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良い

DiverDiva回。1回でライブMVまで披露され、かなり駆け足であった点は否めないが、今後のストーリーのボリュームとの兼ね合いもあるものと思われる。
愛の幼少期に大きな影響を与えた美里さんが今回のキーパーソン。1期4話では、正解のないアイドルという存在に戸惑うも自力で解決に至った愛さんだが、今回は「お姉ちゃん」に関する問題に直面し、立ち止まり弱気になってしまう。そこから果林がハッパをかけ再起→ライバルとしてのユニット結成という流れは、スペックの高いこの2人ならではという納得感がある。
美里さんが抱える思いはなかなか複雑で悩ましい。学校の友人が離れていくなか、姉のように慕ってくれていた愛。そんな愛が、高校でスクールアイドルをはじめてますます輝いて見え、何も為せていない自分と比べてしまう。近くに太陽のような輝く存在がいると、その陰で自分はなにもできない……と思ってしまう構造は、この話に限らずあるもの。それでも、ファンはライブから力を得て、一歩踏み出すことができる……かもしれない。
今回は果林の的確なコメントがかなり効いているのも印象的。愛の本心を引き出し、誰かを結果的に傷つけることになっても自分のやりたい思いを貫く重要性を説き、一方で美里の思いに寄り添い、やりたいことを始めるのに遅すぎるなんてないと背中を押す。同好会の頼れる先輩として、全体を俯瞰して見られる果林。
次回、A・ZU・NAランド開園。



とても良い

盛り込まなければいけない要素が多いにもかかわらず、それらを器用に丁寧にこなしていっており、ストーリー構成の巧みさを感じる。
1期でQU4RTZのメンバーが経験したことが、2期2,3話に反映されているのも、丁寧さを感じる。(エマは、果林を放っておけなかったのと同様、ランジュを放っておけない(cf. 1-5話)。QU4RTZのメンバーそれぞれのやりたいことがバラバラでも、ひとつのものを押し付けようとしない(cf. 1-2,3話)。ライブまで残り1週間しかなくても、諦めず解決の糸口を探そうとする璃奈。璃奈のソロライブも直前での逆転劇だった(cf. 1-6話)。彼方と遥、2人のそれぞれの夢を諦めず、協力しながら叶えていく。料理の上達した遥(cf. 1-7話)。)
QU4RTZの物語と並行して、ランジュ、ミア、栞子のそれぞれの描写も進む。特に栞子は、自分に適性のあることに注力する、適性のなさそうなものはやってはいけない、と強く自分を律しているようだが、トキメキに出会っちゃったらどうなるか?(→QU4RTZのライブ見てトキメキ感じちゃってたけど、どうするんだ、栞子?)
そして今回は、侑の物語に大きな進展が。これは予想外。1話から曇りがちだったが、作曲の課題はとりわけ難しく、弱気な侑。ミアのアドバイスも事態をより複雑に。それでも、侑が同好会でどれだけ個性を発揮していて、大切な存在であるか、侑自身は気づいてなくても、同好会のメンバーはよくわかっている。笑いあえる君がいればうれしい、ありがとう。だなぁ。
侑の気づきから、QU4RTZのメンバーも、自分のやりたい自分だけでなく、他者から見た新しい自分の一面があることに気づく。この流れもうまい。ソロアイドルのスタイルでやってきた虹ヶ咲において、なぜユニットを組むのか、という問いに対するひとつの答えがここにある。ソロで自分のやりたい自分を表現するのも楽しいし、ユニットでそれぞれの色が混ざり合って新たな可能性を見出すのも楽しい、そうしてファンともますますつながっていく……。
QU4RTZ曲、心が浄化される。自分の内なるトキメキに気づきかけた栞子と、心を動かされつつも自分の道を譲らないランジュ。案外栞子の方が先なのかも?
そして特殊ED、NSNMピアノver。強すぎる。歌詞は侑の同好会に対するきもちなんだなぁ、と。3話でこの強い演出を使ってしまったが、この先さらに何が待ち受けているのか、期待と緊張。



とても良い

エピローグ的な回。かき氷シロップでフィールド書いてソフトボールはおもろすぎる。
髪も短く切って、思い出のパソコンも吟に渡して、100万円も内陸基地においてきて、3年前からとらわれてきた思いに決着をつけられたしらせ。
帰りの船で眺めるオーロラ。昭和基地組も同じ空を眺めて。未送信メッセージの仕掛けもうまい。貴子もこんな空を幾度も眺めていたのかな。
4人の南極への旅はこれでおしまい、でもそれぞれにまた歩む道があって、またふらっと集まって出かけたりするのでしょう。南極へも?
めぐみの北極オチも、そんなんある?と思いつつ、彼女なりに自分の道を歩こうとしているんだなあと。



とても良い

強すぎる。
ずっと母を追って南極を求め続けて、いざたどり着いてみても、大きな変化がない。
内陸に行っても、何も変わらなければ、ずっと母への思いにとらわれ続けてしまうのでは、という怖さ。
それでも、信じてくれる友達とともに、内陸へ。母が残したものはないか?諦めかけるしらせと、諦めない3人。発掘されるパソコン。
母のパソコンには、3年前からしらせが送り続けたメッセージが次々と。このシーンのためにずっとメールの描写をしてきたの、強すぎる。



とても良い

前回は、友達のあり方がわからない結月のはなし。今回は、決別したはずの同級生に一方的に友達と思われている日向のはなし。対比的。
上級生のやっかみや、それに同調する同級生たちが面倒になって、部活からも学校からも離れてしまった日向。なあなあで済ませて閉じ込めていた記憶。
しかし、馬鹿にされようと南極への思いを貫いてきたしらせにとって、そういった相手はいちばん腹立たしい。うやむやになんかしていられない。
勝手に友達面して、許された気分になってるんじゃねえ、ふざけんな。本番前にぶつける熱い啖呵。煩悩もあわせてぶっ飛ばせ。熱い。



とても良い

友達って、なんだろう。契約を交わしたから成立するものではなさそう。ではいつから、どうやって友達になるのか?
結局は、共有する空気とか、付け加える「ね」の一文字とか、そういったよくわからない不定形のもの。
マリにとって、めぐみとは違う道を歩き始めただけで今でも友達。離れていても、相手の様子を想像できる。
日本に帰って、ドラマなどで忙しくなったとしても、きっと結月と3人との関係は変わらないだろう。



とても良い

何度も、何度も、何度も……。絶対にやる、という気持ちが、日本の南極観測を切り開いた。その魂は吟からしらせへ。
雲のように行ってしまった貴子。最期に見た景色はいったいどんなものだったのだろうか。
4人でジャンプで着地。「ざまあみろ!」 4人それぞれの、観測隊それぞれの、見返したい相手に、モヤモヤした過去に、魂の叫び。



とても良い

いよいよ南極に向けて出発。案の定船酔いが容赦ない。隊員たちは慣れっこのようで……。
でも、南極行きという選択肢を選んだのは自分たちなのだ。きっとこの経験も楽しいものに変わる。
荒れ狂う夜の海、そして見えてきた南極。



とても良い

ヒトも、モノも、カネも足りてなさそうな計画ではあるが、3年前の思いを胸に再び集まった観測隊。
宇宙(そら)を見るために、南極に行く。貴子が部屋に描いた満天の星空。南極には、それがある。
4人が宇宙に行く目的は違うかもしれないが、思いはひとつ。しらせのスピーチもよかった。
(荷物、ポテチとか酒とかが目立つけどだいじょうぶなのか?)



とても良い

しらせと日向の気遣いあい。絶対この4人で行くと譲らないしらせ。そのためなら100万はたいてもいい。
結果的に元通り収まったわけだが、しらせと日向の距離がぐっと縮まる印象深い回。



とても良い

OP初公開。OPの強さだけですでに満点というきもちになった。ライブ映えしそう。
かたくなに1人を貫くランジュに対して、その本心は違うのでは?と悩むエマ。同じ留学生という立場で、みんなの心を温めたいと活動をしているエマが先陣を切ってこういう役回りになるのも納得。
妹思いでひとの心の機微に敏感な彼方、ファンと心を繋げたいと願う璃奈、そして同好会を多様なアイドルのワンダーランドにしたいと思うかすみも、ランジュに対する思いは同じ。
今回をQU4RTZの結成ストーリーとして観ると、ランジュを追いかける流れで(なんとなく)集まった4人ではあったが、ランジュの心をほどくのはQU4RTZのメンバーだからこそできることなのでしょう。
4人でブランコを漕ぐシーンが特に印象的。ユニットライブからの逆輸入とのことだが、思いが一致した瞬間に4人のブランコが同調するのは描写が細かく、エモエモで尊みが深いよ……。
ED、聴けば聴くほど良い。1期ははじまりのEDで、2期は終わりがより強く意識されている感じがする。



とても良い

ここにきてにんげんらしさが濃ゆく描かれていて、最高……
幼いころからずっと、めぐみはマリの上に立って、自分が支えてあげているという優位なポジションを保ってきた。
東京行きへの電車にすら乗れなかったマリが、まさか南極なんて行けるはずがない。そう思っていたのに、いつのまにかマリは自分の足で別の方向へ歩き出してしまった。
めぐみこそがマリに依存していたことに気づき、愕然とする。遠くに行かないで。失敗して、自分の近くにいてほしい。にんげんだな~!マリの鈍感さとのコントラストが絶妙。
出発の日の朝に決別宣言、なかなか重たいな……と思うも、お互いに自分の足で別々の道を歩いて、またいずれ再会できればと思う。



とても良い

南極行き、事後報告はさすがに怒られ発生するわな……。
事前訓練、隊長としらせの間にある複雑な思い。徐々に結束を深める4人。
母へのメッセージを送り続けるしらせ。
どこかに行きたい、なにかをやりたい、青春をしたいという漠然とした思いが、南極に行きたいという明確な目標になった。
しらせに誘われて、となりそうなところで、南極行きを決めたのは自分だ、と言い切るマリ。朝日とともに、「南極に行こう!」はつよい。



とても良い

子役ならではの苦しみをずっと抱えてきた結月、かたくなな心がほどけていく。友達となら、南極にも行ける。
南極に行く目的がバラバラな4人が、今後どう変化していくのか、期待。



とても良い

しらせは思いの強さに引きずられて突っ走るタイプ。マリと日向のゆるさと合わせるとちょうどいいのかもしれない。
民間の観測隊プロジェクト、資金面に不安を抱えるものの、打開策はあるらしい。
バイトをはじめて、歌舞伎町での作戦に挑んで、だんだんとマリが本気になっていく感じがいい。引き返せなくなってからが旅。



とても良い

青春、する。何事かを為したいけれどできない、ごくふつうの高校生が、突然南極という壮大な夢に出会う。
行方不明の母を追いかけて南極に行く、という強い思いと、果たして釣り合うのか?という感じもするけれど、物語が動き始めた。



とても良い

冒頭から後夜祭のシーンではじまり、小路のダンスとともに体育祭を振り返っていく構成がうまい。
小路自身が大活躍でもあるのに加えて、クラスメイトたちも小路の応援に支えられている。
ダンスでは、3組の面々はもちろんのこと、他の生徒も小路に惹きつけられており、学園のヒロイン。
木崎ちゃんも、小路のダンスに呼応するかの如く見事な演奏を見せる。
小路のおかげで、楽器を弾く楽しさを取り戻せた。
最終話まで映像が美しいまま、1クールを駆け抜けた、爽やかで癒される作品だった。



とても良い

いや~いいですね……。
新曲を引っ提げて日本にやってきたランジュ、いきなりライブでカマしてくる。強い。
同好会に入らず、自分のやり方で、自分だけの力で、理想のスクールアイドルになろうとするランジュ。
同好会のサポートをしながら、音楽の夢も実現しようとする侑のありかたは、ランジュにとってある種奇妙に映るのかもしれない。
加えて、ストイックなランジュから見れば、同好会のメンバーたちは、侑の助けを借りないといけない、ぬるい存在に映るのかもしれない。
でも、ランジュにも幼馴染の栞子や、作曲家のミアがいるわけで、栞子に案内してもらったり、ミアに曲を作ってもらったり。
ランジュは気づいてないかもしれないが、そうした存在はランジュの支えになっているのではないかなあ、と思う。
また、音楽の夢を抱いているのなら、同好会のサポートよりも自分の夢に専念したほうがよいという指摘は、なかなか的を射ている。
しかし、同好会という場があるからこそ、侑が夢を描きそれに向かって努力できる。それはほかのメンバーも同じ。そのような旨を侑が即答していたのはたいへん頼もしい。
ランジュと同好会、ふたつの異なる立場がどのように混ざりあっていくか……。
ただ、夢のためならがんばれる、とはいうものの、初回からキャパオーバーの不安がある侑ちゃん、心配です。どう活路を見出すのか。なんとかなってほしいですが。
ED、早くフルで聴きたい。回を追うごとに沁みてくるタイプな気がする。



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