐心してきた重盛の命が尽き果て、いよいよ崩壊が始まるのではと寒気立つような余韻が残りました。



とても良い


福玉、実利的なお年玉とはまた違い浪漫や心遣いを感じさせる素敵な習わしね。お雑煮の丸い具材もそうだけど、人々の願いや祈りが込められた風習が今も面々と引き継がれているのって素晴らしい。「いつも通り」みんなの日常を支えているキヨらしい暗示にほっこり。

大晦日の寒い夜に除夜の鐘を聴きながらの湯船も乙で良いね。そして、おかあさんの髪下ろした姿は初登場だったけど見た目ずっと若くてびっくり。三つ編みお下げのすみれとキヨと、三人部屋着で食卓を囲っていると本当の親子みたい。



とても良い

「友達になりませんか」ラストのひよりの申し出が本当に素敵だなと。子供にとって学校は社会のほぼ全てだしそこで否定されたら傷つく。臆病になった”好き”の世界で友達が出来る事がどれほど二葉を勇気付けるだろう。上からでなく同じ目線に立った言葉にひよりの優しさが溢れてる。



良い


良い

ベッキー登場!可愛いなあベッキー。



とても良い

癇癪を起こし泣き喚くロッティに話しかけようとしても上手くいかなかった後、ロッティからふっと意識を外して何か静かに待つように窓を眺めるセーラの姿が印象的。通り過ぎる汽車を眺めながら何を考えていたのだろう。心の中でロッティに”なったつもり”になっていたのかな。ロッティ、泣きわめきながら時折ちらちらとセーラの様子を伺ったりするのがリアルよね。

ロッティのママになるというセーラの優しい表情はまるで聖母のよう。ロッティは母が出来ると同時にエミリーのお姉さんになったのも大きいよね。自分の事で頭がいっぱいだった彼女に他者への意識、お姉さんとしてしっかりしようという気持ちが芽生えたように見えました。



良い

教室の長椅子の上で膝抱えているセーラかわいい。、いつも上品な彼女がちょっとだけ子供っぽい仕草をみせてるみたいで。

アーメンガードはほんと忘れっぽいね。けどおっとりしているところが見ていて和む。



良い


とても良い

お父様とのお別れ。父がドアの前から立ち去る足音、馬車が出発する嗎きと蹄音、そして船が出港する汽笛、と父が遠ざかる様子をセーラが音で感じとる演出が上手い。後を追いかけたい衝動から悲しみへと別れの辛さがありありと伝わるよう。

この場面でかかる、運命を感じさせるやうなドラマチックな劇伴がまた素晴らしい。樋口康雄さん良いお仕事なさる。



良い


良い


良い


良い


とても良い


良い


良い


良い


良い


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