よくあるなろう系のシナリオだし、大味な展開ではあるんだけどなんか癖になってしまうという意味ではクオリティは高くないけど気合いが感じられるアニメに仕上がっていたかな。序盤は作画が不安定すぎて大丈夫なのかと不安だったが、時折無駄にカッコ良すぎる演出を入れていてなんだこのアニメ!?となった。エンディングへの入り方が特にこだわりようが凄かったよね。キャラへのキャスティングもマッチしていたし
全体としてはまとまりはあった。
シナリオの繊細さとかはともかく、ラストっぽく全員集合して敵薙ぎ倒していく演出勢いありすぎだろ。
エンディング前のキャラとキャストの紹介めちゃ気合い入ってて笑った。
長崎を舞台にした時代劇。キーワードは”利便事(リベンジ)”と”アヘン”。結構戦闘とかキャラデザで派手目なことをやっていると思わせておいて実は堅実な脚本なんだよな。時代の中で流されてしまう人々の弱さ、苦しめられて恨みつらみといった描写がきっちり描かれてるし、その中で主人公の雷蔵が利便事屋としての生涯を全うしていく様がなんとも儚い。どハマりはしないまでもよく1クールでまとまっているアニメだったなと感じる。
あとは坂本真綾さんのエンディング曲がとてもいい。
ちゃんと最後は極悪人と相対してバトル、という風変わりを装って意外と王道なんだよな。リベンジの意義。とどめの一撃とんでもなくて笑った。
雷蔵の最後のシーンはなんとも言えない物悲しさがあったね…。こんな生き方をしなくてもよかったかもしれないのに…。
まさかの最終回でろくに解決しないエンドを迎えたせいで他の人の感想ツイートを見るまで最終回と気付かなかった….w 某YouTuberに「逆ラピュタ、空ナウシカ」と揶揄されてたけどあながち間違ってない。最初の数話は世界観が提示されきる前だったので得体の知れなさからくるワクワク感もあったが、それも束の間。リリハとカイナが合流して2人で旅立ってからはシナリオ面は下降線。最終的に進撃の巨人の最終盤的な感じになり、放り投げエンドで続きは劇場でって誰が見るねん!
文化祭回。いよいよ劇本番は何事もなく無事終了。分かれ目はフォークダンスの時に。
みすずとのことを淳はずっと気にしてたんだな。物憂げな表情がいいな。これでみすずもスッキリしたかな。
付き合うから何かを変えるわけじゃなく、親友でライバルで恋人という2人らしい着地点を見つけられたのがしっかりと向き合えた結果だね。
序盤はかなりアニメーション面もシナリオ面も良くて期待したけど終盤失速したタイプの作品。良かった部分としてはやはりキャラクターかな。特にメインの2人は良かった。千本木さんの天真爛漫の中に不安定さを抱えたアニスと石見さんの儚げでありつつも真の強さを持ったユフィの関係性へのフォーカスという観点ではよくできていたと感じる。百合作品として見ると悪くない….のかな?
世界観がかなり面白そうと感じたけどその辺りは結局あまり深掘りされずだったのであくまで関係性アニメとして見るのがいい気がする。
この作品、身内で戦わせるのがめちゃくちゃ好きらしい。最初にアニスが救ったユフィが、最後にアニスを救うっていうのは王道だけどよかったね。本当にそのままキスしちゃったのは笑っちゃった。
雪女の末裔だから感情が昂ると周囲に雪を降らせてしまうとかいう出オチ設定の作品。ネタと見せかけて結構本格派に展開してくるのかな、と思いつつ結局社会人モノもしてもラブコメとしてもギャグとしても中途半端だった感は否めない。リアル設定の中に不可思議要素を混ぜるのならばリアル部分(会社での出来事)をもっとリアルにしたほうが良かったのでは、というのが個人的な感想。今期は某天使アニメもそうだけど、ひたすら2人の甘々な感じを摂取したいとかいう人向けが多かったのかな。変にシリアスにしなかったのは良かったかも。
けじめの回。ブラックドラゴンがタケミチの傘下に….不穏ではあるな。稀崎を追放する緊迫感。追放したらしたで別の恨みが出てきそうだけどな…。
記念写真が何か実はキーアイテムになったりしそうだな。
雪山の小屋で暖をとると言ったら….絶対そうなると思ったら思い通りの展開に。ゴールデンカムイならみんな喜んで脱いでたな。
ロナデュエルドめちゃ楽しそう。俺も見てないアニメを批判したくないからクソアニメもちゃんと見るから闇のロナリストの気持ちはすごくわかるぞ。
荒北さんが言う負けたことがあるのが大きな財産になる理論、確かにそれはあるんだよな。
負けではないけど、小野田も失ったものは大きかった。それでも乗り越えた。金城さんの最後のキャプテンの仕事、お見事。