サービス開始日: 2016-09-30 (3418日目)
キャストクレジットにずらりと並ぶM・A・Oさんの名前に吹いた。パピカバリエーション、全員別の名前があったんかい!
前回のイロドリ先輩の変化を、「めでたしめでたし」で終わらせなかったのは驚き。フリップフラップが集めるミミの欠片の「ミミ」が人の名前であることが明らかになり、シリーズの経(たていと)が徐々に姿を現す。上手く語り切ってくれるといいな。
それはそれとして、パピカバリエーションと、各パピカに対するココナの反応が楽しい。もちろん、一番ドキドキしたのはホテルのシーン。構図も凝っているし、作画も力が入っている。二人の、年齢不相応なほどの色っぽさときたら。
スリップ大好きな自分としては、女子中学生に黒のスリップを着せたスタッフに、心の底から力の限り「グッジョブベリーナイス!」と叫びたい。このシーンだけで神回認定できる。
スピード感と緊張感のある戦闘シーンで、見応えがあった。
対戦車ライフルを駆るイゼッタの姿勢や挙動は、バイクのイメージだろうか。まるで空飛ぶバイクとレシプロ機が戦っているようで、映像にセンスオブワンダーを感じてワクワクする。
浮遊するバイクはスター・ウォーズでも見た覚えがあるが、あくまで地上を走るものだった。本作のような、航空機と空戦をする空飛ぶバイクって、他にあるのかな。
ピュアイリュージョンを、過去回想を一捻りする手段として使ってくるとは。
これまでのピュアイリュージョン(や無人島)は、怖い目に遭うこともあるけれど楽しいこともある、そんな場所であり、今回のような悲しいことが起こる場所ではなかったように思う。パピカとココナが経験することも、これまでになく現実的で重い。ピュアイリュージョンというフィルター越しでなければ、もっと重く感じたかもしれない。
自分にはマニキュアを塗る資格がないと言っていたイロドリ先輩が、パピカとココナ帰還後はマニキュアを塗っていたのは、二人があの世界でオバチャンとの約束を果たしたことで、現実の方も書き換えられたということだろうか。怪しすぎるぞピュアイリュージョン。
ナイスジャンパースカート。
百合とホラーとアクションという、ともすればバラバラになりそうな三つの要素が、きちんと一つのまとまった流れになっていて、かつどの要素も面白い。何をどうすればこんなことが可能なのやら。
「ごきげんよう」の女子生徒のキャストが押山清高監督なのに笑った。
作画面では、時計塔のアクションもよかったが、Bパート冒頭のヤヤカがココナに詰め寄るシーンが、非常に繊細な動きで見応えがあった。
イゼッタが駆る対戦車ライフル(?)の機構の描写が、自分の中のメカ好きな部分がくすぐられて、見ていてテンションが上がった。
常に主人公の能力頼みでどうにかするのではなく、弱点がちゃんとあって、戦争だからプロパガンダにも使うし、場合によってはペテンも辞さない、というのはストーリーに幅が出て面白い。
ウラカンと聞いて「プラレス3四郎」を思い出した人は同世代。
魔法が存在する世界なのに、リンネが男達にさらわれたときに、さらった男達も追跡したジルも魔法を使わなかったのはなぜなのか。魔法を使えない人もいるのか、あるいは街中での魔法の使用は禁止されているのか。背景である「魔法が存在する社会」の設定に凝り過ぎるのもどうかと思うが、もうちょっと考えてもいいんじゃなかろうか。
アニメでしか描けないフィギュアスケートとはどういうものか、という問いに対する答えの一つを、ユリオのスケーティングに見た気がした。
当然のことであるが、アニメのキャラデザインは、人間を記号化しデフォルメしている。故に、ユリオの体型は非常に頭身が高く華奢で、こんな体型の男は実在せんじゃろ、というレベル。
そんな現実を超えた体型のユリオが滑走し演技したときに生まれる、現実の男性には不可能な表現。まさに、アニメでしか見られないフィギュアスケートが描かれている、と思った。