あの言葉はそういう意味だったのか。
「”あなた自身を”愛して」……
現在は人々から恐れられる魔女。
恐ろしい力を持ち、およそ理解しがたい感情を持つ彼女たち。
でも、それほど怖い存在ではないのかもなあ、と思ってしまった。
それにしても魔女全員がスバルの味方?のような存在になってしまうとはなあ。
しかし、スバルが彼女たちに教えられた思いは、新たな足かせになってしまったような気がする。
サテラはスバルに何をしてもらったと思っているのだろう。
スバルが進むべき方向。それとはまるで異なる方向へ進むことを望むロズワール。
とりあえずの黒幕はこいつか。
子安さんの得体の知れない、狂気のようなものを感じさせる演技が怖かった……
そして、この章でカギを握るのは、やはりオットーか!
あの後のスバルの反応が気になる。続きが待ち遠しい!
あらすじは知っていたけれど、結末はひどい。ほんとひどい。
しかし、彼らの戦いは無駄ではなく、残った者たち、後輩たちに受け継がれる……
ファフナーらしい話だと思ったし、こういうの好きだと思ってしまった。
メインキャラクターである僚と祐未、この話だけの登場人物にもかかわらず、存在感があってよかった。宮野真守さんのモノローグもすごく印象に残った。
本編のキャラクターの、以前の姿もまた印象的。
総士は元々アルヴィスと深く関わっていたけれど、こうやって先輩たちの思いも受け継いできていたんだな。一人で抱えすぎだろう……
そして、翔子。彼女の思いを知ることができたのもよかったし、故松来未祐さんの声を聞けたのもうれしい。
ファフナー無印を再放送で久しぶりに見た流れで、配信で視聴。
完全にTVシリーズの続編。
これを見ておかないとEXODUSは意味わからないよ!という話を散見したけど、まったくその通り。EXODUSはリアルタイムで見たけど、「なんか記憶の中の前作とつながらないな??」と困惑したのを思い出した。
無印を見た直後だったので、竜宮島の「平和」に涙が出そうだった。
そこへの来訪者、そして戦闘。
先輩になった前作からの子達、島を守る立場になった後輩達。
それぞれの成長が微笑ましかった。戦闘は苛烈だけれど……
個人的には、すっかり島になじんだカレン、そして甲洋の帰還が特に嬉しかった。
戦闘シーンも格好良くて迫力があり、これは劇場で見たかったなあ……
スバルが「選択」した後や力尽きた後の世界……
想像したことはあるけれど、こうやって映像になって突きつけられると、想像してた以上にきつい。あれが第二の試練なのか……?
そこへあらわれた彼女。
間違いなく偽物だとは思ったけれど、さすがスバルも彼女のことをちゃんとわかっている。
精神的に追い詰められている状況でも、違うと気づく。一期18話で流した涙を裏切ってくれるような男、そしてそんな作品ではない。やはりスバルはかっこいい。
そんなシーンの後に、魔女大集合はなんだか笑ってしまったw
初登場の魔女はいるわ、最後には一番ヤバいのまで来るわ、歳末大感謝セールか!
そして、あきらかになる、エキドナの本性。
悪意はないというか、感情がない? 己の知識欲のためには何を犠牲にしようがかまわない。他人の心を踏みにじったところでなんとも思わない。確かに魔女だ。
強欲や嫉妬等、その呼び名の通り、純粋な意思の塊なんだろうな。それが世界を壊した……
しかし、坂本真綾さんの長回しセリフすごかった!
陸橋の上、とても良いシーンだったし、正直ああいうやり取り大好きだけど。
結衣の涙がとても、とても悲しいよ……
冒頭、え?時代が変わってる!?と困惑したけれど、
TVシリーズのエピソードを思い出させつつ、物語を俯瞰的にも見せる構成は上手いなあ、と。
入院している子の話がとても印象的だった。
その子と家族、友人とのやり取りはもちろん、ベネディクトとアイリスがよかった。
その場にいないヴァイオレットに代わって、なんとかしようと奔走する二人の姿に、ヴァイオレットは仲間として受け入れられ、信頼されていると感じられて胸が熱くなった。
クライマックス、もう間に合わないよ、え、飛び込むの!?と驚いたけど、超人的な運動能力を持つヴァイオレットだしw
感情があふれてしまって、もう言葉にならないヴァイオレットの表情、石川由依さんの演技が素晴らしかった。