理解した気になっていたと述懐するガエリオ切ないな。
マクギリスの中には他者からの寄り添いとか、そうしたものを受け止める気がないというよりかは、幼少期の経験から彼の根本原理に常に「力を求めること」があって、それを譲れないんだろうな。もし、親友のガエリオがギャラルホルン内の合議制に関して、別の意見を提示できていたら、、、
まぁ、ガエリオ自身がマクギリスに憧れていたので、無理な話ではあったのだけど。
なんだ、鬱展開作る天才か。
國立さん、息遣い、発狂に至るまでの間、感情の爆発のさせ方、全てが洗練されてた。
あれは完璧にアジーの発狂だった。あっぱれ。
三日月のあの異常さというか、残酷さって要は「オルガについていく」っていう自分の中に絶対にブレない論理を一つ持ってるからだよな。
普通の人間だと自分の価値観に照らして判断したり迷ったりするのだけど、三日月の場合、たとえ自分の中で心情面でその論理とのギャップがあっても、無視できる。最強だけど、無責任というか。そして一番厄介なのが、オルガがそのことを理解しているようで理解していないこと。
オルガは、「三日月がとにかく常に前に進みたがってる」と思い込んでるじゃないかな。
軽い言い方をすれば、損切りってむずいのな。