サービス開始日: 2016-09-30 (3418日目)
手放しのハッピーエンドではないけれど、とても腑に落ちる、納得のいく最終話だった。
ヨーロッパ以外にレイラインは存在しないのか、レイラインが自然に復活することはないのか、というのはちょっと気になったけど。
イゼッタとゾフィーとのラストバトルは、「それを投げるか!?」という無茶な物の投げ合いで、最後に相応しいエスカレート具合。ゲーム「グラディウス」で言うオプション、ガンダムで言うファンネルを使った戦闘も、板野サーカス的快感があり、見応え十分だった。
シリーズ全体としては、こんなにメカアクションが充実した作品になるとは、全く予想していなかったので嬉しい驚き。スタッフの作品に対する真摯な視線が伝わってくる、見てよかったと思える作品だった。
シリーズ構成的にも、二人の直接対決の前がリンネ対ミウラ戦、リンネ対ヴィヴィオ戦で、この間フーカはほぼ出番なし。対リンネ戦に向けてのフーカの特訓もさらっと流された。リンネにしても、フーカとの試合は(少なくとも試合前は)アインハルトと試合をするための通過点でしかない。二人の試合はシリーズのクライマックスのはずなのに、これでは見ている自分のテンションもイマイチ上がらない。
……リンネに関して言えば、フーカとの試合よりもヴィヴィオとの試合の方がよほど彼女のドラマに強い影響を及ぼしたのでは。
昔は良かった的な言い方になってしまうが、同じように「いろいろあって最後は友達になる(戻る)」ドラマであるリリカルなのは第一期は、上記のような問題はなく、ちゃんとできていたのになあ……。
骨折は防げるのに歯は折れるの?という疑問は置いといて。
こういうドラマにするのなら、フーカというキャラをもっと描き込む必要があったのでは。リンネについては、どういう過去を抱えていて、どういう姿勢で競技に臨み、どう戦ったかが、十分な尺を費やして語られていたが、フーカについてはあまり語られていない。キャラとしての強度がフーカとリンネで差が大きく、釣り合っていないと感じる。
本作品を「リンネとフーカが絆を結び直す話」とすると、「二人は仲の良い幼馴染だった」という設定があるだけで、二人が互いをどう思い、どういう関係だったのか、具体的なところはあまり描かれていない。なので、二人は再び仲良くなりました、と言われてもピンとこない。
ヤヤカの男前っぷりが泣ける。
最初の頃はパピカがココナを引っ張っていたのに、今回はパピカが引っ張られる側で、パピカを引っ張るのがヤヤカ、という三者の心情と関係の変化が感慨深い。
よし、このまま三人一緒エンドへゴーだ。
正統派イヤボーンを見た。
ココナに対して容赦のない展開で、見ていてツライ。そんな中、ヤヤカのココナに対する好意だけが視聴の支え。パピカは、彼女にとってココナがミミの代わりではないことが、イマイチ信じられなくて。
これで、伏せられていたカードはあらかためくられた感じか。シリーズを通したストーリーとしては、ここが一番谷底であろう。残り3話、物語がどこへたどり着くのか、ドキドキしながら次回を待つ。
大事なこと書き忘れてた。
学校制服を着用したココナのおなかが見えるカットで、スリップもしくはキャミソールを着用していることが確定した。スタッフのみなさん、グッジョブベリーナイス!
すっかりヤヤカが主役である。
ココナをめぐる三角関係と考えると、ヤヤカは幼馴染ポジションか。自分としては、三角関係は三人一緒エンドが理想なのだが……とか思ってたら、パピカに元カノの影。
今回は美術の負担が少なそうなピュアイリュージョンだなあ、と思ってしまう自分はいかがなものか。代わりに、というわけではないだろうが、スピード感溢れる気合の入ったアクションがたっぷりで、見応えがあった。
あと、アクションもさることながら、手の表情がよかったなあ。
ナイス水着回。十代前半の女の子だけが持つ、子供でもなく大人でもない微妙かつ繊細な体のラインを描き出すその画力に、戦慄と感動と敬意を禁じ得ない。眼福である。自分は着衣万歳党なので、水着回で嬉しくなることはあまりないのだが、今回は実に素晴らしい、嬉しい水着回だった。
あ、ロボットもよかったよ。アクション自体もよかったし、戦隊シリーズのパターンを踏襲した、2体合体のスタンダードな1号ロボ・車から変形する小型で軽快な2号ロボ・大型でほぼ置物の3号ロボ、というのも笑った。
テンプレなツンデレ台詞を連発するヤヤカもかわいかった。
で、「今回は楽しい水着&ロボ回だったな〜」と思って油断してたら、Cパートででっかい爆弾が炸裂ですよ! どうなるの!?